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フィリピンの貧困問題#物乞いの子供にお金を渡すか、否か(フィリピン生活22日目)


発展途上国では、子供、老人、障害者などの物乞いがいることも珍しく無いと聞きます。今私が滞在させてもらっているフィリピンのセブ島でも、渋滞中の車の窓を叩き、物乞いをする子供がたくさんいます。

今日、タクシーに乗っている際に渋滞にハマり、赤ちゃんを抱いた子供が物乞いにきました。
周りにあまり人がいる様子でも無かったので、窓を開けて20ペソ(約52円)を渡しました。
するとそれを見ていた老婆が後ろからすかさずやってきて窓をドンドンと叩き始めました。
すぐにドアに鍵をかけて無視を決め込みましたが、車中であっても、他の物乞いがいる場合には囲まれる可能性があり、危険だなと思いました。

今日は、そんな物乞いの方ににお金を渡すべきか否か、考えた1日でした。

その結果私は、
・子供にはあげるが大人にはあげない
・極力お金ではなく食べ物や物にする
・周りにほかの物乞いがいる場合や、徒歩の場合にはあげない
が良いという結論に至りました。

完全に私個人の考え方の問題で、未来のある子供に対してはホスピタリティが溢れ出るのですが、大人や老人に対しては、自分で人生を選択でき、全く同情の余地がないと思っているので、あげません。

子供にあげるとその元締めにとられるだけだよ、という意見があると思います。
しかし、その後大人に搾取されてしまったとしてもその子供が今日のノルマを早めに達成でき、少しでも自由な時間を持てたり、怒られないで済む可能性があるのならば、少しでも力になりたいと思うので渡します。
しかし本心としてはやはり、より子供本人に多くの利益をもたらしたいので、お金よりもその場で食べられるような食べ物が1番良いとの結論に至りました。

たった1回の行いでは何も変わらないですが、変わらないから何もしないのではなくて、その子に1回でも食事を与えられる人間でありたいなぁと思います。


ちなみに今日は、帰国までの最後の週末だったのでお土産を買い揃えました。

左からドラゴンフルーツ、スイカ、バナナ
独特な形の真珠のネックレス
近くのカフェで飲んだ本格カフェラテ。
お土産の定番。ドライマンゴーと、チョコがけドライマンゴー。あとマンゴリンド。
今日はつけ麺デリバリー🚚胃もたれしています。
間違えてものすごい数買ってしまってスーツケースの半分を占領しているオタップ。しかも好きなのは違う種類だったので娘から大ブーイングをくらっている。

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