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No.5 自然菜園シマクロズ

園主紹介

紺野茂美

2015年、保全管理していた実家の25アールの農地を引継ぎ就農。
4年前に自然農法を取り入れ、名前をそのときボス猫として君臨していたシマクロという名前を園名にした。
現在は、慣行栽培の小菊を20アール、有機栽培圃場7アール、道法栽培の果樹園5アール。



ライ麦カバークロップ区

圃場紹介

自然菜園シマクロズ

2アールは、自然栽培4年目、竹内孝功氏の提唱する自然菜園農法を導入し、草マルチと緑肥ミックスを中心に栽培するが、畝の肥料不足を改善できず、育土の難しさを痛感、2024年春から麦、豆、そば、ひまわりによるカバークロップして9月からの冬圃場として再活用する予定。
5アールは、ライ麦のカバークロップ栽培、5月20日倒して7月まで定植、ウリ科畝とナス科にして、小茄子、中玉トマト、ししとう、南蛮、きゅうり、スイカ、カボチャ他にオクラ、枝豆、バジル、マリーゴールド、サツマイモを混色する。
雑草は7月末まで抑えることができた。少雨も関係している。
草も抑えたが保湿にも効果ありで一度も冠水することもなく夏野菜が品質は悪いが収穫できた。
来年は、1mの畝に作り直して、ライ麦、ヘアリーベッチを予定し、夏野菜を刈払機で除草できる作付け幅にして作業の効率化をはかる。

不耕起の問題点について
・追肥をどうするか
・土寄せする作物にはどうするか
・芋・ねぎなど土を掘って植えるものの扱いはどうするか
・除草の作業軽減方法




ライ麦のカバークロップの活用について

Q.ライ麦の成長はどうでしたか?
A.しっかり発芽し、カバークロップとして有益だった

Q.ライ麦の圃場ではなにを栽培しましたか?
A.小茄子、ミニトマト、しし唐、なんばん、オクラ、スイカ、カボチャ、マリーゴールド、バジル、キュウリ、さつまいも、枝豆、ソルゴー、トウモロコシ

Q.作物の栽培はうまくいきましたか?
A.作付け時期が遅れなどがなければ、良好でした

Q.除草は楽になりましたか?また、ライ麦による草の抑制についてはどう思いますか?
A.5月20日に倒して、2か月後から草刈りはじめる、8月中旬から降雨もあり草が旺盛となり除草が頻繁2週間に一度、倒してすぐ作物を定植できればよかった。

Q.ライ麦カバークロップ栽培に関して良い点を教えてください
A.草を抑える、水分を一度も散水しなかった。

Q.ライ麦カバークロップ栽培に関して問題点があれば教えてください
A.追肥

Q.今後、耕さない農法に関する要望があれば教えてください(技術開発、種子交換など)
A.土壌調査を含めた技術開発、土寄せ等必要な作物の技術開発

Q.来年の不耕起栽培はどのように行いたいですか?
A.平畝に作り直し明渠のみの夏用不耕起栽培圃場、冬向けは春に混種のカバークロップ播種(来春予定)

Q.その他、お伝えしたいことなどがあればご自由にご記入ください
A.ライムギの趣旨が高いのでみんなで趣旨を作付けしてシェアする

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