(講評)令和5年[2023年度]都立高校入試英語問題を解いてみた(解答速報)

都立高校入試の傾向

令和5年(2023年)2月21日都立入試が行われました。私も昨年と同様まず英語の問題を解いてみましたので、印象を述べたいと思います。

大問1 リスニング 基本的に例年通り。現在完了進行形がリスニングにも登場しているが特に困ることはなかったはず。問題BQ2 英文で書かせる問題が不定詞の名詞的用法で解答させるところが新しい。(She wants) to visit other countries が正答であるが、another contriesと書き間違えるのを誘っていたようで間違えた人多数。ただ正答率は例年通りのように思う。

大問2 図表問題 Q1の選択肢の表が例年よりやや複雑になっている。4つの選択肢の中から3箇所を訪れるという文脈であるが急いで読み飛ばすと間違えそう。一方で英作文は、日本を訪れるMikeの家族に対して何をすべきかについて書く問題。易化したので英語の平均点をあげる要素になりそうだ。

大問3 対話文問題 participate in 〜が注にあるがtake part in~, join を含めて基本的な表現。listen carefully to~, don't be afraid of ~ing, encourage ~など基本的ではあるもの慣れていないと戸惑うかもしれない表現がちらほらがあるが問題自体は例年通り。

大問4 物語文問題 交換留学生Graceがホームステイに来る物語。易化。問題でひねられている箇所がほとんどない。sushi without raw fishが何なのかを理解できて、時の経過と物語の変化を順に追っていけば間違えないと思う。

平均点65点から70点以下と予想します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?