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ぼくらの未来をつくる仕事 を読んで

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ぼくらの未来をつくる仕事(豊田剛一郎 かんき出版)が素晴らしすぎたのでまとめてみた。現在の日本の医療体制、そしてなにより今後の「未来の医療」をどうすべきか。「医療の目的とは」を考… もっと読む
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記事一覧

「ぼくらの未来をつくる仕事」を読んで その15 やらない後悔よりやった後悔。経験…

前回、「まず一歩を踏み出してみることが大事」 とまとめましたがそれは大人になればなるほど…

「ぼくらの未来をつくる仕事」を読んで その14 人生は思い込んだモン勝ち

豊田氏が本書の最後の章で 「仕事をすることで大事にしている事」を述べています。 その中で…

「ぼくらの未来をつくる仕事」を読んで その13 オンライン診療は子育てにも禁煙に…

子供を育てた経験がある人なら「子供を育てるのにどれだけ病院に通わなければいけないか」を痛…

「ぼくらの未来をつくる仕事」を読んで その12 オンライン診療

豊田氏がメドレーの共同代表になり、2つ目に立ち上げたサービスがオンライン診療アプリ 「CLI…

「ぼくらの未来をつくる仕事」を読んで その11 医者が作るWikipedia、「MEDLEY」…

医療のことを知ろうという思いが最も強くなるタイミングの一つは「自分や家族が病気となった時…

「ぼくらの未来をつくる仕事」を読んで その10 鍵は「医療リテラシー」

日本の医療課題を解決したい、医療の未来をつくる仕事をしたい、その思いからマッキンゼーを辞…

「ぼくらの未来をつくる仕事」を読んで その9  医療費高騰で一番不利益なのは保険者(国民)

著者の豊田氏がマッキンゼーで一年ほどコンサルティングの仕事を続け、その内容にも慣れてきたときに、ふと 「仕事は楽しいが、もともと感じていた医療の課題とマッキンゼーでのプロジェクトの間にはつながりがない。むしろ逆行している」事に気が付いたそうです。 それまでは製薬会社や医療メーカーのコンサルティングで素晴らしい薬や医療機器がより多くの人に届くように、と頑張ってきた。しかしその一方でジェネリック医薬品の普及に対して逆行している。それは日本の医療費の高騰につながり、医療費という視

「ぼくらの未来をつくる仕事」を読んで その8 医療情報の質

「医療に関する情報はどうやって調べますか?」 この問いにはほとんどの人が ・インターネット…

「ぼくらの未来をつくる仕事」を読んで その7 薬大国な日本

日本では抗生物質の過剰使用が問題となっている。 その背景には「薬を出してくれる医者がいい…

「ぼくらの未来をつくる仕事」を読んで その6 入院期間も世界1

病院数が世界一というのは前noteで話しましたが、CT、MRI、入院期間も世界一なのが日本だそう…

「ぼくらの未来をつくる仕事」を読んで その5 医者は少ないのに病院数世界№1

日本ではいたるところで医者が足りないと叫ばれて、医師の過重労働が問題になっています。 し…

「ぼくらの未来をつくる仕事」を読んで その4 国民皆保険制度について

本書の4章では、日本の医療について書かれています。 その1つ目が、日本の医療を支える仕組み…

「ぼくらの未来をつくる仕事」を読んで その3 マッキンゼーでの働き方について

本書では3章にてマッキンゼーでの生活においていくつかの「気づき」について述べてあります。…

「ぼくらの未来をつくる仕事」を読んで その2 脳科学の面白さ

今回紹介する本、 【「ぼくらの未来をつくる仕事」(豊田剛一郎)かんき出版】 の著者紹介から 株式会社メドレー代表取締役医師。 脳神経外科に勤務後2012年に渡米。 医療を変革する為に現場を離れ、2013年にマッキンゼーへ。 2015年より株式会社メドレーに共同代表として参画。 「医療ヘルスケア分野の課題を解決する」をミッションとし、 ●遠隔診療を可能にするオンライン診療アプリ「CLINICS」 ●医師たちがつくるオンライン医療辞典「MEDLEY」 など、納得できる医療の実