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防衛費に充てる建設国債1.2倍に 「不文律」破り今年度5千億円超(2024年5月7日付報道)

こんにちは、藤沢優月(文筆業)です。
標題のような報道が出ていますので、共有します。

ことの経緯からして、日本国の防衛(つまり軍備)に関して、先の大戦以降、歴史的な転換点であると思われます。
しかし、報道されない。

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後ほど、まんまと記事を消されてしまわないよう、文章を魚拓させていただきました。ご了承ください。

また、著者が「問題」と感じるところを、太字にしておきました。
引用中の太字は、著者によります。

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防衛費に充てる建設国債の額が膨らんでいる。
政府は今年度に5117億円の発行を計画し、昨年度の1.2倍、額にして774億円増やすことがわかった。
過去の戦争の反省から、国は長らく防衛費を借金で賄わないとしてきたが、岸田政権が防衛力強化を旗印に昨年度の予算から解禁。
借金をあてにした防衛費の増額に歯止めがきかなくなるおそれが出ている。

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政府は野放図な借金を重ねたことが先の大戦を招いたことから、国債を防衛費に充てないことを不文律としてきた。
1965年度に戦後初めて国債を発行した際、当時の福田赳夫蔵相は「公債を軍事目的に活用することは絶対に致しません」と国会で明確に答弁していた。  
その禁を破ったのが岸田首相だ。
2022年末、今後5年間の防衛費をこれまでの1.5倍以上の43兆円とする方針を決定。「将来に向けた投資」のために発行する建設国債の対象に、自衛隊の隊舎などの施設整備や艦船の建造費を追加した。23年度の当初予算に4343億円の発行を計上した。  

今年度当初予算の防衛費は前年度より1兆1277億円多い7兆9496億円で、5117億円を建設国債でまかなう方針だ。
防衛費に充てる建設国債の額が増えるのは、「防衛力強化を段階的に進めるなかで、国債の対象となる施設整備費や艦船建造費が増えたため」(財務省主計局)という。

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諸論あると思いますし、より正確に論証するなら、見なければいけない点が多々あると思っています。
決して、1→2というふうに、乱暴に話は進められない。

ですが、非常にかいつまんで言いますと、要するにこれが、過去の戦争を招いたわけであり、預金封鎖を招いた。
端的に言えば、借金で軍備を増強し、戦争の中に入っていった。戦後、その借金が返せないから、国民の預金・財産を担保にさせてくださいね……という具合に、話が進んだわけですよね。

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歴史は、おもしろいほど、相似です。
過去の歴史を理解することは、「今ここ」現在進行形に起こっていることを、理解することでもありますね。

それでは、また。

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