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誰に話しても100%「はぁ!?笑」と言われてきた元カノとの思い出話を聞いてくれ

※この話は実際に私が体験したガチの話です。
リアルにノンフィクションでお届けします。


いま思い出しても「こんなヤツおらんやろww」と言えるぐらいの彼女でした。


私と同じ経験をした人は今まで聞いたことがありません。
マジで日本を探してもいるかいないかだと思います。
いたら教えてください。語り合いましょう。


今となっては笑い話でいい酒の肴になる経験なのですが、当時の私からすればヤンガスの大かなづちを脳天にぶち落とされたような感覚でした。
(マニアックな例えですみません)


そんな経験を友人に話すと、

「はぁ!?wwwそんなヤツ聞いたことないわwww」
「付き合ってると思ってたんお前だけちゃうんwww」

決まってこんな反応が返ってきます。


まぁ前置きが長くなってもしょうがないので、順を追って話していきますね。
上から読んでもらうのがシーンや感情が乗って面白いと思いますが、結論だけサクッと知りたい方は目次から「いつも通り家に行こうとしたら」へ飛んでください。


感想や同情があればTwitterでいただけると嬉しいです!


彼女との出会い


大学を出て新卒で就職し、関西の某都市に住みついて1年ほど経ったときの話です。


あまりにも手取りが少なく毎月の小遣いもほぼ残らないほどの経済状況だった私は、会社に内緒でネットカフェのバイトをしていました。


そこの従業員だった3つ年上の彼女と出会います。


彼女のスペック

・当時26歳
・164センチ
・Fカップ
・きゃりーぱみゅぱみゅを大人っぽくギャルにした感じ
・キャバとネカフェ掛け持ち
・お酒とクラブ大好き
(以下Sちゃんとします)


Sちゃんは昼勤務、私は深夜勤務で時間帯が違ったのですが、Sちゃんの夜仕事終わりにネカフェへ遊びにきたのが初めての出会いでした。


初対面だったこともあり、私の名札を見るや否や「あ!字がキレイな人!」とニッコリ笑顔で話す姿は、そのスタイルも相まってSちゃんに対する印象を爆上げするのに十分すぎましたね。


そんな出会いがあってから、ちらほら私が働く時間帯に遊びに来るようになり、LINEを交換して「今度ご飯に行こう」という約束を取り付けたんです。


破壊力しかないSちゃんにハマる


初デートの日、私のツボをドンピシャに捉えた服装でSちゃんは現れました。
3月のまだまだ肌寒い時期だったため、厚手のファーコートの下にボディラインのよくわかるニットの膝上ワンピース&黒タイツ+ロングブーツ。

(やば、可愛すぎる…)

「俺がこんな可愛い人とデートできるなんて…泣」と神様に土下座する勢いでその瞬間に感謝しました。
ガチでその時のインパクトが強烈すぎていまだに覚えています。


冷静を装いつつ私がよく行っていた和風居酒屋に入りました。
(実際はかなり興奮気味)


来店予約だけで特に席の指定はしていなかったのですが、横並びのカウンター席に通されたんです。


初めはお互い遠慮しつつ可もなく不可もなくの距離感でしたが、お酒が進むにつれて距離が近くなってきました。

しまいには「頭撫でて〜」とまで言い出すほどにしなだれかかってきます。
(美人局を疑うレベルです)


(マジかよ…男に生まれてよかった…)


でもさすがに店の中じゃあまりできないとなって、多少冷ややかな視線を背中に感じながらカラオケに移動しました。


部屋に入ってからはもう完全に2人の世界ですよ。
生々しいですが、Sちゃんなんと超敏感なカラダの持ち主。
ビジュアルも反応もかつてないほどの衝撃を受けました。


それもあってか、私はSちゃんに心酔していましたね。
(男ってほんと性欲にド直球なんですよ、すみません)


とにかくあらゆる面で破壊力のあるSちゃんと、この日から正式にお付き合いしよう!となりました。


数ヶ月後に体験する人生最大の感情ジェットコースターが待っているとは思いもしませんでしたが…


付き合いたてはめちゃくちゃ楽しい。でも…


自分史上歴代ナンバーワンのSちゃんと付き合えることになってからは毎日が楽しかったです。


私は昼過ぎ始業の会社に勤めていたため、私はネカフェ、Sちゃんはキャバクラの仕事が終わってからSちゃんの家に行き、寝て仕事に向かうような日もありました。
(Sちゃんの家はネカフェから近かったため)


お互い休みの日にはアウトレットで買い物したり映画館に行ったりと、とにかく楽しんでいたんですよね。


ただ、一抹の不安を感じる部分があったんです。


Sちゃん、クラブに好んで行くような明るくて社交的な性格の持ち主です。
そのため、とにかく交友関係が広い。


私と付き合う以前からも長い付き合いだという男友達(名前は忘れましたが下の名前を呼び捨てるほどの仲)が数人いて、私と過ごしている最中にも「〇〇がさ〜」とその男友達の話をたびたびするんですよね。


