こんにちは。旅行計画アプリ nicody（ニコディ）でPMをしているふかわです。
年の瀬ということもあり「会社のメンバーでそれぞれ1記事くらい書こう〜！」と話が出て、どうにか年内に記事を公開しようと今12/29に絶賛キーボードを叩いています。

普段noteを書くときは、どうしても肩に力が入りすぎてしまって文章を何度も推敲しながら筆を進めるのですが、今回はゆるりと短く書いていければと思っています。

PM未経験からアプリを作り始め、UIデザイン・マーケティングなどあらゆる業務に取り組んできた私ですが、今年1年でもかなり困った部分をまとめようと思います。
それがアプリストアに掲載する”スクリーンショット”です。

現状のニコディではほとんどのダウンロードがアプリストア内での検索、すなわちASOにて成り立っています。そのため、アプリストア管理画面（AppStoreConnect等）でのキーワードやスクショは重要なものだと捉えて、今年かなり調べた記憶があります。

・・・しかしながら、スクリーンショットにおけるHowToってほとんど出回っていないんですよね。正解がわからない。ストアランキングはDL数・レビュー数にかなり依存している（はず）ので、ランキング上位の競合でもあまり参考にすべきではないなと思っています。

そこで、リリース最初期からのスクショ変遷・意識したポイントを公開してみようというのが今回のnoteです。

ニコディのスクリーンショットの変遷を大公開！

その1：2021年6月頃

◯意識していたポイント
・目立つためにはカラフルでおしゃれな感じにしなきゃ
・とりあえず伝えたいことは全部盛り込んでみよう
・仮説として立てていたユーザーニーズにどれか1枚刺されば良し

その2：2021年11月頃

◯意識していたポイント
・単調にならないようにしよう（特に最初の1-3枚目の一番PVが高そうな部分）
・ユーザーが無意識（思考停止）状態でも、魅力がキャッチーに伝わるような表現にしよう
・LINEで招待できることを訴求するなら背景緑のほうが良いのでは？（安直）

その3：2022年2月頃

◯意識していたポイント
・競合サービスのスクショはみんなカラフルだけど、「シンプルで使いやすい」って訴求なら白ベースのほうが良かったりするのでは・・・？
・「旅のしおり」ってキーワードからの流入多いし、1枚目に大きく書いちゃおう（スクショ2枚目）
・箇条書きで価値書いておけば3枚目まででとりあえずの機能全部知ってもらえそう（基本的に1-3枚目がユーザーにとってのファーストビューになる）

その4：2022年5月頃

◯意識していたポイント
・興味持ってもらいたいのであれば、YouTubeのサムネイルを真似するのが一番手っ取り早いのでは？
・自分自身がおしゃれでスタイリッシュに感じつつも、思わずクリックしたくなるYouTubeのサムネイルかぁ🤔
・よし、monographさんを参考にしよう（比較するとわかりますが、かなり構成が似てます。）

その5：2023年1月頃

◯意識していたポイント
・スクショ1枚目の吹き出しは、視線誘導的に上部のほうが良い気がしたので変更してみる
・スクショ4枚目に吹き出し増やして、LINEで招待できること強調してみよう（吹き出しの色もLINEっぽく）

【まとめ】枠線、最強！

個人的には、その4にて各スクリーンショットに枠線をつけたときから「手応え感」がぐっと増しました。
それはスマホ画面が全面に出てきているかのような錯覚が生まれるからだと思っています。
枠線つけるだけで”それっぽさ”も出るし、非デザイナーがスクショを作成する際には非常におすすめです。もっと流行ってほしい、枠線。

「PMがスクリーンショットまで自作している」というスタートアップが日本にどれだけあるのかわかりませんが、私はCanvaを使って普段スクリーンショットを作成しています。
Canvaを使えば簡単にスクリーンショットを作成できますし、今回みたいなnoteを執筆するとなったときでもサクッと過去バージョンを掘り出すことが可能です。（スクショに利用しているスマホ画面はfigmaを使って作成しています。）

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました！
よければ旅行計画アプリ「ニコディ」をダウンロードしてみてください！

【余談】キーワード設定はどうしてるの？

ちなみにASOでスクショと並んで大事なキーワードですが、キーワードの選定基準はこちらの記事を参考にしました。
（2015年の記事なので、2022年にどこまで当てはまっていると考えるかは怪しいですが。）