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【前編】毎日を勝負着に!〜パーソナルスタイリスト「多田なつき」さん〜

こんにちは、フクコトバのRYOです!

私たちフクコトバが、実際にインタビューをさせて頂き「ぜひみなさんにご紹介したい!」と思った方をご紹介するシリーズ「〇〇さんのフクコトバ」です!

〜「〇〇さんのフクコトバ」とは〜
主に、ファッション関係のお仕事をされている(もしくはご経験された)方に対して、ファッションに興味を持ったルーツや、お仕事の内容等についてインタビューをさせて頂き、そのインタビュー内容を記事にして、ご紹介しています。
ファッションに興味のある方、ファッション関係の仕事に興味のある方は、なかな世間一般では聞けないお話がたくさんありますので、ぜひお楽しみ下さい!!

〜「フクコトバ」とは〜
私たちが、ファッション(衣服)には、「花言葉のように、言葉にならない想いを伝える役割がある」と思いつけたコトバです。
この記事では、ファッションに関わる方の「ファッションを通したコトバ(想い)」をお届けします!

今回インタビューをさせて頂いたのは、パーソナルスタイリストの「多田なつき」さんです!

【前編】の今回は、多田なつきさんの学生時代や社会人になってからの様々なご経験についてお聞きしています。

たくさんのご経験をされていて、その時その時にご経験しておられる内容や、考えてこられたことがとても面白く、僕自身もとっても共感しました!

皆さまもきっと何かの共感ポイントがあるのではないかと思います!

ぜひ、ご覧ください!

それではどうぞ!!

(zoomインタビュー実施:2022年5月15日)


