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俺とクソイカ 〜出会い編〜

リクエスト投稿。「グレ魔やってるプロデューサー」「プロギア2-5本当終わってる奴」「前川みく」、上記のイメージが非常に強い俺だが、実は過去にダライアスバーストACを相当やり込んでいた。今回は、ダラバーについて語ろうと思う。


ダラバーを始めたきっかけ

初めてダラバーを遊んだのは中3の冬頃だった。サンロード青森の近くのフリークス(インターネット漫画喫茶)で、リネージュのレベリングをした帰りにふらっと寄ったアムゼでダラバーが稼働していた。

「あんだべがあんのゲーム。わ今までみだごどなぇわ(現代語訳:何だあのゲーム。俺、今まで見た事がない。)」と思いつつも筐体に座りコインを投入した。1クレ200円だった。高杉謙信。

良く分からないままゲームが開始した。レジェンドで光導ルートを遊んだ。フランベルジュまでは行けた。何だこのゲーム、良く分かんねぇなあ。そんな感想を抱いた。だが、俺を惹き付ける何かを感じた。

帰宅後、ダラバーについて調べるとPSP版ダライアスバーストをアーケードに逆移植したのがダラバーACだと知る。じゃあ、原作ってどんなゲームだろう?

興味が湧いた俺は地元のGEOに向かい、PSPとPSP版ダラバーを購入。案の定ハマった。超面白い。PSPで特訓を重ね、高1の夏頃にユーズランド下田店のダラバーで光導ルート(レジェンド使用)をクリアする。高校生漁師誕生の瞬間である。


部活忙し過ぎだっつーの

高校時代は吹奏楽部に所属していた。県内では割と強い所だったが故に部活動が非常に忙しくゲーセンに行ける時間が殆ど無かった。悶々とした感情を抑えようと、ニコニコ動画のダラバー動画を片っ端から見た。遊べる日は死ぬ程遊んだ。

高2の某日、俺は運命の動画と出会う。非バースト機の「GAIDEN」を使用したOSXルートのスコアアタック動画だ。スコアは2.1億程度だったと記憶している。

「何か良く分かんねーけど凄え。ブラックホールがドッカンドッカン出てる。スコアもすげー高い。何だこの機体は?」

動画を見終わる頃にはGAIDENの虜になった。すぐさま俺はユーズランド下田店に向かい外伝OSXをプレイする。

「…何て最高なんだこの機体は!楽し過ぎる!!爽快感が半端ねえ!後、ドレッドフルウィップの曲が超カッコいい!!この機体とルートをやりこむしかない!」

昼食やジュースを我慢し俺は筐体に100円を入れ続けた。若さ故の無知からか、腐臭を放つ泥沼の様なクソゲーのスコアタを始めてしまったのだ。堕落の始まり、地獄の幕開けである。

これが10年以上俺を苦しめ続ける全人類の敵「クソイカ」との出会いだ。

当時の俺は冗談抜きでSTGが下手クソだった。具体的に、大往生3面道中が越えられない程度には下手だった。スコアタに至ってはやった事すら無かった。

今思うと、余りにも無謀過ぎる挑戦だと思う。過去に行けるなら昔の俺を厳しく説教してやりたい。こんなクソゲーに手を出すな死ぬぞ、と。

今回はクソイカとの出会いまで。次回に続く。

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