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広島竹原地区の豪雨被害の藤井酒造(龍勢)さんを飲んで応援致します。

こんにちは、安井郁子です。
記事を読んでくださる方、応援してくださる方、いつもありがとうございます。
今日はニュースでも報道されていた広島県竹原市の豪雨災害の状況と、そのエリアに蔵を構える藤井酒造さんの状況をお知らせ致します。

豪雨被害の一日も早い復旧をお祈り致します。

まず、7月8日の広島県の豪雨により被害に遭われました皆様、並びにご家族の皆様に心からお見舞いを申し上げると共に一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。

ほんとうに、コロナ禍の中で、自然災害はどこまで容赦してくれないのだろうか…

三年前に続き甚大な被害をうけた藤井酒造さん

広島県の豪雨の中でも被害の大きかった地域に、竹原市と広島市中区があります。

竹原市は風情のある街並みのとても素敵なところですが、7月8日の早朝より続いた観測史上最大を更新した大雨により、浸水し始め、なんと1メートルぐらいまでの水位となったそうです。

7月8日午前6時頃〜
竹原市で6時間の降水量が観測史上最大を記録し、市全域に警戒レベル4の避難指示が発令。
7月8日午前7時ごろ
竹原市各地で浸水、道路陥没や断水が発生し、町並み保存地区も一部浸水し、藤井酒造の敷地全体が浸水。


現在、被害の最終的な全容は確認できておりませんが、出荷などのメドもたっておりません。

藤井酒造さん水害

ツィッターなどによりますと、水は引いてきて、ごみを運び出すなどを近隣の方々と復旧に向けての活動も徐々に行っているようです。
すぐに駆け付けられずに、申し訳ございませんm(__)m

何もできないでいるふがいない自分ですが、これ以上、竹原地区で、二度と大きな自然災害が起きないことを、祈るばかりです。

藤井酒造のお酒を飲んで応援

取り急ぎ、
私たちには、飲んで応援させていただくしかありません。

愛飲家の方には、お馴染みの藤井酒造さんのお酒ですが、改めてご紹介させていただきますね。
お酒屋さんにおいてあったら、ぜひ、お試しくださいませ。また、現在は品切れであっても、商品が供給できるようになりましたら、継続的に、ぜひ、
「飲んで応援!」をよろしくお願い致します。

お酒の味わいから、通好みのファンが大変多いのですが、もし、ご存じなかったという方がいらっしゃいましたら、この機会にぜひ、お試しいただけたらと思います。

いろいろな商品がございますが、”龍勢”が代表的なブランドになります。最近では飲食店さんにおかれることも多くなっていた、インパクトのあるネーミングの「夜の帝王」も、藤井酒造さんのお酒です。

定番商品 龍勢

龍勢というブランドの定番酒としては、純米吟醸の白ラベルと、純米大吟醸の黒ラベル があります。

龍勢白ラベル

白ラベルは、純米吟醸酒ですが、香りがあるタイプというよりも、生もと造りならでわのしっかりとした味わいが特徴となります。
白ラベルに合わせるおつまみレシピ(鰯のフリット)はこちらでもご紹介しております。
         ↓

http://www.oboshi.co.jp/2013/06/08/12/


龍勢黒ラベル

こちらは、山田錦を100%使用した純米大吟醸酒です。
前菜のみ活躍できそうな華やかな香りが印象となる大吟醸タイプではなく、、、
控えめな香り、しっかりした味わいで、ふくらみがあり、食事と共に楽しめる純米大吟醸になります。

縁起の良い龍の絵柄、リッチな黒いボトルやラベル、贈答用のパッケージもございますので、これからの時期、ご贈答にいかがでしょうか?

「夜の帝王」シリーズ


インパクトのあるネーミングの日本酒「夜の帝王」。

”夜の帝王シリーズ”にも、味わいも個性も異なるいくつかのお酒がありますので、ご紹介させていただきますね。

まず、通常の白いラベルの定番の「夜の帝王」から。

夜の帝王特別純米酒

定番の「夜の帝王 特別純米酒」は、気軽に飲める晩酌タイプのイメージです。冷酒から熱燗まで幅広い温度帯でお楽しみ頂けます。お料理も、家庭料理に幅広く対応できるタイプになります。

「夜の帝王 Forever」

こちらの濃いシックなラベルは「夜の帝王 Forever」です。純米酒の限界を目指したお酒で、アルコール度数が20%ぐらいと高く、、日本酒度も-9と、濃厚で個性的ながら、飲み飽きせずにがっつり楽しめるタイプです。