①ギャル雑誌を入り口に色んなファッションを楽しむ

フクコトバ「RYO」
はじめまして、こんにちは!
フクコトバのRYOと申します!
パーソナルスタイリスト「多田なつき」さん
多田なつきと申します。よろしくお願い致します!
フクコトバ「RYO」
それでは早速お話をお伺いしていきたいと思います。
よく聞かれていることかもしれませんが、ファッションや洋服に興味を持たれたキッカケは何だったんでしょう?
幼少期や学生時代とか、その頃に遡ってありますか?
パーソナルスタイリスト「多田なつき」さん
一番最初は中学生ぐらいの時・・・?
小学校はあんまり興味がなかったと言うかよく覚えてなくて。
中学校から制服が始まって、当時は女性がセーラー服で男性は学ランとかでした。
毎日そういった同じ服で通学する中で、内に着るカーディガンの色とか、あとはマフラーやソックスの色とか。いちばん多感な時期にその辺りでしか個性を出せない状況で、みんな校則の範囲内で工夫してやってたんですね。
他にもやりたい髪型とかあったんですけど。
家が厳しくて、その当時は派手な格好とかができなくて。
だから、真逆のギャルっぽい雑誌のケバケバしいファッションに憧れをいだき始めた、というのがファッションに興味を持ったキッカケかなと思ってます。
フクコトバ「RYO」
最初のキッカケはギャル雑誌のファッションだったんですか。
でも中学生の頃は学校の規則とか、親御さんの言いつけが厳しくて難しかったんですね。
パーソナルスタイリスト「多田なつき」さん
そうですね。
お年玉とかお小遣いとかを貯めて、高校ぐらいから自分が憧れていたギャルっぽい雑誌に載ってる派手な服とかアクセサリーを身につけるようになって。
楽しいなと思ったんですけど、好きだから着てると言うだけで、似合ってるとかあんまり考えず向こう見ずにやっていたので、、、。
本当にファッション初心者というか、もう着たいから着るという感じでやっていたので、今、見ると恐ろしいなと思います(笑)。
フクコトバ「RYO」
最初から自分が着たい服とか、そういった思考がその頃からあったということですよね?
パーソナルスタイリスト「多田なつき」さん
自己表現とか、性格を表す手段の一つみたいな感じで、服も捉えていたと思います。
フクコトバ「RYO」
その頃はどういうファッション雑誌をよく見られていましたか?
パーソナルスタイリスト「多田なつき」さん
本当にいろいろ5,6冊買って読んでたんですよね。
服が買えないけれども本や雑誌は割と買ってもらえたので、ZipperとかCanCam、eggだったかな?Ranzukiとかも好きでしたね。
フクコトバ「RYO」
結構、幅広くという感じですね。
今の多田さんを見てるとあまり想像もつかないんですけど(笑)。
パーソナルスタイリスト「多田なつき」さん
そうだと思います(笑)。
フクコトバ「RYO」
なるほどですね。高校を卒業されあとは、大学に行かれたんですか?
パーソナルスタイリスト「多田なつき」さん
普通に大学は4年制へ行って、就職もストレートでしました。
その間もずっと洋服は好きで、少しずつ凄く派手なジャンルの好みを広げていったような感じですね。
服に掛けるお金が増えてもう少しジャンルも広げられるようになって。
カジュアルっぽいものから、原宿系っぽいものから、「SEX AND THE CITY」のような煌びやかな感じのものとか.、大学後半ぐらいから、色々と幅広く買っている時期に突入します。
フクコトバ「RYO」
色んなカテゴリーを試していったんですね。
それってイメージがどんどん変わっていったと思うんですけれども、周りの反応はどんな感じだったんですか?
パーソナルスタイリスト「多田なつき」さん
周りの人には「いっぱい服を持ってるね」というのはよく言われてました。休みの日も買い物に行くのが好きでしたし、色んなショップの店員さんと仲良くなって情報を仕入れたりとか、古着屋とかも。
本当に幅広く興味がありましたね。
若い頃を振り返ってみると、「こういう人になりたい」みたいなものがなかったからこそ、「もう手当たり次第、興味があるもの全部やっていこう」っていう気持ちになっていて、それが服選びにもそのまま出ていたんじゃないかなと思います。
フクコトバ「RYO」
その当時から、自己表現の一部としてのファッションを楽しまれていたということなんですね。身につける服によって、多田さんから引き出されるキャラクターというか魅力が変わっていったり、その度にご自身で気づくことも違ったりしたんじゃないかと思います。
今振り返ったときに、当時の経験が生かされていると思うところはありますか?
パーソナルスタイリスト「多田なつき」さん
いろんなジャンルを渡り歩いていたので、パーソナルスタイリストをさせて頂くお客様がファッションが好きな人であれば、いっぱい引き出しがあるので会話も弾みますし、伏線回収じゃないですけど、今まで自分が投資してきたお金と時間が役に立ってるなと思います。
フクコトバ「RYO」
投資っていう考え方もあるんですね。
パーソナルスタイリスト「多田なつき」さん
今思えば投資だったなと言う感じです(笑)。
同じような服を買ったり、身体は1つしかないのに何足も靴を揃えたり、その当時は周りから見てもそうですし、自分としても浪費だったと思います(苦笑)。
お洋服は本当に趣味とかストレス発散とか自己表現みたいな感じで、自然にやってたことに近いので。
大学生のうちはサークル活動とか海外旅行たくさん行ったりとか。服飾の仕事に就きたいとかもなかったですし、ファッショニスタになりたいみたいな感じでも全然なかったんです。
フクコトバ「RYO」
サークルはどういう活動をされていたんですか?
パーソナルスタイリスト「多田なつき」さん
すごく平凡で小学校からバスケットボールをやってたので、大学でもサークルでもやってたりとか。あとは音楽・映画とか結構カルチャーな、サブカルみたいなのが好きだったので、映画館でバイトしたりとか、そっちに時間を使っていました。
フクコトバ「RYO」
いろんなところに興味関心のアンテナが向いていて、活発にトライされるような学生時代だったんですね。
パーソナルスタイリスト「多田なつき」さん
周りの方からはそういっていただけるんですけど、自分的にはすごいフワッとしているというか、方向が定まらないところがコンプレックスというか。
何がしたいか結局わからないみたいな、よくモラトリアムとかってあると思うんですけど、そういう時期が長かったような気がします。
フクコトバ「RYO」
でも学生時代のそういったモラトリアムという表現が適切かどうか分かりませんが、色んなことに迷いながらチャレンジしていくっていうのって、振り返ってみるとたしかに投資ですよね。
時間が経ってから経験値としてリターンが返ってくるのかなと感じます。


