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プレミアム付商品券、どうなのか。

 令和元年10月、消費税が10パーセントに上がった。
 その衝撃をやわらげようというので企画されたのが、プレミアム付き商品券である。杉並区から私、妻、母宛に3通の引換券が届いた。
 当初あまり興味がなく、ほっておいたのだが、25パーセント得になるというので、ノルディックウォーキングのポールを買うのをきっかけに利用してみようということになった。
 郵便局に引き換えにいった。窓口ではずいぶん待たされた。交換作業に慣れていない感じだ。あまり利用されてないのではないかと疑った。わざわざ郵便局まで行って身分証を見せないと入手できないというのが、面倒くさい。
 一人2万円までで、使用期間は令和2年3月31日までという制限がある。使い切れるかどうかわからない。期間短すぎない? と思う。使える店にも制限がある。釣り銭が出ないので支払いもややこしくなる。
 2万円の現金で2万5000円の買い物ができるのでお得ではあるのだが、全体的に面倒で制限が多く、どのくらいの人が使う気になるか、疑問のわくサービスだ。

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