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風は何で感じるか?

「スリスリ」と撫で響く手元には森で拾った杖には少しばかり重いブナの枝。
胡桃油をコーティングする前の手磨き作業がゆったりボーッと太陽を浴びるのに丁度よく、とてもじゃないがさっさと終わらせようとする気も起きず2日目を迎えている。

今は太陽が山の尾根だけを照らす時間帯になっている。寒いが思い出しながら書くには致し方なし。。

「風は何で感じるか?」
この問いに「五感のうちどれか?」と条件付けると、「触覚」との答えが多くなるのではないかと思う。

しかし、

風は「視」れる。
揺れる草木や電線や洗濯物、不規則な風の流れに乗る虫や鳥。
風は「聴」こえる。
耳に直接響く「ボオォ」、葉が擦れる「サアァ」という音。
風は「嗅」げる。
足元の植物やコンクリではない遠くから流れてくる花の香り、季節を知らせる鼻裏への気温。

※「味」がちょっと思い付きでは出てこないのが残念だが(笑)

そんなことをなんとなく思い・書きたくなった今日でした。

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