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バーチャルウォーターとは?

 突然ですが皆さんは、バーチャルウォーターという言葉をご存じですか?環境省によるとバーチャルウォーターとは、食料を輸入している国(消費国)において、もしその輸入食料を生産するとしたら、どの程度の水が必要かを推定したもので、このような考え方から捉えると、1㎏のトウモロコシを生産するには、約1,800リットルの水が必要で、それらはすべて海外から輸入していることになります。

 農林水産省によると、国民に供給される熱量(総供給熱量)に対する国内生産の割合を示すカロリーベース総合食料自給率は、令和3年度で38%でした。これは、残りの62%を輸入に頼っているということであり、それらをバーチャルウォーターの観点から考えると、とてつもない量の水を食料を通して輸入していることが分かります。

 このように日本は、海外の水を大量に輸入しているため、海外で起きている水質問題などの水に関する問題は、決して無関係ではありません。私もこれからは、海外で起こっている問題も自分に関係がないとは思わずに、積極的に理解していきたいです。
                 幸也 作


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