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新入社員の君に伝えたい5つのこと


「新入社員の君へ」


社畜になるなとか、やる気の搾取とか、ライフワークバランスとか、仕事を一生懸命にやるのはナンセンスみたいな風潮が言われているけど、どうかそんな声に感化されないで欲しい。

なぜなら、君の人生がつまらなくなるからだ。

就活は大変だったよね。慣れないスーツを着て、ネクタイを結び、自己PRを考えて、エントリーシートに記入、敬語を使って、なんだかこれからの人生がまるで灰色の空みたいな気分になる。何かに縛られて生きていくような憂鬱な気分になったこともある。大学の後輩が何も考えずに仲間たちと遊んでいる姿がちょっと羨ましくなりながら、それでも早く内定が欲しくて頑張った。

企業からの不採用通知はきつかったね。あれは、自分そのものを否定されたような気になる。社会から「君はいらない」と言われているようだ。結論だけの「NO」を突き付けられるから。やる気がないように見えたのなら、教えて欲しい。受け応えの何がいけなかったのだろうか、考えてもわからない。もう自分を採用してくれる会社はないのじゃないだろうか。そんな不安を打ち消しながら、一社、また一社と挑んでいった。

そしてようやく掴んだ採用通知。あれは嬉しかった。

そして、ここからが、君の創る人生のスタートラインだ。
君は、どんな未来を思い描いているだろうか。


「新入社員の君へ」

苦労して、せっかく入った会社なのだから、そこで幸せになることを考えよう。社畜にならないとか、副業始めるぞ。なんて考えるのは、せめて3年しっかりやってからにしよう。自分の居場所は自分で作らないと誰も用意はしてくれない。君がいまやることは、会社に集中することだ。人生の中の1年くらい、徹底的に社畜になったっていいじゃないか。一生懸命にやると、学ぶものはたくさんある。テキトーにやっていては、何も生まれない。

さて、社会人になる君に5つのプレゼントがある。どれも聞いたことがあるし、中には既によく知っているものもあると思う。けれど、これらは何度考えても、どう考えても、絶対に大切なことだから、しっかりと受け取って欲しい。心して取り組んで欲しい。

1.レスポンスを早くする


これは小さなことだけど、その積み重ねは大きい。君に対する信頼は高くなる。レスポンスって、必ずするよね。メールをもらったら返信する。早いか遅いかの違いは、とても大きい。遅くなると、丁寧な文面にしなくちゃならないし、遅くなったお詫びも付け加えないといけない。余計な仕事が増える。早いレスポンスは、コスパがいい。労力が少なくてすむし、「仕事ができる」という高評価をもらえる。そして何より、「あ、忘れてた!」がなくなる。

2.挨拶をする


言い古されたことだけど、人間関係を作るなら、挨拶を抜きにしては語れない。会社は仕事をするところだけど、とんでもなく人間関係が大切な場でもある。人間関係が悪ければ、仕事も教えてもらえない。何より君自身が楽しくないだろう。だから、挨拶は積極的にしよう。相手からの挨拶なんて期待しなくていい。自分の未来を創るつもりで誰に対しても気持ち良く笑顔で挨拶をしよう。

3.時間は守る


時間を守ることは社会人なら当り前のことだ。当り前のことができない人間は白い目で見られる。時間を守らない人間の発言権は低くなる。ましてや遅刻した日は、肩身の狭い思いをしてオフィスにいないといけない。自分を小さくしてはいけないのだ。だから、時間は守る。

4.理不尽なんて当たり前と思う


納得できないこと、たくさんアル!依怙贔屓、アル!世の中、理不尽は当り前と思っているくらいでいい。どうしても納得がいかないことがあれば、穏やかに質問する。熱くならない。目先の不愉快なことにイチイチ反応していたら、その先の君の大きな目的地に到達なんて、できっこない。君の手で自分の人生を創るのだ。周りのノイズに振り回されて道を見失ってはいけない。

5.会社なんていつでも辞めていい


誰だって、自分のいるべきところじゃない場所に間違えて足を踏み入れてしまうことはある。どうしても辛い。ダメだと思ったら、そんな時は、サッサと辞めてしまおう。会社なんて、世の中にたくさんあるし、世界は広い。心が折れて、自分が自分らしく居られないなと思ったら、勇気を出して辞める決心をしよう。
そして次は、同じ失敗をしないことだ。どうすればいいか、それは、「どういう仕事が合っているか」「どういう会社がいいか」を真剣に真剣に、もう脳味噌が溶けてしまうくらい真剣に考えることだ。君がどういう人間か、何が好きで、どんなことを大切にしているのか、夢中になれるものは何か、会社に何を求めるのか、徹底的に見つめてみよう。そして、消去法でいいから、業種を決める。君の条件に合った会社をピックアップする。そして、グングン動きだそう。大丈夫、君の未来は明るい!


最後にもう一言、いいかな。

やらされてるとか、働かされてるなんて、被害者意識で生きて欲しくないんだ。

自分から主体的に仕事をすると楽しくなる。

人生を君自身の手で切り開いていって欲しいと、切に願う。


byふくまる



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