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好きなマンガのセリフの話#1 〜葬送のフリーレン〜

読者様

いつもお世話になっております。ふかぐんです。
掲題の件につきまして、noteを書かせていただきます。
お読みいただければ幸いです。


ビジネスメールでは、だいたい⇧の文章を書いている気がする。
プログラミングにおける“おまじない”に似ているなと思ったりします。

葬送のフリーレンは、アニメもやってるし流行ってるし面白いし、メモ代わりに書いておこうと思ったやつです。
フリーレンは面白いので、夜に見ると最新話まで気になって寝れなくなると思うので注意だけしておきます。

というわけで今回は、葬送のフリーレンから、

葬送のフリーレン5巻 47話「フェルンと焼き菓子」より

勇者ヒンメルは最近、鬼畜だのなんだの邪道系ばっかりが見てきたせいで、真っ当な勇者久々だなという風に思っていました。
善性な勇者で人格者で人間味が薄いとさえ感じてしまいますが、放たれたこの一言は重く切なく哀愁さえ感じます。


なんでか?って、
フリーレン!!!お前のせいだよ!!!!!!
詳しくは1話目を見るor読んでください。


セリフについては、
「人助けをする理由は?」
とフリーレンから問われ、
誰かに少しでも覚えてもらいたいのかもしれない。生きていることは誰かに覚えてもらっていることだと思う。」
と返答するヒンメル。
再度、フリーレンから
「•••覚えてもらうためにはどうすればいいんだろう?」
と問われて出てくるセリフです。

読んだ時には、ワンピースの↓のセリフを思い出しましたね。

ワンピース 16巻 145話より

ちなみに16巻は2000年12月刊行らしいので、本誌掲載とかを勘案すると、もう24年は昔ですね。
ヤバすぎるよ…
というか、ドラマ王国編好きなのに16巻とかそんな序盤だっけ…ってなってるし、シャニマス関連で知り合ってる人は生まれてすらないという事実に震える。

要するに、人は忘れさられた時に二度目の死を迎えるという話なんですが、覚えられてる以上は本当に死なないよね。本当の死とは忘れさられること。という話でもあります。

ちなみに知り合いの知り合いが、終活をする際には誰からも忘れられるのが終活と言って、最低限の身内以外の関係は死期が近づいてきたのを悟ると全て断絶するというとんでもない話を聞いたことがあります。

脱線しましたが、フリーレンの話に戻ると勇者と呼ばれるヒンメルですら、本当の死の恐怖はあるし誰かに覚えてもらいたいという俗的な欲求はあるんだ…とひどく人間的なエピソードな訳です。

これを読んでる人だって、人から忘れられて悲しい思いをしたり、会ったことあるのに覚えてもらってなかったりなんてことはあると思います。自分もあります。
ヒンメルと一緒ですね。

誰もが思っているけど言語化ができないことを表現してくれるのがマンガの良さだし面白いですよね。

忘れられたくないなら、転じて、人に覚えてもらいたいなら、覚えてもらうように努力をしないといけないし、
その努力は、
“ほんの少しでいいから 誰かの人生を変えてあげれたらいいね”
という話。
『パンダ』だとしても、覚えられてたら嬉しいよというお話。

逆の話をすると、人生経験が少ない人間ほど人生を変えやすいし覚えられやすいよねーという話でもあるわけで…

若いうちの苦労はなぁ。ブック⚪︎フで買ってでもしろって言うだろ?中古でもいいんだよ

銀魂 247訓

他人にそう易々と人生変えられてたまるかよ!!という反骨精神の塊は、ぜひオフ会の主催とか飲み会の幹事とか合同誌の主催とか各種イベントの開催やnoteで感想を出力したりとか、色んな本を読んだりとか、オタク的には色々イベントを建てられるし挑戦できる環境ですし、色んな経験を積んで頑張ってください。

最後の最後に、このセリフはフリーレンが人助け(誰かの人生を少しでも変えた時)した時に回想して、にっこりというのも好きなシーンの理由です。
アニメもめちゃくちゃ良かったので是非!!

以上。🐼


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