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⚽️🇯🇵🇮🇷森保ジャパンとチームビルディング

こんにちは。
スポーツメンタルコーチの福岡正一です。

サッカーAFGアジア杯の準々決勝、日本-イラン戦は我々日本人としては残念な結果となってしまいましたが、イラニアンの友人が多い僕からすると感慨深い気持ちでdaznで観戦させていただきました。

競技外のことで選手の心も揺れに揺れたことでしょう。その中であれだけのパフォーマンスを表現できたこともこの試合の大収穫でしょう。勝った負けたの評論につきましては専門家にお任せするとして、このチームは確実に伸びると感じたことについて言葉にしてみたいと思います。


森保監督が使うコンセプトという単語の意味

森保一監督のコメントにコンセプトという言葉が頻繁にできています。あまり端おると誤解を招くと思いますが、言葉の通り方向性だけを伝えていて、後は、選手のひらめきや判断に委ねていると言うことで間違いないと思います。ファンの方々がこれだけを聞くと軽く感じると思いますがその逆で、個が光り同じ方向を向くように徹底的に戦略を練り場づくりをしているわけです。この試合で勝てなかったと言うことであればいろんな評論が成り立ちますが、もし選手スタッフがW杯を睨んでいるのであれば、コンセプトという言葉を用いて起用、戦術、言葉がけ等を含めて試している部分も大きいと感じています。選手に任せるということは覚悟や度胸が必要です。結果責任は監督がとります。その場の結果で判断せずW杯までの過程として応援して行きたいですね。


指示待ちとコミュニケーション

これは難しいですね。しかしながら勝つチームというのは監督が指示しなくても勝てるし、今回のアジア杯においてもコンセプト外の動きをしても勝つことがあるわけです。国内の様々なスポーツシーンで多いのは指示通り動いて負けるケースです。個のひらめきや判断は皆無なんですね。チームスポーツにおいて作戦は重要です。ただゴールポストは動きませんが相手は予定調和で動いてくれません。幼少期からの教育で協調性が染み込んでいてどうしても答えを欲しがってしまう日本人には一番窮屈に感じるテーマに挑んでいるようにも感じます。


守田英正選手「ピッチ外からのアドバイスが欲しい」

試合後の守田英正選手へのインタビューで出てきた言葉です。これを監督批判だと騒ぐ媒体もありますが、本人たちは批判ではなくより良くしたいという通常のやりとりだと感じています。ですので僕の視点ではこの言葉が言えるチームなのでもっと良くなる、極めて正常という見立てですね。このままのスタンスで歩みを進めれば必ずいい結果に結びつくでしょう。スポーツ選手である以上、冠を欲しいのは当たり前。ただ、勝者は1チームしかないません。結果よりもプロセスに委ねる。最終目標であるW杯に向けてさらに期待が膨らみます。
 
 
 
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