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PTBS~PRINTING TELLER BOOK SERVICE~

こんにちは。藤原弟です。

先日のオンラインショップの記事には想像以上に大きなご反響をいただきありがとうございました。共感の声がとても嬉しく、私やスタッフの更なるやる気の源となっております。今後もガシガシ突き進んでいきますよ~!

さて、そのオンラインショップの記事でも、その前に投稿したメルマガサービスの記事でも、「PTBS活動の一環として~・・・」、と説明をさせていただいていました。

▽メルマガサービス

▽オンラインショップ

ところがうっかり。まだnoteでPTBSについて説明する記事を出していませんでしたね!なので今回は、そもそもPTBSとは・・・?について詳しくお話していこうと思います。

PTBSとは

PTBSは、“PRINTING TELLER BOOK SERVICE”の頭文字をとったもの。

本の魅力、紙の魅力を製造する立場から伝える集団です。
イベント出展形式で実際に制作したこだわりの本、めずらしい本の販売や展示をおこなっています。

いわゆる「印刷屋の本屋」として、自費出版本や出版を本業にされていない方の本を中心に、リアルなイベントで販売することを目的とした新たなサービスを2018年から開始しました。

なぜ、はじめたのか

このサービスを始めることになったきっかけは2つ。

まず1つ目は、2017年にアノニマスタジオさんが開催した「BOOK MARKET 2017」への出店。かもめブックスさんのブースの一部をお借りして、藤原印刷の印刷物を展示させて頂きました。

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そして2つ目は、「BOOK MARKET 2017」から程なくして開催された「1日限定!!夢の本屋イベント あなたの知らない本屋が東京・入谷に集結!!」への藤原印刷単独出店。

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どちらも物販はなく、紙・印刷・製本・加工などの説明をするだけでしたが、来場者・出展者の方々から大変ご好評を頂き、「購入もできますか?」「この本はおいくらですか?」と聞かれることも多くありました。

その時点ではまだ本の販売サービスをおこなっていなかったため販売はできませんでしたが、そこではじめて「もしかして、印刷会社ならではの本の売り方があるのでは・・・!」と気がついたのです。

本の内容や本を出すきっかけは作者さんも発信できますが、どんなサイズで、どの紙を使用し、どんな加工をしたのかなど、1冊の本が完成するまでのプロセスは、私たちだからこそ語れること。いや、私たちにしか、語れないことなのでは、と。

価値を高めていく

本を買う動機は人によってさまざまですが、「この作家さんが好き!」、「この出版社が好き!」などの好みも大きいのではないでしょうか。

でも例えば普段手に取ることのない本でも、出来上がるまでのストーリーを知ってもらうことで作品に対する愛おしさや、新たな「価値」を感じてもらえるかもしれない。さらにそれが作者さんの応援にもなるなら、なんて素敵だろう!

そんな思いから誕生したのがPTBSです。

イベント出店実績

PTBS立ち上げから今まで、数々のイベントに出店させていただきました。(イベント関係者の皆さまありがとうございます!)

『 KITAKAGAYA FLEA 2018 SPRING & ASIA BOOK MARKET 』主催:INSECTS
『 BOOK MARKET 』(2018年・2019年の2連続)  主催:アノニマスタジオ社
『商店と工芸』(2019年) 主催:商店と工芸実行委員会
『TORANOMON BOOK PARADISE』(2018年・2019年の2年連続) 主催:森ビル株式会社
『二子玉川 本屋博 2020』主催:本屋博実行委員会

また、2019年には当社主催のイベント開催も叶い、

『心刷展 in 韮崎』(2019年5月25日・26日)
『心刷祭2019』(2019年9月28日)
『心刷展 in 甲府』(2019年10月26日)

共同イベントも開催できました!

『印刷とデザインのステキな関係』(2019年12月14日)主催:ヒトコトデザイン×藤原印刷

当社で印刷した本をご来場者の方に説明し、感動していただいたり、直接感想を聞けることは、製造する立場として大きな大きなモチベーションとなっています。

また、イベント出店が作者さんの販売応援になるだけでなく、書店さんにも自費出版本を知って頂くきっかけになるなど、本に関わる方々の輪の広がりも感じるようになりました。

この活動を知って、「本をつくるなら藤原印刷で」とご相談いただくことも増えてきました。(涙が出るほど嬉しいです!!!)

印刷会社ですが、刷って納品して終わりではない、その先も寄り添っていける存在でありたいと思っております。

そんなPTBS、リアルなイベント限定にこだわり今まで多くの方に本の魅力を伝え続けてきましたが、今年は新型コロナウィルスの影響もあり、ブックイベントに参加することが難しい状況です。

落ち着くまでは、先日noteでもお知らせしたオンラインショップや、メルマガ、そしてSNSの発信などで、素晴らしい作品をお楽しみいただけたらと思っておりますので、引き続きどうぞよろしくお願いします!

東京営業
藤原章次

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