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副業の見習い(4) リボ払い

今回はの記事は、タイトルは副業だけど、話題は殆ど真逆といってもおかしくない、こわ~いリボ払いのおはなし・・。

むかしむかし、そう遠くない日本で、消費者金融が勢力を持っている時代がありました。
彼らは、ものすごい金利を掲げ、一等地の場所に事務所を設け客にお金を貸していました。
27%などの金利はざらにありました。

(※以下は、個人の見解も含まれます。関係各所の方はご気分がすぐれない言い回しもあるかもしれませんがご容赦ください。わかりやすく説明するためのものです。)

そのうち、国からのメスが入り、貸金業法による上限金利は2021年1月時点年18.0%(貸出額10万円以上100万円未満の場合))となりました。

何故、消費者金融が勢いがあったのかというのは割愛しても、これだけの金利でも人が借りていたのかというのは、一重に、場合によっては人に会わずに借りやすいからでした。

今、27%なんて金利で人にお金を貸していたら、違法ですね。

でも、金融機関は少しでも儲けを出さなくてはいけません。そうなると、頼みの綱は、ローン等になります。
全部のローンの説明をするつもりはありません。今回はリボ払いの説明です。

え?リボ払いはローンじゃないって?

いえいえ、立派なローンだと私は思います。

今年、成人の年齢が18歳になったのを境に、家庭科の授業でお金の授業が始まったと話題ですね。リボ払いの授業など、どうして昔はなかったんだろうと不思議に思います。

さて、本題に戻りますが、今色々な企業(俗にいうきちんとした有名なカード会社等)がリボ払いをやたらと推してきますね。

請求額が決まったよー!とメールが来たと思ったら、「リボ払いはどう?分割も間に合うよ!」みたいなメールが来る。

私には、ものすごく素敵な洋服があって、それが10万もするものだとしたら、「買えるよ!だってリボ払いがあるんだもん!払いやすいんだもん!」というような甘いことばのようにしか聞こえない。

ここで質問ですが、先ほどの10万の洋服を一括で買ったとします。     その後、先ほどのように「リボ払いやすいでっせ。月々5,000円でっせ~」とメールが来たら一体払うのにどれぐらいかかるかわかりますか?(金利が15%とします)

(答)26.8か月 (2年と2か月少し。支払金額134,000円)

☆ざっくりした計算式:
・100,000円×0.15=15,000円 (A)・・・一年で払わないといけない金利
・(A)÷365日×31日=1,274円(小数点切り上げ)
 ・・・ひと月で払わないといけない金利(B)
・5,000円−(B)=3,726円・・・ひと月で返せる元金(C)          ・100,000円÷(C)=26.8か月

※私は金融関係の人ではないので計算方法がまるっきり正しいとは限りません。素人のざっくりした簡単な計算ですのでご了承ください。

これは、あくまでも100,000円の商品のケースです。もしこれが、500,000円の商品であれば、同じ内容で月に支払うべき金利は6,370円(小数点切り上げ)となり、5,000円の支払いでは全然足りません。このケースで、もし月に10,000円支払いしているとしたら、500,000円だった元々の料金は、最終的に11年5か月程かかるうえ、1,377,410円支払うことになるのです。

副業をする話からはだいぶ違う話になりますが、もしリボ払いで支払いをしている人は、すぐに止めましょう。

もしすでにリボ払いをいくつもされている場合は、もしまとまったお金があれば、ご利用のカード会社にまとめて払うことができないか相談して、可能であれば振り込み等で一括返済しましょう。

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