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ふたりのツイッターをやめれた話

デザイナーの古本とコンビを組んで5年。私は企画、古本はデザインでいろんなことをやってきた。そんでつい最近、古本さんからふたりのツイッターを消したいと連絡があった。「うん、いいよ」。2014年からコツコツ発信をしてきた私たちには、ありがすぎるほどに応援してくれる人が増えて、その応援の形が反応として返ってくることにいつも純粋に喜んだ。

ところがまあ、ここ2、3年はほぼふたりのツイッターの更新をしなくなった。古本さんとわたしが思ってたことに差異はなく、うん、そうだよねって感じだった。

企画とデザインするだけではダメで、自分だけが気持ちいいものを作るだけではダメでと思っていた私たちにとって、誰かに伝える努力ができる場所のSNS。が、発信することだけが手段ではないことに気付かされたここ2、3年。今知ってることだけが大事なことじゃないし、今知られることだけも大事ではないなぁと、私は思えるようになりました。

「かのこ、あの時の会議でめちゃくちゃいいこと言ってん、メモってるで」って言われて古本さんに見せられたノートの言葉。言ったこと忘れてたけど確かにめちゃくちゃいいこと言ってました。書きたくなるけど書かない、見せたくなるけど見せない。古本とかのこの次の指針となるようなこの言葉をデザインと企画で体現していければなぁと思います。

まだ晴れてる、この後は大雨が来るらしいが、かのこは香川に向かいます。美味しいものを食べるのです



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