「まぁSちゃんのことやしな」と何となく不安な気持ちを隠しつつ話を聞いていました。


でもあるとき「やっぱり嫌やな」と思って言ってみたんです。


「一緒におる時ぐらいは男友達の話せんといてくれへん?」


Sちゃんは一瞬真顔になった後、また笑顔になって言いました。


「何〜?妬いてるん?笑 わかったよー!」


少し不安は残ったものの、わかったと言ってくれたことにホッとしました。
私としてはその男友達を知らないし会ったこともないので単純に話が盛り上がらないですし。


男女問わずだと思いますが、恋人の前で異性の友達の話をされていい気がする人っていませんよね。
まぁSちゃんを信じるしかありませんでした。


ですが少し経ったある日、それは起こったんです。


いつも通り家に行こうとしたら


その日はネカフェ終わりではなく、自分の家からSちゃんの家に行こうと連絡を入れました。


「19時ごろに行くね〜」


「いいけど、宿泊料いるよ?


????????????????????????????


ん???
え???
おお?????


どういうことですか?????


ちょっと思考が追いつかない。


え、今まで何も言ってなかったよね?


「待って、どういうこと?笑」


「だから、来るなら宿泊料ね。2000円」


金額がリアル〜〜〜〜〜!!!!!!!


ホテル行くより安いけど金額からガチ感漂ってる〜〜〜〜!!!!!


必死にSちゃんの考えていることを予想してはみたものの、マジでわかりません。


今まで何か余計なことしたかな?
水回りの掃除したのがダメだった?
買っていくお酒の種類が気に入らなかったのか?


でもまあ、さすがに冗談だろと。
彼氏を家に泊めるのに金とる彼女はこの世にいないだろと。


改めてLINEの字面を見てちょっと笑ってしもた。
違う意味で高鳴る鼓動(?)を抑え、とりあえず濁して向かってみました。


ピンポン。「どうぞ〜」
うん、特に変わった感じはなし。


私から宿泊料(笑)の件を切り出すのは少し躊躇したので、一旦そのまま過ごしてみました。
そしたらなんと、その日も、帰ってからもその話はSちゃんの口から一切出てきませんでした。


なんやねん!!!!!
びっくりさすなよ!!!!!


冗談でよかった〜と思いながらその後も何回か泊まりに行ってました。
この時はまだSちゃんのことが大好きだったので、おかしい話が出たのもすぐ流すぐらいの感じだったです。


でもまた来てしまいました。その時が。


2回目の通告


宿泊料の一件があってから1ヶ月ほど経った時点で、4回ほど泊まりに行っていました。


その日も変わらず泊まりに行っていたのですが、Sちゃんが突然言いました。


「ねぇ、まだ宿泊料もらってないよ?」


その瞬間なんというか、我に返ったような感覚があったのを覚えています。


あれだけ好きだったSちゃんのことが、なんだか守銭奴のように思えてしまって一瞬で氷の世界にでもワープしたような気分。


「おお、せやな。ごめんな忘れてて」


財布に入っていた諭吉様をそっと机の上に置き、


「すまん、今日は帰るわ」


と、自分でも驚くぐらい冷静に、かつ”今までありがとう”という意思を込めてSちゃんの家を後にしました。


圧倒的にあっけない終わり


その後はまぁ、真顔でLINEブロック&ネカフェにも辞める連絡を入れたわけですよ。


なので、Sちゃんが宿泊料を請求した真意はわからないまま終わってしまいました。
というか、怖くて聞けなかったです。


迷惑をかけている側がその原因を認識していないパターンは往々にしてあると思いますが、今回の件に関しては何度考えても理解が及びません。


少なからず私にも何かしらの原因があったのは認めるとしても、彼氏に宿泊料なるものを請求できる世界線と交わるとは想像できませんでした。笑


今回の件と同じ体験をした方がいるのなら、是非とも聞かせていただきたいです。


Sちゃんとの一件で得た教訓


「恋は盲目。これはガチ」


当時の私はSちゃんにのめり込みすぎていたからか、”どこかにあったはずのSちゃんの違和感”を感じ取れませんでした。

むしろ好きすぎて欠点が目に入らない状態だったと思います。


こういう状態って危険ですよね。
自ら勝手に溺れにいっているようなものです。


人を好きになることは素晴らしいですが、そこに人間心理の理解があるかないかで結果は180度変わってくるはず。


ということで、女性を対象に恋愛心理学を中心とした発信をすることにしました。


なぜ女性が対象かというと、私が男だから。


男性心理の情報はたくさんありますが、最終的に男心は男自身がよくわかっているのです。


男目線での意見や考察を踏まえ、今後は発信していきます。


最近作ったTwitterアカウントもありますので、興味があればチェックやフォローをお願いします。
(別垢の再利用ですが)


このnoteアカウントでも今後更新をしていくので、noteの登録とこのアカウントのフォローをして記事をチェックしてくださいね。


では、また別の記事でお会いしましょう!


P.S


「彼氏から宿泊料を取る」ということについて意見を集めてみたいと思っています。
いろんな方の感想を聞きたいので。笑


私のTwitterアカウントに固定されているツイート欄にリプいただけると私が見て返信しますね。


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