②模索してたどり着いた「パーソナルスタイリスト」

フクコトバ「RYO」
色んなジャンルのファッションに興味があったけれど、専門的にファッションを学んでおられたというわけではなく、アルバイトにしても洋服屋さんで働いてたとか、そういうことはなかったということですよね?
パーソナルスタイリスト「多田なつき」さん
大学の時、一度だけアパレルの店員をしたことがあるんですけど。
ただ普通に服を売るだけなので、何かコンビニ店員とそんなやってること変わらないなっていう感覚で、服が早く畳めるようになったぐらいの感じでした(笑)。
フクコトバ「RYO」
そうだったんですね。(笑)
大学はどういったが学問を学ばれてたんですか?
パーソナルスタイリスト「多田なつき」さん
大学は映画とか音楽とか、メディアやエンタメとかマスコミ系の勉強をしてました。
当時は、そっちのほうが好きなんじゃないかって思ったんですよ。
ファッションも好きなんだろうけど、大学でそういうファッション系を選ばなかったので、パタンナーやデザイナーはなれないなと思ったので。
今はパーソナルスタイリストっていう肩書きでやってるんですけど、当時は探しても見つからなかったですし。
服に関わるといえば、芸能人の服を持ってくるスタイリスト、もしくは雑誌の編集者か、服を作るブランドの人。
でもそこに行くには専門知識が必要とか、浅はかなことしか調べきれなくて。
ユニクロとかも受けて内定をもらったんですよ。けれどユニクロも、店舗の店長を目指すみたいな感じでアルバイトと似ているなと思って。
メディアのマスコミの方の就活を頑張って、そちらを選んだんです。
フクコトバ「RYO」
新卒でメディア系に就職されたんですね。
そこではどれぐらい働いていたんですか?
パーソナルスタイリスト「多田なつき」さん
今もずっとそこで働いていてます。人事の新卒採用をやってます。
フクコトバ「RYO」
そうなんですね!
てっきりパーソナルスタイリストさんを本業としてやられてたのかなっていう勘違いしていました!(笑)
パーソナルスタイリストになる前に、スクールの方に通われていたと思うんですけれども、最初にメディアの方に就職されて、もう一度ファッションの方もやりたいなと思って、スクールに行かれたキッカケは何だったんでしょう?
パーソナルスタイリスト「多田なつき」さん
入社をして4年間くらい大阪勤務だったんですけど、東京の本社に転勤になって。
東京ってやっぱり他の都市と比べると、仕事で来ている人だけでも一番人口が多い場所だと思うんです。
そういう環境で、会社の中で組織人として頑張っている人はもちろんなんですけど、いち個人として何かに取り組んでいる人との交流が増えて刺激を受けまして。
その人達がすごく楽しそうに見えて、今の時代は副業も認められるようになってきているので、自分でも何かビジネスと言うか起業みたいなことをやりたいと思ったんです。
フクコトバ「RYO」
大阪から東京という環境の変化もひとつのキッカケだったんですね。
パーソナルスタイリスト「多田なつき」さん
そうかもしれないですね。
東京に来てから、自分の得意なことや会社に属さずにゼロから自分だけで何か利益出せること、メルカリに売るとかでもいいと思うんですけど、「自分がやったことに対してそれを価値と感じてもらえるものってないかな?」というのを考えるようになったんですよ。
それからコロナ禍に入って、在宅時間が増えるって意味ですごく暇になって、たくさんの人に相談したりしてると「自然と継続してきた事が強みだったりするよ」と言われて。
色んなことをやってきた自分としてはなかなかそれがなくて「ぐぬぬ」って感じだったんですけど(笑)。
フクコトバ「RYO」
