お待たせしましたー。後編です。

修学旅行中、友達から『寂しいでしょー？』と連絡がきました。かつて飼っていたウサギのラビちゃん（単純なネーミング！）以上に寂しがり屋な私。気遣ってくれてありがとうーーー♪しかし、心配は無用です・笑。連日、夜は夫と一口餃子やラーメンを食べに行ったり、お昼はレッスンしたり、友達とランチに行ったり…娘のいない時間を謳歌していました・笑。時間に追われない、帰宅時間を気にしなくていい！これって、いいですねー。病みつきになりそう・笑。

そして、ついに！娘さん帰還。感動の再会！とはならず、迎えた瞬間からシャーシャー猫娘になっています。不機嫌なのかな？疲れてるのかな？と思いましたが、多分これ、照れですね・笑。『お帰り～♪』と笑顔で迎える母にどう接していいか？戸惑うような様子でした。この少し恥ずかしそうな、気まずそうな表情を見れただけでも、大きな収穫！嬉しかったです。

とにかく色々聞きたくて質問攻めする母に、ポツリポツリと色んな出来事を話し始めた娘。『…思ってたより、楽しかった』声は小さかったけど、その表情にはかすかに笑みが♪この言葉を聞けて、本当に良かったー。それ以降も、食事のことやバスやホテルでのこと、先生や友達のことなどを話してくれました。どの話も私にとっては当然ですが初耳！のことばかり。『そうなのー？！』とガツガツ食いつき聞きましたよー。娘はマイペースでぼんやりしているので、内心はあれこれ（大丈夫かなぁ？）と心配していましたが、時にはお友達の力を借りつつ、乗り切ったようです。良かったね～！優しいお友達やクラスメイトの存在は心強かったようです。『面白かったよ。行って良かった…』どこか納得したかのように呟いた娘。『うん、うん。』私はただただ、頷いていました。

お土産には自分用に猫のタオル、仲良しのお友達とお揃いの小物、そして、定番！名物！カステラを買ってきてくれました♪忘れていなかったのねー。少し前に私、カステラが大好物と記事で書きましたが、この日、皆で食べたカステラは今までに食べたどんな（高級）カステラよりも美味しかったです。本当にありがとう～。

『可愛い子には旅をさせよ』なんて言いますけど、これは本当。お泊り会に始まり、林間学校や修学旅行がその第一歩だと思います。そしてこれらは《親にとっても大事な機会》なのだと気付かされました。そうです！まさに訓練、試練です。遠からずやってくる子どもの巣立ち。その時までに、少しずつ《心の準備》をしておく必要があることを思い知らされた気がします。娘が巣立ちを迎える時。きっとすごく寂しいだろうな。心配で仕方ないだろうな。それでも、笑顔で『楽しんで行っておいでー』と言える私でいたいです。疲れて倒れ込むように寝付いた娘の顔を眺め、そんなことを考えました。

娘が巣立つその日まで、私も私のやりたいこと、やるべきことに精進しようー！！

前編・後編とお付き合いいただきありがとうございました♪娘は旅立ち前よりほんの少しだけ自信が付いたようにも見えます。これって、大収穫ですよね。よく頑張りました！

と…ここで締めたらいい話風で良かったのですが…。翌朝、『次の修学旅行は京都、奈良だね～』と揚々と話を振る私に娘が一言。『中学？修学旅行、行かなくていいや…』ここまでの流れをスパッと切り裂く一撃…。欲を出した私もまだまだ未熟者ですが、《でも、でも、だってちゃん》引き続き発動中のようです。手ごわいな・笑。

それでは、次回もどうぞお楽しみに。