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社会に適応できなくなった話


こんにちは。甘党と申します。
前回の投稿からだいぶ時間が空いてしまいました。

今日も私は元気にオタクしていますが

実は盛大に病んでました
そんで会社辞めました。ぴろろーん

あ、趣味で病んだんじゃないよ、もちろん。

私はコミュ障だしどちらかといえば陰キャな方ですが、根はポップな人間なので結構シビアな状況でも病むことはないポヨ~☆なんて思ってたんだけど、気づいたらメンクリにお世話になってたよ。

人様に読んでもらうようなことではないんだけど
私の性格上、喉元過ぎれば熱さを忘れるとこがあって、過去の自分を「もっと頑張ればよかった」とか
「頑張ってたらもっといけた」とかそういう風に思ってしまうとこがあり、今回こんな状態になってもまた同じことを思いそうなので、事実を記録しておこうと思って。

長くなるかもなので飽きたら全然途中で見るの辞めてね。

***

事の発端は、今年の初め頃にとあるベンチャーに転職したこと。
詳しく書くとアレなんだけどめちゃくちゃ少人数の会社で、できて数年の、とにかく制度も環境も整ってなさすぎる会社だった。

シンプルにパワハラ

小さい会社なので営業のトップが社長で
とにかく社長がバンバン仕事をとってきて
下の者たちがせっせとそれを捌く形のお仕事スタイルだったんだけど、ま~あ皆さん何にも歯向かうことができないのね。
成績も権限も1人が持ってて絶対王者的な雰囲気で。
そんでもって部下をイジることでしかコミュニケーションを取れんのだけどそのいじりが怖すぎる。
大きい声で全員に聞こえるように仕事のミスとかいじるし(オフィスがクソ狭物件なので小声でも聞こえてしまう)ミスっていうほどのことでもないことを責めたりね。
誰も歯向かえないし、かばったらその人が立たされて尋問が始まるのでその他の者たちはひたすら黙るしかない。

あと、その人がいないとこでめちゃくちゃ悪口言う。ああ、もう絶対自分も言われてるんだろなって感じで春の萎えぽよ祭り。

たまに機嫌がいい時は褒めてくれるんだけど
そこで邪魔してくるのが別の女性上司。
この方は自分以外の女が褒められるのがとにかく気に入らず、せっかくたまに褒められても「でも●●のとこ手際悪かったですよお」とか「そんなんできて当たり前ですよお」とか聞こえるように(クソ狭オフィスなので以下略)言うてくる。なんもいうことがないときは明らかに不機嫌オーラを出す。

最初は絵に描いたような「ザ・女」すぎて、「女やんwwwwwめちゃくちゃ女児やんwwwwww」とか思ってたけど、私と同じくらいに入った女性はうまく気に入られててモチベも精神もどんどん削られてゆきました。

なぜこの方が気に入られたかというと、アラサー未婚自虐ネタで「残業どんどんしますwww家に帰っても誰もいないんでww」とか言ってたからで、あ〜うまいなって感じでしたンゴ

おいどんは旦那にご飯作るから残業なるべくしなかったしな(↑この理由言わなきゃよかったw なんかこれ言った後めちゃくちゃいじめられたw)

シンプルなセクハラ

たまに褒めてくれるシーンはそれはそれでキモかったセクハラ発言。
これまた各社員の彼氏いじり旦那いじり彼女いないいじりは当たりまえだったんだけど、私に対して「ほんと●●がいてくれないと困るから妊娠しないでね」。

ひいいいいいいいいいいいいいいいい
キモくない?!やばない?!

入社するときにさ将来のビジョンみたいの聞かれたから仕事も家庭も両立したいですねハハハみたいなことは言いましたが。

しかも1回じゃないし、2人になると必ずこの話してくるし(営業の帰りに山手線の満員電車の中で避妊の話してきたときは死ぬかと思った)
本当に無理でしたね。

1回普通に体調崩したときも、もしかして、、違うよね?とか聞いてきて、ちんたまを蹴り上げそうになりました。

こう、文字にしたら大したことないのかも知れないけどあの空気感とか顔とかまじ無理ィ、、、

シンプルに劣悪な職場の体制

入社する前にさ、手当とかの部分に大体書いてある「残業代」が書いてなかったの。で、残業代って支払われますよね?て聞いたら「残業が0なので、残業代はありません!」て言われて。
そんなことあるんかいと思いつつ入社してしまった私が愚かなんだけど、まあ全然あったよね、残業。
みんなどういう心境で受け入れてたんだかわからないけど私はタダ働きは無理なので最初は抵抗してたものの定時で帰るのが私だけで、逆にヤバいやつみたいになっていってしまって。
もちろん業務は定時時間内で終わるはずもなく。

