2020年10月1日、"大きなお友達“から拝借させて頂いた鋳薔薇ブラックレーベル（以降「黒薔薇」と表記）をノーコンテニューで1周ALLをした。

「鋳薔薇ブラックレーベル」は、前身にあたる「鋳薔薇」のマイナーアップデートバージョン。全世界で100枚のみ限定生産された貴重な基板だ。気になるお値段は、某基板サイトによると「ヤフオクで購入したグレ魔基板が余裕で20枚位買える値段」だった。ハンパねぇ。

超貴重な黒薔薇を遊び感じた事等々について纏めようと思う。例によって、筆者の体感やフィーリングで語る場面が多くなるので悪しからず。

1.基板のサイズについて

実物の基板を手に取り真っ先に思ったのは「小さっ！」だった。比較的最近のCAVE基板はサイズが小さいと聞いた事はあるがここまで小さいとは。普段、CPS2基板でグレートな奴を遊んでいる身からすると「実はマザーボードとかいるんじゃ…？」と思わざるを得なかった。

だが、JAMMAハーネスを小さな基板に挿し込みボードマスターの電源を投入すると問題無く起動した。科学の力ってすげーなと感じた。

プロギアと黒薔薇の比較。6年の歳月を経てここまで小さくなった。

2.鋳薔薇ブラックレーベルってどんな稼ぎをするの？

黒薔薇の稼ぎルーチンは下記の通りになる。

①勲章を取得しランクを上げる（勲章の点数に応じランク上昇値も増加）
②低速状態で敵の弾に擦り"XTC"値（自機上部の数字）を上げる
③XTC値が高い且つ敵弾が多い状態で全体弾消しが発生する敵を破壊、或いはボスの形態を飛ばす
④敵弾が薔薇アイテムに変換され、XTC値に応じて薔薇アイテムに倍率が掛かる
⑤薔薇アイテム取得で最低ランクまで減少する。

①〜⑤を何度も繰り返しスコアを上げるのが黒薔薇の基本的な稼ぎ方となる。特に、XTC値が高い状態での薔薇アイテム取得がアホみたいに稼げる。稼ぎポイントによっては、1回の弾消しで余裕でエクスデント（1000万）に届く。スコアドッカン系の稼ぎシステムとなっている。

2ボス稼ぎはお手軽に1000万以上稼げるのでオススメだ。

ボスの攻撃を掠ってXTC値を増やすのが黒薔薇の稼ぎの肝となる。

3.黒薔薇の難易度について

上記の稼ぎシステムもあり、稼げると残機がガンガン増え残機でゴリ押しが可能な為、比較的難易度は低いと感じた。実際、初ALL時の6ボスは残機を潰して波動ガン&アイテム取得時のオーラ（これがめっちゃ強い）で余裕だった。

だが、稼ぎを一切行わないプレイだと話は変わる。稼ぎプレイとクリア重視プレイは対極の位置にある。その為、クリア重視プレイではほぼ稼ぐ事が出来ず1000万点到達すら厳しい。稼ぎありきのゲームと言っても過言では無いだろう。

6面道中は超難しいので頑張って気合で何とかしよう。

4.まとめ

結論から言うと、黒薔薇は神ゲーでした。「稼ぎありきのゲーム」と言えば聞こえが悪いが、その稼ぎが非常に面白い。掠って掠って弾消しさせてドンっとスコアが入る様は非常に爽快感があり病み付きになる。要所要所でドカンとスコアを出すのが好きな方にオススメのSTGだ（ちなみに、基板を拝借させて頂いた”大きなお友達”はバトルバクレイドの稼ぎもやっている）。

ここすき

唯一の欠点と言えば、稼働店舗が少ない所。秋葉原のHEY以外で見た事が無い。そこは、なんだその。うん。頑張って下さい。それでは、今回はこの辺で。グリムレンの記事はモチベーションが湧いたら作ります。

次回に続く。
ARE YOU GREAT?