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【中国介入?本当かいな。その1】

日本のメディアも早速報道しているが、今日の午後、中国の「衛星」が南部の上空を通過した。

台湾のあちらこちらで警報が何回も鳴っていた。

しかしながら、通過したのは、本当に「衛星」であって、「ミサイル」ではなかった。

台湾当局の警報の文章では、中国語では「衛星」となっているが、英語ではなぜか「missile」となっていた。(衛星なのだから、sateliteと表記すべき)

この点を指摘された陳健仁行政院長は、国会で、「衛星の間違いです」とお詫びして訂正をした。

https://udn.com/news/story/10930/7696383

多くの人は2年前のミサイル事件を思い出した。あの時は、台湾を通過したのは本物の「ミサイル」だったのに、台湾政府は国民に一切知らせなかった。警報も一切鳴らなかった。日本の自衛隊がこのことを公開するまでずっと台湾政府はダンマリだった。(添付の青い模式図参照。政府は、成層圏を飛んだから領空でないので、と言い訳をした)

(注:なお、日本人にとっては、北朝鮮の度重なるミサイル発射の際によく北朝鮮側が「衛星だ」と説明してきたことに辟易してきたので、あれと同じで今回も本当はミサイルなんじゃないの?と思われる方も居るかもしれないが、今回は台湾政府が「衛星」と公式に認めております)

この騒ぎと関連するが、今回の選挙は、ひとつ大きなポイントがある。

すなわち、政権が変わったら、戦争になるかどうか?

国民党は、独立派の民進党を選ぶと戦争になるぞ、と一生懸命脅かしている。

民進党は、今回の衛星発射で、政権側がわざわざ警報を出して、党をあげて大々的に宣伝した。

そして案の定、現状民進党のグッドパートナーと化している日本メディアが報道して・・・と、おそらく予定通りの騒ぎにはした。

。。。しかし、衛星発射の場合は、民進党が事前に情報を把握していないとは思えないんだけどなあ。

今回の件、ネット上では多くの市民が、民進党はまた選挙間際のアレをやっているよ、とハハハと笑っている。

今回、こうした不必要な警報を出したことは、果たして民進党にとってプラスになるのか?それともマイナスになるのか?

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