家のこととかやることもあるし(他のメンバーは本当に家族持ちいなくて、自由な一人暮らしばっかりだた)一旦帰るけど、家でやるしかなくてね。

あと、客層がめちゃくちゃ悪かった。
サービスの安さを売りにしていた会社だから、
とにかく安値でなんとかしろっていう客と
安いサービスでは賄えないからオプションつけて
こんだけ金払ってるんだからなんとかしろって客。

顧客の半分くらいが社長の営業でとってきたお客さんなんだけど、飲みの席とか異業種交流会とかそういう場のノリでとってきた案件も多くて。あとからシラフで下々の社員が改めて説明すると話が違うと言われたりね。

そのうち仕事に追われて
お客さんが怖くなってきた。
お客さんのことが頭から離れなくなった。

街の看板を見てその業種のお客を思い出す
テレビで出てくる地名で
そこのお客のオフィスを思い出す
近所の家の表札をみてお客を思い出す

思い出すたびに動悸がして苦しくなった。
朝、会社にいくのが嫌だった。
電車が止まればいいと思ったし、エレベーターが壊れればいいと思った。

だんだん、自分がコロナになったりケガしたりすればいいと思った。
大通り沿いを歩いてて
車が突っ込むなら私に、と思ったし
工事現場の下を歩いてて
機材が落下するなら私に、と思った。

会社に行かなくていいならなんでもいいやって思った。

それなら、会社を休めば、辞めればいいのにって
普通の精神状態だったら思うんだけど
私よりつらい人も残業している人も周りにいたので、自分が甘いだけなんだと思ってそんな選択ができなかった。

あまりの不調にネットで調べて、自分が適応障害という症状に当てはまることは自覚していた。
でも、私がメンタルやられるなんて、世の中にもっとつらい人もいるのに と思ってしまった。

ある日、朝会社に行く前に涙が止まらなくなってしまった。

それから2~3週間頑張ったけど、とうとう平日だけでなく休日も泣くことが増えた。
会社を出れば平気だったのに、家に帰ってもだめだった。
普通なら開放感ある金曜日の夜に、月曜日にまた働くことを思い
華金だと賑わう人々の中で、ひとり絶望した。
限界だった。

家族に促されメンクリに行き、適応障害であり、このままだと鬱まっしぐらと診断され、明日から働かなくていいと言われ、
そこから彼らとは会っておりません。
突然穴を開けてしまって申し訳なかったし、
こんなになるなら無理ぽと思った時に正式に退職願を出してきちんと引き継ぎして挨拶してやめればよかった。
もう、あの街には近づけないよ。ごめんなさい。

***

基本的にノリで生きてて、長々と悩んだりしないでパパっと判断するタイプだけど、こんなことになるなんて、入社前に吟味しなかった自分はバカだったよ。。

まあ、自分がバカって知れてよかったな。
あと病まない人なんていないんだな、自分を過信しすぎてた。

こういうときにオタクは推しに救われたって言うと思うんだけど、どうだろ
正直私は元凶から離れることが1番だったし
休養を取ることが回復の元になったと思う。

休養のお供に、推したちのコンテンツがあったのは言うまでもないけど。

あとINIを通じて仲良くなったTwitter上でのお友達の前では、明るくポップな自分でいれたのもよかった。
嘘をついているわけではないけどあくまでフェイクを入れてます、的な感じで。
病み散らかしてる時は浮上しなければいい話だし。

Noteはね、自分の思想入りまくりだから、書けなかったな。
結局いまになって闇部分をインターネッツの海に放出してしまっているわけだけど(すまそん)

現在は自由気ままに非正規の事務ちゃんとして
ゆるく社会復帰しております。
1年くらいはこのままの生活でいいかな。
将来のこととかお金のこととか考えたらベストアンサーではないけど。
とりあえず自分がしっかり立って生きることに集中したいです。

こんな長々と暗い話を読んでくださり、
誠にコップンカー。
次は明るい話で、また書きたいな。ヨロピ


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