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公開まであと9日。

櫻井麻七編

9回目の本日は、ムスビル幹部・七海役の櫻井麻七(さくらいまな)さんをご紹介。

麻七ちゃんの魅力は”影”
可愛いのに視野が広いのは何かしら影を持っているからだと思うのです。(超偏見)

ワークショップオーディションの時、合コンエチュードというのをやりました。
その時の課題は自分が嫌だと思う人を演じて欲しいというもの。
麻七ちゃんは誰に質問されても話を振られても、ただ「なんか、寒くないですか?」と言って体を震わせている女性を演じていました。
「なんか、寒い」これが1回なら別に嫌ではない。けど、これを繰り返すことにより、徐々に積み重なっていく嫌悪感。
別にめちゃめちゃ態度が悪いわけでも、めちゃめちゃ嫌なことをしているわけでもないけど、話は広がらないし、なんとなく場の空気も下がる。それでいてか弱い自分を演じることによって注目を浴び、構って欲しいという面倒臭さが垣間見える。
わかりやすく嫌な人を演じる人が多い中、同性にだけわかる「なんかこいつ嫌いだわー」と思わせる塩梅の人を演じている麻七ちゃんに、面白い子だな、と思いました。
しかも麻七ちゃんは可愛い。
私個人の勝手な偏見として、可愛い子は基本幸せな優しい世界に住んでいるので、心が広く周りの嫌な行動とかに鈍感なイメージがあるのです。
なので麻七ちゃんみたいに顔が完全に可愛い子でこの着眼点を持っている子は珍しいなと。
普段から周りのことをよく見て、観察している子なんだろうな、と同時に、何か影があるんだろうなとも思いました。

実際の麻七ちゃんは明るくて気さくで面白くて。
けどやっぱりどこかブラックな部分を感じる時があります。
そこはまだ深く掘れていませんが、その「なんかありそう」と思わせるそこはかと漂う影感が麻七ちゃんの艶っぽい色気につながっているのだと思います。
色気は出そうと思っても出ません。内面から出るものなのです。
本当にこれは素質の問題だと思います。

その内面から色気のある麻七ちゃんが外見まで持っているのです。
整った顔立ちに白い肌、サラサラの黒髪に清潔感のあるスーツ、そこからちらりと覗く隙。
そりゃイチコロですよ!(死語)

ぜひ、麻七ちゃん演じる七海の色気を大スクリーンでご堪能ください。

映画「スペシャルアクターズ」公開まであと9日。
明日は大和田克樹役の三月達也さんを紹介します。

10_櫻井


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