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セルフ洗脳で作業効率を上げたい

認知的不協和という言葉があります。
元々中国共産党の洗脳方法から生まれた言葉で、その手法は

1. 共産主義の良いところを書かせる
2. 小さな報酬を渡す

と非常にシンプルです。今回はこの洗脳を自分にやることで、面倒な作業を進んでやるよう意識を改革したいと思います。




洗脳のメカニズム「認知的不協和」


まず、1では思っていないことを書かされることで、自分の意識と行動に差が生まれます。これが認知的不協和であり、この時人間はストレスを感じます。

これを解消するために「言われて仕方なくやっているのだ」と自分を言い聞かせることができますが、2で小さな報酬をもらってしまうと、「仕方なく」という言い訳ができなくなります。

こうなると、認知的不協和が解消されず、「強制されている行動」を変えることはできないので、逆に自分の考え方を変えるようになります。


結果、「共産主義にも良いところがある」と考えるようになる。というのがこの一連のステップのようです。


セルフ洗脳のやり方


今回はこれを、自分のために使えないかと考えました。

やり方はシンプル。

・やりたくないことをやる
・釣り合いの取れてないわずかなご褒美を用意する


まずはToDoリストを作成し、実行


以下具体例です。


やっぱりやりたくないことと言えば、絵の練習ですね。あとはついつい後回しにしてしまいがちな、事務作業。

まずは、やりましょう。面倒でも、ここをやらないと何も始まらない。僕の場合は、macのリマインダーを使って、一応毎日やることをまとめています。

とりあえず、これを実行することを第一の目標にします。


実行したToDoに応じてご褒美


やることをやったらご褒美タイムです。ものすごく地味なくだらない物の方が良いですね。

たとえばこんなにはどうでしょう。リマインダーはチェック済みの項目は「実行済み」としてカウントされます。

実行したToDoの数×10円のご褒美を、毎週自分に与える。

10個クリアすれば100円。50個クリアすれば500円の買い物が週末にできます。


報酬は小さく


このように報酬は、自分にとってどうでも良いレベルにするというのが、重要です。あまり大きな報酬を与えると、そのために嫌々やっていると考えてしまいます。

しかし微妙な報酬なら「私は毎週100円のお菓子をもらうためにやりたくないことをやっているのだ!」とはならないでしょう。


もしセルフ洗脳が上手くいけば、やりたくないことをやるのも有意義な意味があると、脳が勝手に勘違いしてくれるはずです。




実際そんなに上手くいくかはわかりませんが、ものは試しということで、実際にやってみたいと思います。

もしかしたら、ご褒美を与えずとも、「クリアしたToDoの数」を意識するだけで似たような効果が得られるかもしれません。

本当は何の意味もないのに、ゲームのキャラクターの火力が上がっていくことに人生の意義を見出すようなものです。


ということで、今回は以上です。

効果のほどはまた後ほど報告したいと思います。

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