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古今亭菊志んのSHOWROOM落語配信。


 古今亭菊志ん師匠は、毎年、春から秋にかけて「古今亭菊志ん The 東京マンスリー」という勉強会を主催しており、連続ものの長尺落語を半年かけてじっくり聴かせていた。今年は休会となり残念だ。
 SHOWROOMというサービスは名前だけ聞いたことがあった。主にアイドル系の芸能人の人たちが配信サービスとして利用している感じだ。視聴だけなら会員登録をしなくてもいいのが気楽でいい。
 始まったら、画面の半分以上がアバターで埋まった(PCで観てる)。
「過去に2回ほどテレワーク落語に呼んでもらった。自分でも一回は配信してみようと思った。稽古段階の落語をやります」
 お店でのエピソード、買い物でのエピソードを集めていたら、今日、どっと集まった。
「それを読んでAMラジオのようなことをしてみたい」
 お店の人と会話できるか、値切り交渉の話など。硬すぎるアボガド丼の話がよかった。
 落語は「壺算」というかめを値切りに行くお噺。せともの屋の混乱ぶりが非常に面白い。
 視聴者数は943人だった。アーカイブはなし。

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