本日も強制性交等罪の少年事件について書いていきます。
　今回のテーマは再犯防止です。

１　再犯防止の重要性

　新たな被害を生まないために再犯防止が重要です。
　また、事件を繰り返すと、処分がより重くなっていきます。
　早期の更生をする上で再犯防止が大切です。

２　カウンセリングの利用

　性犯罪加害者を対象としたクリニックがあります。
　このようなクリニックを利用することで、再犯防止を図ることも１つです。
　どのクリニックに通うかを決めるにあたっては、以下の点を考慮されると良いかと思います。
　
①担当者の方の話しやすさ
　十分なコミュニケーションが取れなければ、効果的なカウンセリングが期待できません。

②自宅からの通いやすさ
　自宅から通いやすくなければ、クリニックの利用を続けることが困難です。

③通学や通勤との両立が可能かどうか
　なお、一定の期間、クリニックの利用に集中することも１つです。

３　監督者との対話

　監督者がいる場合、その方との対話も大切です。
　監督者とは同居の家族などです。
　事件の原因などについて話し合うことが重要です。
　なお、家族間では話しにくいこともあるかと思います。
　その場合には弁護士を交えて話し合うことも１つです。

４　少年事件に関する他の記事はこちらからお読みください

５　強制性交等罪の少年事件に関する他の記事はこちらからお読みください

６　ご不安な方はお問い合わせください

　ご不安な方はお問い合わせください。
　弊所では初回の法律相談のみのご利用も可能です。
　お気軽にご相談ください。

　弁護士法人福地海斗法律事務所
　弁護士　　福地　海斗（第二東京弁護士会所属）
　東京都中央区日本橋本町３丁目３番６号　ワカ末ビル７階
　電話：０３－６２０２－７６３６