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2つの顔を持つ新酒「ブラン・ド・ノワール」の秘密に迫る!

北の大地で育まれた独り占めしたい味!?

今回のブログでは、
新酒ワインについてご紹介させていただきます。
青森県産のスチューベンという、
あまり知られていないブドウを使用したワインが、
とても面白く、皆さんと一緒にこの記事で
その魅力を探っていきましょう。

スチューベンの起源と青森県での栽培

スチューベンは、歴史の新しいブドウ品種で、
1950年代にニューヨークで生まれました。
その後、青森県の五所川原で栽培が始まり、
今では日本での生産も盛んに行われています。
青森県とニューヨークとの共通点が、
緯度や気候条件など多く、
この地域での栽培が成功している理由です。

深川ワイナリーに届いた青森県産スチューベン

黒ブドウのスチューベンから生まれる白ワインと赤ワインの製造方法

スチューベンは、
同じ黒ブドウから白ワインと
赤ワインが作られることが特徴です。
それぞれのワインの製造方法の違いによって、
色や味わい、香りが大きく変わります。
ここでは、それぞれの製造方法について
詳しく解説します。

白ワインの製造方法:
白ワインの場合、黒ブドウを収穫後、
速やかにブドウの果汁を絞ります。
この際、皮と種を除去し、
果汁だけを採取します。
この方法で抽出された果汁は、
黒ブドウの皮から色素が溶け出さないため、
色が薄くなります。
その後、果汁を発酵させてアルコール度数を上げ、
熟成させることで、
白ワインとしての味わいや香りが引き出されます。
スチューベンの白ワインは、
リンゴの蜜や爽やかな香りが特徴的です。

醸造中の様子

赤ワインの製造方法:
赤ワインの場合、
収穫された黒ブドウを破砕し、
果汁と果皮を一緒に発酵させます。
この過程で、果皮から色素やタンニンが溶け出し、
ワインに赤い色合いと独特の風味がもたらされます。
発酵後、果皮や種を取り除き、
さらに熟成させることで、
赤ワインの味わいや香りが洗練されます。
深川のスチューベンの赤ワインは、
ハーブっぽい香りが特徴です。

定期的に醸造体験も行なっています(公式LINEをチェック!)

このように、製造方法の違いによって、
同じ黒ブドウのスチューベンから
白ワインと赤ワインが生まれます。
それぞれのワインは、色や味わい、
香りが異なり、飲み比べを楽しむ際にも
面白い要素を提供してくれます。

遅れた収穫がもたらす独特な魅力

通常、スチューベンは
11月に収穫されることが一般的ですが、
今回のワインに使われたブドウは
そうではありません。

これは
木にそのまま残っていたものや
地元のおじいちゃん・おばあちゃんの
収穫が遅れたブドウを集めることで
12月に入ってから収穫された
ブドウを使って「ブラン・ド・ノワール」が
作られました。
これらの要因が重なることで、
独自の個性を持つ逸品が誕生したのです。

この遅れた収穫がもたらすブドウの特徴が、
ワインの風味に大きく影響を与えています。
醸造長のウエノは、
これら独特のブドウを巧みに組み合わせ、
他とは一線を画すワインを創り上げました。
彼が「すごく気に入っている」と語るのには、
そんな理由があるのです。

一生懸命作ってます

酸化防止剤不使用でおいしいワインをお届け

そして、この新種ワインは
酸化防止剤を使用せずに製造されているため、
安心してお楽しみいただけます。
ただし、そのため製造量は限られており、
貴重な逸品となっています。
ぜひ、この機会に
青森県産スチューベンの新種ワイン
「ブラン・ド・ノワール」をお試しください。

お買い求めはこちら

スチューベン ブラン・ド・ノワール

スチューベン赤


もっと詳しく知りたい人はこちら

YouTubeにて弊社ソムリエのイレイと
醸造長ウエノが
対談形式で「ブラン・ド・ノワール」
のお話をしています。
よろしければこちらも
ご覧ください。

https://youtu.be/xt3Hx4DpWNQ

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