その比喩表現いらなくない?

どうも、藤沢です。

僕は文章を読むのが好きです。

人の感性を閉じ込めた文字には温かさを感じます。

その暖かさが好きなわけなんですが、最近色々な文章を見ていて思います。

「その比喩表現いらなくない?」

です。

例えば、くっそ綺麗な夜景を見たとします。

その時に

「地面に落ちた星たちが手をつないで我々を出迎えてくれている」

という表現をしたとしましょう。(適当です)

しかしこの表現を見て、その時の心情は読者に伝わるでしょうか?

自分に文才があると他人に伝えたいがあまり、変になってませんか?

その表現自体は面白いし、真似したいと思えるような表現も多いわけなんですが

「どういうこと??」

となるときが多々あります。

上での例もそうです。

「地面に落ちた星たちが手をつないで我々を出迎えてくれている」

と書かれた文章からその人の感じたものを読み取れません。
つまり温かくない文章なんです。

それなら

「夜景が目の前いっぱいにあってクッソ綺麗!!!」

の方がその時の高揚した心情が伝わるし、何より温かい。

彦摩呂が海鮮丼を食べたときも

「うわぁ、海の宝石箱や~!」

ってよく言ってますけど、何言ってんだ?ってなりませんか。

それならそこら辺のガキに食わせて

「うまっ!」

って言ってくれた方がおいしそうに感じます。

…………

と言ってますが、比喩表現が悪いというわけではないんです。

むしろ僕自身、比喩表現はとても大好きなものです。

しかし時々、いい文章だな。
と思っていても、露骨に比喩表現を使われたら萎えてしまうので思い付きで書きました。

特に落ちはありません。



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