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カウンセリングを受けてみたら、悩んでないと思ってたけど、ホントは悩んでいた話

 私の周りの人は、自分がネガティブな気持ちになったり、悩み事、困り事がなかなか解決しなかったりすると、気軽にカウンセリングを受ける人が何人かいる。しかし、どうも私は、カウンセリングと聞くと、ネガティブなイメージが先行し、今まで一度も自分のことでカウンセリングを受けたことがなかった。
 今回、所属するオンラインサロンで特別企画があり、カウンセリング資格を持つメンバー(さつきうみ さん)がセッションを行ってくれるというのでカウンセリングを受けてみた。
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1.悩んで困ってはいないと思っていたけれど、、、

 以前にも書いたけれど、悩み事、困り事というのは、突き詰めていくと、ほとんどが自分のことが原因ではなくて、自分以外の人から影響を受けて自分が困ったり、悩んだりするのだと思っている。なので、悩み事があって、にっちもさっちも行かなくなり、仕方なく相談するみたいな悲痛なイメージがあったのだけどそんなことはなかった。

 今回、カウンセリングを受けたのだけれど、特に悩み事があったというわけではない。ただ、取り組んでいることが多く、時間配分をどうするかを思案していたということがあったため、受けてみようと思ったのだ。

 カウンセラーが全く知らない人ではなかったから、雑談から始まった。かしこまって相談するという雰囲気にならなかったのでリラックスして会話が出来たのは良かった。
 会話は終始和やかに進んだのだけれど、時々、鋭い突っ込みやアドバイスがあった。
 どんな突っ込みやアドバイスがあったかというと、
「それ、ホントにやりたいことなの?」
「やりたいことリストを作るよりもやりたくないリストを作る方が、ホントにやりたいことが見えてくると思うよ」などなど。
 始終、和やかなムードの会話の中での突っ込みなので、素直な気持ちで受け取れた。

 人の役に立ちたいという思いから取り組もうとしていることは、とことん考え尽くして、取り組み始めた。そのターゲットは、自分が経験してきたことを今経験している人達を考えていた。自分の過去の経験は絶対に同じ経験をしてきた人には役立つことではないかと思ったからだ。
 でも、よくよく考えてみると、もう一度、その経験をしたいかと問われるとそんなことはなくて、その経験は、やろうと思えば出来るけれどやりたくないのだ。
 もしかしたら、自分がやりたくないと思っていることをやっている人に対して役立つのだろうかと気がついた。

2.なんで悩みに気がつかなかったか、

 自分一人で考えていると、考えが偏重していることに気がつかない。
 気がつくきっかけはあったのだ。
 カウンセリングの中でスケジュール帳を使っていますか?という質問があった。自分はかなり手帳には苦労していて、いろんな手帳を使ってきた。今使っている手帳はこれと画面越しにお見せする。
「あっ、これCHITTA手帳でしょ。女子力強いですね(笑)」
自分は周りの人から、よく「女子力強いね」と言われることが多いのだけど、まさかこんなところで言われると思わなかった(笑)
 話を本題に戻そう。
「手帳のすき間時間にあまり予定が入っていないですね。考えているToDoリストをスケジュールに入れられないのは、何か自分の中にブロックがあることが多いのですよ」という。
確かにそうかもと気がついた。もしかしたら、無意識に拒絶していたのかもしれない。自分の意識下では悩んでいないと思っていたのだけれど、潜在意識では、「どうしようか?」と悩んでいるのかなという気がしてきた。

 一人で考えていると、俯瞰の視点から見ることがどうしても出来なくなってしまうことが多い。自分からの視点ではなく、自分を客観的な視点からみることが重要なのだなぁと思ったのでした。

3.方向性をどうするか?

 自分は今まで、やりたいように生きてきた。ただ、生きる上で収入確保は不可欠だから、安定志向を目指してサラリーマンになった。社会人になると、周りの友人たちは、学生時代にやっていた趣味を止め、仕事と家族(交際含む)中心の生活になったけれど、自分は趣味は止めなかった。仕事以外に自分の居場所が欲しかったからだ。

「サラリーマン、特に男性は仕事と家庭だけが居場所になる人が多いですね、今までカウンセリングしてきた人達を見ているとそういう印象です。さきさんは、珍しいですよ、若いころから仕事と家庭以外の自分の居場所を作っているさきさんの人生そのものに需要があるんじゃないでしょうか?」

 うーん、なるほど。方向性をもう少しどうするか考えてみよう思った。結論は出さず、自分なりに自分の経験がどう世の中の人のために活かせるのかを考えようと思ったカウンセリングになった。

4.カウンセリングを受けてみて

 今までカンセリングときくとネガティブなイメージしかなかったのだけれど、カウンセリングも良いなあと、受ける前と受けた後では180°考えが変わった。
 うみさんのカウンセリングは、コンサルティングやコーチングに近いカウンセリングだったような気がする。悩んでいなくても、ホントは悩んでいたんだという気づきを得られたことが収穫だった。

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