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それではいつも通りの一句 ^^;(相変わらずの駄作)

後回しにしがちなんだ。これが ^^;

突然こなくなる社員であったり、勝手に残業する社員など、いろんな勤怠不良社員がある訳ですが(困ったもんだねー)幸い、まだ「勤怠不良社員が起こっていない」うちにできる予防(今のうち、オススメ)は下記5点です。
 
(1)採用選考をしっかり行う
これが一番大事です。採用選考の段階で注意すべきです。履歴書や面接を通じて、応募者がどういった経緯で、自社に応募してきているかを見極めましょう。

ここでは新規入社を想定していますが、在職社員であれば、例えば、「担当替え」「異動」も採用時点とみることができます。

それまでの勤務状況、適性などから、本当にその「担当替え」「異動」が有意義になるか検討すべきですし、気分一新となる、この時期に会社からの留意事項などをしっかり伝えることが大事です。
 
(2)早い段階で「悪い変化」にきづく
日頃からコミュニケーションを大切にし、社員の様子を観察することが重要です。些細な変化も見逃さず、必要であれば早めに対話を行い、問題を解決することが勤怠不良社員を防ぐ鍵となります。

ただ勘違いが多いのですが、コミュニケーションのつもりが、一方的な伝達や質問攻めをしているケースがあります。必要なコミュニケーションとは、相手の声を聴き、相手の様子をしっかり見極めることです。

口数が多いことがコミュニケーションではありません。その際、「悪い変化」に気づいた場合、「空振り」でもよいので、声をかけるべきです。
 
(3)健康診断を確認する
入社時の健康診断、定期健康診断の結果は時折確認しておきます。そもそも健康診断結果は、労務管理上も重要な情報源ですが、あまり活用されていません。ただ受けさせて終わりが多いです。

当然、一定の権限者しか見ることができない資料ですが、ある程度、社員の健康状態を把握することが必要です。「例えば疲れがたまりやすい傾向にある」「過去に精神疾患を患ったことがある」などを把握しておくだけでも、勤怠不良社員とならないような予防策を考えることができます。

できれば、「衛生管理者」を権限のある方に取得させるとよいでしょう。そうすることで、「心身の健康」への意識が会社としても高まります。社員の身体的、精神的な健康状態を把握することで、問題が起こる前に対処することができます。
 
(4)何に興味があり、興味がないのかの面談をする
社員の興味や関心を知るための面談も重要です。仕事に対するモチベーションを高めるために、個々の社員が「何に興味を持っているのか」、「どのようなキャリアを望んでいるのか」を理解することが必要です。

社員の興味、関心は聞かないと、まず分かりませんし、本人からも話してくることはありません。

と言いつつも、比較的本人の関心、興味を把握するのに有効なのが、「履歴書の学卒後最初に就職した会社」です。もちろんそうではない人もいますが、学卒後の就職先は、本人の最も行きたい業種、業界、職種であることが多いです。そこから、本人の興味、関心を深堀してみましょう。
 
(5)今の給料だと「これぐらいの仕事が出来る必要がある」を伝える
勤怠不良社員の中には、自分が勤怠不良であることが分かっている方もいれば、全く認識がない方もいます。言い方には十分注意する必要はありますが、本人が「何ができていて」「何ができていない」「会社としては、これぐらいはできていないと、評価しづらい」をしっかり伝える必要があります。
 
多いのは、勤怠不良の状態であるにも関わらず、特段注意もすることもなく、周囲の同僚や経営者は「〇〇さんは、勤怠がよくない」と気持ちをため込んでいる、でも当の本人は何も感じていない。

その状態で、ある日、「突然」「急に」勤怠不良であると、堪忍袋の緒が切れたように、注意、ひどい場合は「解雇」を伝えたがる社長も少なくありません。「今、どういった状態である」「このぐらいの仕事が出来る必要がある」、給与に見合った仕事の期待を明確に伝えることで、社員が自分の役割を認識し、責任感を持って働くことができます。

そして「出来ていない部分」を改善するために、会社として、こういうサポートをしていきたいと本人に伝えることも大事です。誰だって「出来ていない」ことを言われるのは嫌なもの。ただ、そこに会社としてはサポートしたいの親身な気持ちは伝わるはずです。
 
以上の5点を注意することで、勤怠不良社員を出さない予防ができるようになります。勤怠不良社員を出せば、本人も会社に居づらくなるし、会社としての大きな損失です。

しっかり予防をしていきましょう

それでは、また ^^ /


【今日の要約】「私は忙しいから、要点だけ読みたいっ」と、
お急ぎの方&せっかちな方^^; は、こちらをどうぞ^^

勤怠不良社員の予防策としては、以下の5点が挙げられます。

  1. 採用選考をしっかり行う:応募者の過去の勤務態度や自社への志望動機を見極める

  2. 早い段階で悪い変化に気づく:日頃からコミュニケーションを大切にし、社員の様子を観察する

  3. 健康診断を確認する:定期的に健康診断を行い、社員の健康状態を把握する

  4. 興味や関心の面談をする:社員一人ひとりの興味やキャリアプランを理解し、モチベーションを高める

  5. 給与に見合った仕事の期待を伝える:社員が自分の役割を認識し、責任感を持って働けるように明確に伝える

これらの対策により、勤怠不良社員を未然に防ぎ、職場の環境を改善することができます。


▼今日の内容に関連して、音声配信もしています^^; 
自ら「ふくちゃん」という恥ずかしさ。。。^^;
あくまでお堅い仕事を払しょくし、親しみやすさを出す「キャラづくり」なのでお許しを。

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