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2022〜2023年 妊娠・出産にかかったお金・もらえるお金まとめ 

先日、第3子を出産しました。
妊娠は、ちょうど政府が「次元の異なる少子化対策」と言い始めたころです。給付金が増えるのか? いつから?とニュースを気にしつつ過ごしました。

そこで、今回かかったお金を、ありのままにまとめてみました。


実際にかかったお金

ここでは病院にかかったお金とします。
福岡市内の産科クリニックに通院。出産もそこで行いました。全室個室ですが、特に豪華なお祝い膳が出てくるというようなことはありません。

健診(出産まで)総額:46,130円

最初の1回の健診は全額自費負担で7,570円。そのとき妊娠届出書を受け取り、すぐ母子手帳を交付してもらったので、次の健診からは助成券が使用でき、自己負担は助成に含まれていない時のエコー代など1,700円程度ですみました。
この額には、妊娠にともなう頭痛や便秘などの症状に対して出してもらった薬の処方料も入っています。そういった症状がない場合は、もっと安く済んだでしょう。
今回、最初に産科を受診したのは少し遅めでした。不安な時間を過ごしたくなくて、心拍が確認できるであろう頃に受診したからです。そのため、すぐ母子手帳の交付を受けましたが、妊娠を疑ってから時間をおかずに受診した場合は、母子手帳交付まで何回か自費の健診が入る場合もあるようです。

入院総額:207,260円(出産には想定外のことも…)

順調に記録をとっていたのですが、いきなり予想外のことが起こってしまいました。
お産のあと、出血がとまらず、私だけ高次病院に救急搬送されてしまい、6日間入院となったのです。
そこでかかったお金は102,080円。
問題のない妊娠・出産には保険が使えませんが、出産にともなう異常だったので保険適応になります。高額療養費制度を利用しましたが、部屋が個室だったので、食事代・部屋代が保険外でかかりました。

予想外のことが起きるものです

出血がとまり、治療を受けた後、出産をしたクリニックに戻って4日間入院しました。そこで支払ったのが105,180円です。本来ならこのくらいの額で済んだのかも。
出生証明書料 5,500円、
先天性異常の検査(任意) 12,000円、
産休の手当を受けるための証明書料 3,500円 を含んでいます。
出産育児給付金 50万円を使用しているので、総額だと60万円以上ですね。

過去との比較

物価高騰中の現在、医療費はどのように変化したんだろう?と思い、
第1子・第2子の時と比較してみることにしました。
いずれも、今回と同じクリニックにかかっています。

当時つけていた家計簿を出してきました

2015年

第1子のときです。

健診総額:47,350円

最初の頃に自費の健診を2回受け、予定日より遅れたので自費のNST検査を多めに受けています。

ところどころに日記のような覚書があって、つい当時のことを思い出しました
差し引きがマイナスなのは、健診に行ったからでした

入院総額:105,330円

このときの出産手当金用の証明書は1,080円でした。
医療機関が自由に価格を設定できるところです。

2020年

第2子のときです。

健診総額:35,270円

自費の健診が少なかったようす。

入院総額:182,500円

夫は育休を取らなかったので、家族も泊まれる特別室を利用し、第1子が毎日泊まって付き添い食を食べました。その分、値段が上がっています。
出生証明書料 5,500円、
先天性異常の検査(任意) 7,300円、
産休の手当を受けるための証明書料 3,500円 を含みます。ここで値段改定があったよう。

今回もらえたお金

出産育児一時金が42万円から50万円に増額

それでも入院費用は手出しが必要でした。
ただ、クリニックからはアロマスプレーや赤ちゃんのおくるみといったお土産をもらい、各部屋にティーセットやアメニティの備え付けなどがありました。
一時金が増額されたのは、年々増える出産費用に対応するためとのことですが、医療機関がホテル化した分費用が上がるのでは?と思ったり…(個人の感想です)

福岡市では妊娠を届け出ると5万円が給付

今回、健診に46,130円かかったので、この給付金でまかなえる計算です。
また、出産後にも5万円が給付されます。
8月からは、所定のサークル利用、子どもプラザの利用などで、毎月2000円の育児用品に使えるクーポンがもらえるそうです。

家計簿をつけていて良かった

婦人之友社の家計簿をつけ始めたのは、結婚した次の新年からでした。その年に第1子を授かり、家計簿に記録が残っています。
はじめての出来事を記録しよう、という一心でつけ続けた記憶があります。
おかげで、第2子を授かった時には、いくらくらい用意したらいいのか、おおよその目安をつけることができました。今回の第3子のときにも、参考にすることができ、つけ続けて良かったと思ったものです。
産休・育休をとると、支出だけでなく収入にも大きな変化がありますが、ふだんから家計簿をつけ支出を把握していれば、むやみに不安に思うことも減ります。

毎日の記帳の積み重ねが、我が家の大切な記録になり、安心して将来を見通す助けになる。あらためて、そこに気づくことができました。
今日も楽しく記帳しようと思います!

↑福岡友の会ホームページ

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