夜の帝王Forever

例えば、これからの時期なら、ロックやソーダ割りにしてみたり、カクテルベースでも、お試しいただけます。もちろん、冷やお燗酒も美味しいですし。
一本のお酒をあれこれ、飲み方を変えて、色々なシーンでいつまでも飽きずに、楽しめることができるお酒といえます。

そして、アルコール度数の高い 「夜の帝王Forever」のほかに、もうひとつ「夜の帝王Daybreak」という日本酒があります。
この二つは、同じ山田錦のお酒で、精米歩合も使用酵母も一緒なのですが、醗酵経過の違いによって、甘口で濃厚な高濃度のお酒(Forever)と、辛口の低濃度のお酒(Daybreak)と、個性の異なる二つの味わいとなっています。

「夜の帝王Daybreak」

「夜の帝王Daybreak」は、アルコール度数は、13%と通常の定番品(15%)より低めで、定番以上にすいすい飲めて長時間楽しめるお酒です。冷酒、常温、お燗でも美味しく、Daybreakは、朝まで飲み続けられるイメージなのです。たしかに、ノンビリだらだらリラックスして飲み続けられそうです。

夜の帝王Daybreak

Forevereに比べると辛口ですが、かといって、味わいも辛さや酸等、何かが突出しすぎるわけでもなく、極めてスムーズでなめらか。スタンダードな日本酒の厚みのある味わいをしっかり保ちつつ、やさしくキレの良い飲みやすい味わいになっています。

「夜の帝王 Daybreak」に相性の良いレシピは、こちらで、ご紹介しております。
         ↓

第一回全国清酒品評会最優秀第一位の歴史ある実力蔵

広島県は酒どころとして有名で、特に吟醸造りでは軟水を生かし評価を得てきた歴史があり、日本酒のメッカともいえます。

藤井酒造さんは、創業158年。龍勢は、明治四十年開催の『第一回全国清酒品評会』(日本政府が清酒技術の研鑽・向上を目的に開催した日本で最初の品評会)で最優秀第1位を受賞しており(528点の受賞酒のうちの一番)、歴史ある実力蔵でもあります。


こちらの写真は、2018年の弊社秋の展示会に藤井善文社長がお見えになったときの写真です。この時は、3年前の豪雨災害から、まだまだ復興途中の9月だったのですが、弊社の展示会に駆け付けてくださいました。

フォーラム2018秋藤井社長2

3年前の豪雨災害後も、粘り強く復興を成し遂げてこられようやく、日々の生活に戻りつつある中で、コロナ禍で再度の豪雨被害。

言葉が出ません…

当事者でなくても、心が折れそうになりますが、、、、

微力ながら、「飲んで応援」をさせていただきます。

竹原市の街並みが一日にも早く戻りますように

先日、BSテレ東の、「都会を出て暮らそうよ BEYOND TOKYO」で、広島県竹原地区がご紹介されたのですが、その街並みがとても素晴らしく、 「改めて、また、伺いたいな~」と、思っていた矢先の豪雨被害でした。

BSテレ東公式YouTubeで見逃し配信 をこちらからご覧いただけます。
日本酒スタイリストの島田律子さんが毎回日本酒紹介をされている番組で、この回では、竹原市の地域特性とともに藤井酒造さんがご紹介されました。
(藤井酒造さんは31分ぐらいからご紹介されています。でも、すべて見ていただくと、竹原市の魅力がより分かりますよ💕)

どうかこのような平和な日常が一日も早く訪れますように、藤井さんのお酒を飲みつつお祈りをしております。

追伸
次回の放送は7月14日(水)
で、静岡県浜松市になりますが、番組最後には、広島県竹原市の藤井酒造さんの被害の様子と、復旧に向けエールを送られるそうです。
私たちができることは、「飲んで応援」です!
現在、お酒の洗浄や数量確認などをされており、間もなく、商品の手配もできるようになりそうですので、街のお酒屋さんで見かけたら、どうぞよろしくお願い致します。

PS:
7月12日夜の情報によると、藤井酒造さんは県内同業者等のお手伝いもあり、お片づけはすごい勢いで進んでいるそうで、来週にはなんとか出荷できるように頑張られているそうです!
まだまだ、元通りとはいえないまでも、少しだけホット致しました。
7月13日朝に、藤井善文社長より連絡がありました。
「今日からは助かったお酒の洗浄や数量確認に入ります」とのこと。
明るい情報が舞い込み、嬉しい限りです!!

ただ、やはり、スタッフの皆様が、かなり疲れも出ていらっしゃるようなので、お体第一で、お過ごしいただきたいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。  安井郁子拝






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