見出し画像

急にアイドルオタクになった話

こんにちは、甘党と申します。
グローバルボーイズグループINI(アイエヌアイ)の
オタクとして活き活きと生きています。

今まで誰かのファンになったことがなかった私が、突如INIのファン(通称MINI)になった経緯をツラツラ綴ります。誰か一人でも、気になってくれる人がいたらとても嬉しいです。

あ、INIのことね。私のことはどうでもいいからね。

画像1


2021年5月。

私は親友の結婚をお祝いするために彼女の家を訪れていた。他の友人たちとケーキを買って、花束を買って、新婚ポヤポヤエピソードでも聞いてやろうかと思ってね。

けど、待っていたのは綺麗な新居のデカいTVに映し出された「Produce 101 season2」のパフォーマンス映像と、幸せそうに推しを語る新婚女だった。

えっプロポーズの話は?結婚式のこととかさ。挨拶緊張した〜とか。あるじゃん?色々。

ただ元々サバイバル番組系やリアリティー番組は結構好きだし見てきたほう。
とりあえず本題である彼女の話を聴きながらも、BGM代わり流れてたその番組が気になった。でも、人数が多すぎて誰一人覚えられなかった。

帰り際、見なくていいから○○君に投票して!と言われて、気が向いたらね〜と絶対向かない人の返事をした。そうは言っても投票してやるか、結婚めでたいし、と思って投票方法を確認したら、Gyaoのアプリを入れなくてはいけないとのこと。

やっぱ面倒くさい、やーめた。

なのに。

なぜか1週間後、私は完全なる国プ(※)と化していた。

※国民プロデューサーの略。日本に住んでるただの国民なのに、推しメンに投票するだけでプロデューサーという呼称を得られるという有難いシステム。

初めは60人が2~3人組でパフォーマンスするところから始まるから、めちゃくちゃ長いし、名前覚えられないし、なんか似てる人多いし(ド主観)。

なのに見てしまった。それも一気に。夢を追った大量のイケメンたちが汗と涙を流しながら、ステージ上でさらに別人のようにキラッキラ輝くんだもん。

学生や会社員をしてた彼らが、普段の生活を捨てて合宿所にきて、スマホも没収されありとあらゆるメディアから遮断されて、ただただ綺麗な夢と、そしてそれにほど遠い現実に向き合ってる。裏も表も全部見せてくれる(編集は大なり小なりあると思うけど)。こんなん、好きになっちゃう。

そうしてあれよあれよとファイナルステージの日が来た。出遅れたスタートだったが、すっかり全てのコンテンツを見終えて、前日と当日深夜の投票を済ませ、関係席に案内されそうな家族ヅラでその時を迎えた。(家で)

結論から言って、私が推しに推していた藤牧京介くんと西洸人くんは無事メンバー入りすることができた。出会って数週間なのに、引くほど泣いた。


何よりメンバーがみな口々に「投票して下さった方のおかげで僕は夢を叶えられました」と言っていたこと。

いや、アンタの努力よ?!実力よ??!

そしてこうも言う、「これから恩返しとして素敵な景色をたくさん見せていきます」と。
ええ、いいの?!アンタ、見せれちゃうよ??アタシ、見ちゃうよ??
もうどこまでもついていくよ…

画像2

こうして私は無事にMINIになった。

今までちょっと好きな芸能人はいたことがあるけど、ファンクラブに入るのも初めて。CDを買うのも中学生以来。最近はTwitterも開設して、新たな情報が出ればみんなと喜び合う。

正直ウワァ…と思っていたオタクそのものである。

でも、推しがいる生活ってすごく豊かだ。


声に出しては言わなかったけど、駅とかで推しの看板と写真撮ってるオタクさん、今まで引いてました。

ごめんなさい。マジで。

今なら気持ちがすごく分かる。特に看板なんて期間限定ですぐ無くなっちゃうレア感尋常じゃないし、自分と推しとが同じ画角に入れるなんて貴重な機会すぎるよね。これから推しが看板になったら、私、一緒に写真撮る。


あと、テレビで活躍する芸能人も、こうした熱心なファンのお陰で活動の場を広げてるんだってことを知った。いくら素敵な活動をしてても結果がでない(=お金にならない)と次はない。お金が全てではないけど、好きです。応援してます。という気持ちを、お金を払って何かを買ったりすることで示していくべきなんだと思った。

色んな芸能人を応援してきた方なら常識かもしれないけど、大人になって初めて大きく考えが変わったできごとだった。


最後は自分語りクソ女と化してしまいましたので次回はもう少し深く好きなところを掘り下げたい意向どす。


#思い込みが変わったこと

#INI


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?