なかなかコレだ!っていうものを見つけるのって難しいですもんね。
パーソナルスタイリスト「多田なつき」さん
その中でも、10年以上続いてるなっていうのが twitter とかのSNS活動でした。でも全然趣味でやってるだけなので、万垢とかではないんですけど。
自分から何かを発信する方法でビジネスをやってみたくて、個人事業主としてチャレンジしたいと思うようになりました。そことファッションを絡めて考えた時に出会ったのがパーソナルスタイリストという仕事です。
フクコトバ「RYO」
めちゃくちゃ僕も分かりますし、共感します!(笑)。
僕もこのフクコトバの活動は副業でやっていて、本業は別の仕事をしています。
新卒3年目から東京に来て、そこでいろんな人に出会って、、という流れと感じたことがとても良く似ていたので、本当にそうだなと。
まずは色んな方に相談して、自分が本当に熱中できることってファッションなんだな、というところに行き着いたということでしょうか?
パーソナルスタイリスト「多田なつき」さん
そうですね。
当初は周りの人から「ストレートにモノを言う、わかりやすくスパンと伝えるのが得意なんじゃないか」とか、「モチベーションを上げるのが得意なんじゃないかとか」「恋愛相談とかもよく受けるから、そういうコンサル系もいいんじゃないか」とか、色々言われていたので。
言われるがままに、Twitterで恋愛相談を受けますとか、恋愛系ユーチューバーの人の動画編集をやってみたりとか、そっちなのかなって動いてた1年間くらいもあったんです。
フクコトバ「RYO」
ファッション以外でも、コンサルのような活動をされていたんですね。
パーソナルスタイリスト「多田なつき」さん
その流れで、ファッションの買い物に目を向けたんですけど、どうやってそれをお金にするのか?っていうのかがわからなくて(笑)。
でもそのことを周りに喋っていたら、意外と悩んでいる人がいました。
「服買わないとなぁ」という気持ちで新宿に出て、ルミネをなんとなくぐるぐるしたけど、なんかよくわかんなくて「とりあえず高い服買っといたら間違いないだろう」っていうことで2万ぐらい払うけど、別に気に入った服ではなく、もやっとして帰ってくるみたいな人が沢山いらっしゃって、ビックリしたんです。
その切り口で調査をしたら、「服を買えなくて悩んでる人がこんなにいるんだ」っていう気づきを得たんですよ。
私はその悩みを抱いた経験がゼロなので、目から鱗でした(笑)。
お金があれば全部使っちゃうくらい、欲しいものはいくらでもあったので。
そんな人たちがいるんだったら、これはソリューションになるかもっていうので、その知識を得るための学校を探し始めたという感じです。
フクコトバ「RYO」
そうだったんですね。
でも大学の時もいろんなファッションを試されて、多分その周りの人からするとすごく衣装持ちでおしゃれな方っていうイメージがあったのかなと思うんですけど、「一緒に買い物に来てよ」とかそういう相談を受けていたとか、そういうのは学生時代になかったんですか?
さきほどの恋愛相談のお話もありましたし、とても相談しやすいお人柄なんじゃないかなと思うのですが。
パーソナルスタイリスト「多田なつき」さん
やっぱり派手な人にそう言うネガティブな質問は寄ってこなくて、派手に派手が寄ってくると思うんですよ(笑)。
フクコトバ「RYO」
類は友を呼ぶという感じですね(笑)。
そういった派手な方たちはファッション選びには迷っていないという感じだったんですか?
パーソナルスタイリスト「多田なつき」さん
そうですね。2人で行っちゃう方が勢いよく買っちゃうみたいな感じです。買いまくる友達しかいなかったですね(笑)。


