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No.2 はしもと農園

農場主紹介

橋本渓一(はしもと農園)
福島県郡山市出身在住。
カフェ勤務、印刷広告の営業を経て、現在は造園会社に所属。
素人ながら畑を借り、不耕起・無農薬栽培に挑戦中。
施肥に関してはいろんな農家さんの取り組みを見て、考え方も含めてどうしていくか検討中。



圃場紹介

ライ麦栽培区

はしもと農園

2021年10月から畑を借りる。
曽祖母の住んでいた集落の一角の畑をお借りして、不耕起栽培の実験を行っ
ている。

圃場はライ麦のみ、ライ麦+ヘアリーベッチ、ライ麦+クリムソンクローバーという3つの区画にわけて栽培した。
5月末日には、ライ麦を踏み倒し(クリンプ)、大豆ととうもろこしの種を播種し、栽培。
とうもろこしは夏場、背丈も高くならず茎も細く、実もかなり小さい状態から成長せず、枯れてしまう。
大豆は夏場から実が太らず食べられるほどまでに成長せず…
気軽にできる不耕起栽培を目指して活動中〜


ヘアリーベッチの花


不耕起の土


ライ麦のカバークロップの活用について

Q.ライ麦の成長はどうでしたか?
A.ライ麦のみ、ライ麦+ヘアリーベッチ、ライ麦+クリムソンクローバー全てにおいて発芽良好。
特にヘアリーベッチは旺盛でライ麦を薙ぎ倒すほどの成長具合に。

Q.ライ麦の圃場ではなにを栽培しましたか?
A.枝豆、大豆、とうもろこし

Q.作物の栽培はうまくいきましたか?
A.作物以外の草の生育が旺盛で、とうもろこしや大豆の生育に悪影響があったと思われる。
天候の影響もあるので、一概にライ麦による栽培での影響により生育不良だったのか、はなんとも言えない。

Q.除草は楽になりましたか?また、ライ麦による草の抑制についてはどう思いますか?
A.初期段階では、ある程度、草は抑草できたが、ギシギシなどの根が太いものやクローバーなどの地面を這うものを抑えきれず、

Q.ライ麦カバークロップ栽培に関して良い点を教えてください
A.地表面の保湿。今年は雨が少ないと言われていたが、不耕起、地表面を有機物でカバーしていた場所は常に湿っていて、潤っていた。
その代わり、作物以外の草も旺盛に。

Q.ライ麦カバークロップ栽培に関して問題点があれば教えてください
A.ライ麦のクリンプ後の除草方法。
クローバーなどの地際の草の除草対策。

Q.今後、耕さない農法に関する要望があれば教えてください(技術開発、種子交換など)
A.輪作について。ライ麦以外のカバークロップ方法。
刈草によるマルチの有効性など。

Q.来年の不耕起栽培はどのように行いたいですか?
A.常に地面を有機物で覆う原則を維持。
その他、輪作を加えて、常に作物が畑にある状態を維持。

Q.その他、お伝えしたいことなどがあればご自由にご記入ください
A.草積み農法による不耕起栽培。(ジャガイモ編)

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