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事実婚の法律婚の違い

しみけんさんとはあちゅうさんが事実婚をしたというニュースがありました。
とてもおめでたい、幸せなニュースにあやかって今日は事実婚と法律婚の違いに興味を持ちましたので、勉強したいと思います。

根本的な違いは、「入籍するか、しないか」

入籍するものが、法律婚。
入籍しないものが、事実婚

じゃ、具体的に何が変わるのか。

①書面上の見え方
住民票に「妻(見届)」と記入されるようです。

となれば、住民票上は事実婚ということは一発で分かりますね。

②社会保険などの適用
こちらは法律婚デモ事実婚でも同じのようです。

具体的には、健康保険の被扶養者、国民年金の3号被保険者、遺族年金の受取人になれる。

生命保険の受取人は保険会社によるようです。
会社の家族手当は、どうやら会社によるみたいです。

③家族割
携帯電話の家族割も法律婚・事実婚ともに適用があるようです。
同じく自動車保険の家族割も!
面白い!
顧客を囲い込みたい営利企業からは当然かな。

④税金
配偶者控除、配偶者特別控除、相手を保険金受取人とした生命保険料控除は、
全て事実婚には適用がないようです。

⑤相続
事実婚は、法定相続人にはなれないようです。
遺産を相続させたいなら、遺言が必要です。

⑥離婚
財産分与や第3号被保険者の年金分割は、ともにできます。
ただ、厚生年金の分割は、法律婚のみができるようです。

⑦子供
子供は、母親の戸籍に入ります。
父親とは、認知をしないと法律上の関係は生じません。

このようにみた感じ、
税金の控除や相続のような経済的なメリットが法律婚にはあるようです。
事実婚は、法律上の「配偶者」ではないので、配偶者としての恩恵はないのは仕方がなのかもしれません。

そうなると次に沸いてくる疑問が
「事実婚のメリットは?」です。

それは、戸籍を変える方に生じる煩雑さがないというメリットがあるようです。
銀行のキャッシュカードやらなんやらを変える手間が省ける。
離婚も楽だし、気楽というメリットが挙げられる。

事実婚と似ている概念として「内縁」がある。
内縁は事実婚の一部として扱われるようだ。

内縁関係は当事者の合意により事実上の夫婦としての生活関係が存在すれば成立する。
内縁と事実婚をあえて区別するのであれば、内縁はその実態だけで成立する点が
事実婚よりも要件が楽だろう。

事実婚について、お役に立てば幸いです。

お・わ・り


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