③女性目線の合理的な男性ファッション

フクコトバ「RYO」
以前わたしたちがインタビューさせて頂いた、パーソナルスタイリストのmegumuさんと、卒業されたスタイリストスクールが一緒なんですね。
パーソナルスタイリスト「多田なつき」さん
そうですね。
彼女から「こういうインタビューがあるよ」と教えてもらって。
フクコトバ「RYO」
ありがとうございます!
megumuさんにはtwitter からご応募いただいて、去年のインタビューが終わってからも交流させていただいています。
以前megumuさんのインタビューでも、スクールで教わる内容をお伺いしたのですが、多田さんの中では特にどういったことが学びになりましたか?
パーソナルスタイリスト「多田なつき」さん
スクールに通う前も、人の買い物に付き合うというのを1回やってみてはいたんですよ。その時に、やはり自分が似合うものを、そのまま他人に薦めがちっていうのに気付きました。
自分だと似合うんだけど他人が着ると似合わない理由が、自分では分からなかったんですよね。
私は身長が160ぐらいあるんですけど 150ぐらいの女性とかだと、丈感が同じワンピースのSサイズを着てもらっても、やっぱり野暮ったくなるというのがあって、どうしたらスタイルアップできるんだろうって。
10着も試着してもらったら、それは1着ぐらい良いのがあると思うんですけど、なんで似合わないのかが説明できないなと思いました。
グダグダと試着してもらう間に、その分のお金が発生してしまっているのは、サービスとして厳しいなと思いました。
その辺りのなんで似合わないのかっていうのを、身長なのか、顔の雰囲気の切り口なのかっていうのを、それぞれ言語化して説明できるようになったというのが一番の学びでした。
フクコトバ「RYO」
megumuさんも同じようなことをおっしゃっていました。
今まで感覚として分かっていたことが理論立てられて、それを言語化できるようになったところが、すごく良かったと。
でも本当にそういうところですよね。
パーソナルスタイリスト「多田なつき」さん
今まで本当に似合うものをビシバシ服を買えなかった人が、例えば90分のお買い物同行で7着も買えたとなったら、すごい達成感を感じてもらえるし、楽しいお買い物体験だと思うんですよね。
そういうサービスをしたいなと思っています。
これはスクールの卒業生の中でも、何をやりたいかって人それぞれ違う部分なんですけど、私は自分が楽しんでやってきたお買い物体験というところを一番大事にしてやっていきたいなと思っています。
フクコトバ「RYO」
今の話に通ずる部分があると思うんですけど、多田さんがパーソナルスタイリストとして活動されている中で、大切にしている想いなどはあったりしますか?
パーソナルスタイリスト「多田なつき」さん
洋服は毎日着るものなので、勝負服っていう言葉があるくらいですから、皆さん多分1着2着は「これを着とけば必ず雰囲気よく見られる」みたいなのってあると思うんです。
別にそれが週7日すべて叶うというか、毎日そういうコーディネートも組むっていうのも可能なわけで、そういうワードローブを構築できるようなお手伝いが出来ればなぁという感じですね。
フクコトバ「RYO」
日常使いでずっと着れるような、そういった洋服をお客様と一緒に決めていくということですよね。
パーソナルスタイリスト「多田なつき」さん
そうですね。それが一番大きいかな。
もう一つは恋愛系のコンテンツが裏テーマとしてありますね。そういった相談を受けることも多くて、わたし自身も得意なテーマかなと思っています。接客も「男性に対してのほうが向いてるんじゃないか」っていうふうに言われることが多いので、婚活している独身男性とか恋人が欲しい男性のファッションですね。
「結婚相談所に入会して1回目はスーツでいいんだけど、2・3回目はカジュアルで水族館に行ったりしないと行けないから」という駆け込み寺に使ってもらったりとか。そういう男性をカッコよくする。カッコよくないと女性の視界に入ってこないので、カッコいい男性の人口を増やしていってます(笑)。
フクコトバ「RYO」
なるほど(笑)。
今だと男性と女性の割合としては、どちらのお客様が多いんですか?
パーソナルスタイリスト「多田なつき」さん
最初は7:3くらいで女性の方が多かったのですが、紹介などを経て、今は男女比は5:5くらいになっていますね。
フクコトバ「RYO」
やっぱり男性って、女性ほど相手から見たファッションを想像できていないと思うので、そういう意味では必要とされるサービスだと思います。
パーソナルスタイリスト「多田なつき」さん
例えば、凄くかっこいい今時のスニーカーでデートに行ったりすると、ほとんどの女性は嬉しいと思うんですよね。
そういった小さなテクニックについて、90分一緒に同行してると、たくさん話す機会もありますし、色々ご提案したいなと思っています。
また、知らないブランドでも一度私といくことで、お買い物の幅が広がりますよね。
あとは「店員さんが怖い」という方が結構いらっしゃったりするから、ネットショッピングに頼ると、いつまで経ってもサイズぴったりなものが買えないとか、そういった悩みを解決できていったらいいなと思います。
フクコトバ「RYO」
パーソナルスタイリストさんも今すごく増えてきていて、それこそ副業がブームになったりとかしていく中で、みなさんどこで差別化を図っていくのか、そういった悩みが個人でもあるのかなぁって思っています。
その中でスタイリング+婚活アドバイスだったりとか、人事のお仕事をされていたりするので、一般企業のオフィスカジュアルはどんなものがあるかなど、いろんな切り口で差別化ができるのかなって思ってお伺いしていました。
多田さんの中では、他にもこういったところで自分ならではのオリジナリティを出しているというような部分はありますか?
パーソナルスタイリスト「多田なつき」さん
これは私自身の性格でもあるのですが、合理性が高いところだと思います。
男性って服を選ぶのは面倒臭いけど、よくは見られたいっていうのは絶対に気持ちとしてあると思うので「効率よく」とか「お手軽に簡単に」「明日から使えるワンポイント」という点を重視しているし、セッション中にもお伝えしてます。
フクコトバ「RYO」
確かに男性って長時間の買い物をすることにあまり慣れてない人が多かったりして、1日まるまる買い物すると最後は疲れてしまうみたいなこともあったりすると思います。(笑)
合理的で時間もかけずに、値段もお手ごろでというのはニーズとしてあると思います。
パーソナルスタイリスト「多田なつき」さん
「自分のパーソナルカラーがブルベ夏なのかイエベ春なのか」よりも「なんでも良いから俺は何を着たらいいの?」と大体の男性はそういう感じなので(笑)。
そういったニーズに答えられるよう、簡単におしゃれになれる技をこれからも磨いていきたいと思っています!

