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児童の不読率について

近年、児童生徒の不読率の問題が取り上げられている。
現に不読率は各学年低い傾向にある。
それにより、語彙力の低下が考えられ、それに加えてSNSの検索機能を利用し、考えない児童生徒が増えてきた。


先日、ある市の教育研究発表会を拝見させて頂いた。

その中で、A小学校の教員が児童の不読率をどうにかしたいという内容で話をされていた。

不読率を解消する対策として、図書室に来た児童にはポイントをあげて溜まったらいい事があるよ!といういわゆる簡単な報酬制を取り入れるようだ。

その話を聞いて、そもそもの根本解決になっているのだろうかと感じた。

来れば報酬を得れる…いや、本を読まない子はそもそも図書室に行かないのでは??

この報酬制も本が好きな児童達だけで行われ、不読率の解決にはならないと思った。

私の小学校は図書室がとてもつまらなかった。
つまらないというか、普通の図書室だった。
そのため、在学中に何回かしか行ったことがない。普通の図書室だと本に興味無い児童は行く気にならない。

行きたくなるような図書館、、、
これがキーワードな気がする。

「雨の日だけでも行くか…」
そう思わせる魅力ある図書室とはどういうものだろうか。

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