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織姫と彦星が喜ぶ七夕!?

七夕の起源

七夕のもう一つの呼び名を知っていますか?七夕の節句と書いて、(しちせきのせっく)です。日本の四季を彩る五大節句の一つです。そして、そもそもの由来は、日本にあった棚機(たなばた)と、中国から伝わった乞巧奠(きこうでん)が一緒になったと言われているそうです。
棚機とは、女性が着物を織って棚に供えたり、神様を迎えて秋の豊作を願ったり、人々のけがれを祓う行事のことだそうです。お盆の時期でもあるため、仏教が伝わると、お盆を迎える準備として7月7日の夜に行われるようになりました。こうしたことから、七夕と書いて「たなばた」と読むようになったといわれています。旧暦の7月7日の行事なので、今で言う、8月20日くらいにあたると言われていて、地域によっては8月に七夕を祝うところもあるそうです。
乞巧奠は、7月7日に七夕のおりひめ星にあやかって、はた織りや裁縫が上達するようにとお祈りをするという中国の行事だそうです。
こうして、私たちがよく知っている、織姫と彦星の物語が拡がって、みんなで願いを短冊に書くというカタチに変わっていったそうなんです。

織姫と彦星の物語

織姫と彦星の物語って、みなさんちゃんと、知っていますか?わたしたち家族は、ちゃんとは知らなかったのです(笑)なんか、イメージとして、織姫と彦星が一年に一度愛し合う日というあったかい感じでしたが、実はちょっと違いました。
彦星は別名「牽牛(けんぎゅう)」と呼ばれ、牛(=稲)を引っ張る姿がイメージでき、「稲作」を意味しているそうです。また、織姫は別名「織女(しゅくじょ)」と呼ばれ、こちらは布を織る「織物」を意味しています。この「稲作」と「織物」はどちらも昔の人々の生活になくてはならない技術。しかし、二人は出会って恋に溺れ、結婚すると大切な仕事をしなくなるくらい二人で愛を育んでいたそうです。このことに神様は怒って、二人を天の川の対岸に引き離し、1年に1度、7月7日だけ会えるようにしたといわれているそうなんです。結婚して仲良すぎて怒られて、一年に一度しか会えないって、なんか悲しいですよね。

織姫と彦星夫婦に教えて貰ったこと

ってことで、去年の2021年7月7日に、織姫と彦星さんに教えて貰った大事なことを、実際に家族で実践してきました。よかったら見てみてください!

そして、今年の七夕は、もっともっと調べて進化させようと家族会議で決まりましたw短冊の色には、意味があるって知ってました?これまた、私たちは知りませんでした!ってことで、意味もこめて、全部の色に願いを書いてきました。良かったら見てみてください!


織姫と彦星が喜ぶ七夕

この2年間、七夕を実際に学び、そして、実際に実践してきて思うことがあります。一年に一度しか会えない二人は、地球のみんなから、自分の願いを叶えてくれと言われていて嬉しいのだろうか?っていうより、一年に一度しか会えない、二人の願いが叶うことを願ってあげたくならないですか?笑?

愛し合う二人が、仕事しろって怒られて、離れ離れになって、やっと一年経って逢えた日に、みんなの欲望が降り注いできたら、なんか悲しいなって思いませんか?

だから、これからの七夕は、私たちが、織姫と彦星の笑顔を願い、そして、すべてのみんなの願いが叶うことを願う日になっていったら、きっと喜んでくれるんじゃないかって思うんです。いつの日か、世界中で、七夕の日に、みんながみんなの願いを願う日になっていくと私たち家族は信じています。そしたらきっと、神様も考え直して、織姫と彦星は毎日逢えるようになるような気がします。

仕事はなんのためにするのでしょうか?
私や家族が笑顔になるため?

いや、もっともっと、広く大きく、みんなが笑顔になるためなんだと教えて貰いました。

織姫・彦星に伝えたい「ありがとう」


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