見出し画像

会場の下見に行ってきました

一昨日(12/1)音響スタッフと共に会場の下見に行って来ました.

会場の目黒区中小企業会館はJR/東急目黒駅を出て権之助坂を降り、目黒川沿いを右手に進んだ先にあります.

権之助坂は福田組にとって思い出深い場所の一つです.
通りを下って中程にあるライブハウス目黒鹿鳴館の隣にあったリハーサルスタジオ、「目黒マッドスタジオ」は初期の福田組のいつもの練習場所でした.
残念ながら2020年7月をもって40年の歴史に幕を閉じられました.

リハーサルスタジオらしくない落ち着いた内装、暖色系のうす暗い照明のスタジオに鮨詰めになって練習していた頃が懐かしいです.マッドスタジオでのリハーサルの様子がYouTubeに残っていました.約10年前の福田組のリハーサルの模様です.演奏しているのはAlan FarberのThe Compass, ソロを吹いているのは今回のライブの作曲・指揮を担当している大友遼です.

マッドスタジオの跡地は、当時使っていた2大リハーサルスタジオ、スタジオ音楽館高田馬場店と同様に屋内ゴルフ練習場になっていました.ゴルフ流行ってますね.


話は本筋に戻りまして、会場の目黒中小企業センターホールはその名の通り目黒区中小企業センターの管理する施設で、ホールの周りには同じく中小企業センターの管理する洋弓場、卓球場の他、区の管理する図書館、美術館、庭球場、屋内/屋外プールなどが集まった文化・スポーツの一大集積地となっています.

ホールは特徴的な菱形の傾斜した客席を持つ417人キャパシティの中ホールです.
ステージは広すぎずビッグバンドがちょうどのりきるくらいのサイズで、反響は多め.ところどころに来年で築50年という歴史も感じるレトロな趣もあり、ステージ下が控え室になっているところなどは現在東京建物 Brillia HALLとなって生まれ変わった旧豊島公会堂を彷彿とさせるものがありました.

客席にたくさんのお客様が入る事で、会場の反響も抑えられ適度な音響でお届けできるのではないかと思っています.最高の演奏をお送りするには皆さん1人1人のご協力が不可欠なのです.何卒.

会場全景
客席いっぱいのお客様にお届けできるよう祈ってます
会場内にある表示版にも当時のモダンが伺えます.

こちらの目黒区中小企業センターホール及び周辺施設については、建物の老朽化が進んでいることなどから建て替えに向けた計画が進んでいます.令和10年頃に現在の各施設が取り壊しとなるようです.

新しい中小企業センターないにもホールができるようなのですが現状の計画では傾斜のないフラットなタイプのホールになる可能性が高いそうです.
ぜひこの機会に現在の中小企業センターを目に焼き付けにいらしてください.

目黒川の眺望

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?