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【前編】は以上になります!

皆さま、いかがだったでしょうか?

今回は、多田なつきさんの学生時代のお話から現在のパーソナルスタイリストとしての想いまで幅広くお伺いさせていただきました。

学生時代に、ファッションに関わらず色んなご経験をされてきた中で、社会人でのご経験を含めて、それらの経験が今のパーソナルスタイリストとしてのご活動に集約されているなあと思いました。

そして、そのご経験のひとつひとつが多田なつきさんご自身の楽しんで取り組めることであり、他のパーソナルスタイリストの方との差別化にもなっていると感じました。

これからの多田なつきさんのご活動が楽しみです!

後編では、より詳しく今のパーソナルスタイリストとしてのご活動についてお聞きしています!

【後編】もお楽しみに!!


〜「多田なつき」さんのSNSご紹介〜

■サービスHP
https://somewhere-personalstyle.studio.site/

■Twitter
https://twitter.com/Natsuki_imcn

■Instagram
https://www.instagram.com/natsuki_imcn/

■公式LINE
https://page.line.me/?accountId=802rlgff



メンバーイラスト作成:Miki Hanyuさん 
Instagram:https://www.instagram.com/hanyu.miki/ 
Twitter:https://twitter.com/mikiswolf 
Facebook:https://www.facebook.com/mikiswolf


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「〇〇さんのフクコトバ〜他己紹介記事作成〜」について

ファッション関係のお仕事をされている方へ、私たちフクコトバが、インタビューをさせて頂き、「他己紹介記事」を書かせて頂くサービスを実施しております!!

ぜひ、興味のある方は応募フォームよりご応募ください!!

■インタビュー方法
オンライン、対面どちらでも可能。(対面の場合は、関東圏のみ)
詳しくは応募フォームにてご希望をお聞かせください。

■インタビュー内容
(大枠の質問です。お話の流れによって変更もあります。)
Q:どのような活動をされているのか?
Q:活動をするに至ったきっかけは?
Q:ファッションや衣服に興味を持った経緯や体験談
Q:ご自身や活動でアピールしたいこと

■費用
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■所要時間
約1時間程度

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■お問い合わせ先
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