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路上の香りは、ビタースイートな郷愁

時には昔の話をしようか

通いなれた なじみのあの店

マロニエの並木が窓辺に見えてた

コーヒーと一杯で一日

加藤登紀子『時には昔の話を』

ノスタルジアは香りとともに

みなさんが好きな香りは、なんの香りですか?

僕は思うのです。それはきっと、思い出に裏打ちされた香りであると。
僕が1番好きな香りは、喫茶店で味わう挽きたての珈琲の香りなのです。

本屋で買った文庫本を読みながら、珈琲を味わう。
店内に流れるジャズに耳を傾ける。
学生時代から続く、自分へのご褒美の時間。
一人で味わうほろ苦さ、そんな景色が思い出されます。

ライブに行こうと町田に出かけるSaturday

それはそうと、みなさん推し活してますか?
推し活はいいですね。人生を豊かにしてくれます。

今日のnoteは、先週土曜日の推しの路上ライブを中心にお話ししたいなと考えてまして。

実は私、生まれも育ちも多摩地域。
我が推し、加藤結さんの多摩エリア初上陸に
私のテンションも上がっております。

本人は、日程をすっかり忘れていたようですが・・・。

テンションが上がる理由がもう一つ、
生まれも育ちも多摩地域だった僕は、
実は町田駅前の風景が大のお気に入り。
多摩地域で暮らしていたときは、月に一度は遊びに行ったものです。

時を経て、昔馴染みの場所へ行く。
懐かしさの中で、思い出と出会う。
とても大切な時間を過ごす、そういう気分になります。

いざ久しぶりに町田に来ると、時間の流れを実感します。
変わらないものの安心感と、変わってしまったものへの淋しさ。

あのときよく行ってたラーメン屋は空き家になっていて、
いつも立ち寄っていた珈琲店は当時のまま。

それでも、街の雰囲気はあのころと変わらず活気がある。

たまには思い出の地巡りもいいものです。
気がつけば写真撮り忘れてました。あたしって、ほんとバカ。

決意の味は、ビタースイート

さて、街の雰囲気を十分楽しんだところで、
本日の目当て、加藤結さんの路上ライブへと向かいます。

本日の会場はこちら、JR町田駅前。

夕方になり、少し涼しさも感じるシチュエーションでの路上ライブ。
いつものように路上に座りこみ、太陽に照らされた熱を感じながら
一生懸命に歌う彼女の歌に耳を傾けます。

そういえば、昔は町田もそこまで路上ライブは盛んではなかったはず。
そんなことを思い、時間の流れはライブのスパイスになってくれました。


一生懸命歌うかとゆいちゃん
自撮りにも手を抜かないかとゆいちゃん
目線いただきました


居心地のいい雰囲気はいつもどおり。
しかし、この日は少し違いました。
ライブ終盤、加藤結ちゃんは1つの目標をはっきり口にしました。


『10月15日のライブ、100人集めたい』

100人お客さんを集める。これは相当に難しい。
きっと我々の見えないところで、大変なこともあるはずです。
彼女が生きてる世界は甘いことだけじゃない。苦味もある。

大変な目標とはわかっているけど、宣言したからにはやり切る。
そうじゃないと、先に進めないから。

そんな決意を感じた日でした。

推し活をしていると、様々な場所に行く機会があります。
そんな時に、ふと人生にこんなスパイスが加わるのです。
皆様も良い推し活ライフをお過ごしください。

最後に彼女の予定表を貼っておきます。
ご興味があればぜひ。

9月予定表

10月の路上ライブ、ソロライブ予定も貼っときます。
何やら告知なしで急に出没することもあるそうです。

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