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福島魂が大熱狂!市内を大歓声とともに大わらじが行く!

内容

福島市になじみのない私が福島市の有名な祭りであるわらじまつりにはじめて訪れてみました。わらじまつりとは何か、どのようなまつりでどのような感じなのか?福島市で行われるわらじまつりを紹介します。

福島市の祭り

皆さんは福島市の祭りと考えると何を思い浮かべますか?多くの方はわらじまつりを思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。今年の8月4日・5日・6日に行われた第54回わらじまつりはコロナ前の輪踊り形式に戻して開催されました。今回私が8月4日に訪れた様子を紹介します。

わらじまつりとは何か?


古くから歌枕で知られる信夫山は、福島市の中央部に位置し、月山、湯殿山、羽黒山の三山が良く知られています。その信夫山にある羽黒神社の大わらじ(長さ12m)は日本一と称され、古来より健脚を願って毎年2月の暁まいりにおいて奉納されています。大わらじは、昔羽黒神社に仁王門があり、安置されていた仁王様の大きさにあったわらじを作って奉納したのが始まりと言われています。その後伊勢参拝などの長旅に出かける人々が健脚、旅の安全などを祈って奉納するようになりました。近年は無病息災、五穀豊穣、家内安全、商売繁盛も願っています。毎年2月の暁まいりは江戸時代から400年にわたり受け継がれた伝統あるお祭りで、大わらじが奉納されます。福島わらじまつりは暁まいりに由来し、日本一の大わらじの伝統を守り、郷土意識の高揚と東北の短い夏を楽しみ、市民の憩いの場を提供する祭りとして例年8月第一金曜日から日曜日に実施しております。また大わらじを奉納することにより暁まいりに奉納された大わらじと合わせて一足分とすることで、より一層の健脚を祈願する意味も込められています。

実際の様子

大わらじパレード

今年の第54回わらじまつりは、8月4日・5日・6日に行われコロナ前の輪踊り形式に戻して開催されました。私が訪れたのは8月4日の開催初日でした。当日の時間と主なプログラムを紹介します。

・17時30分  絆パレード(福島信用金庫本店前~吾妻通り交差点まで)
        東北絆祭りでの演舞と同じ「大わらじ、踊り手、太鼓隊に                               よるパレード形式の演舞」が披露されました。まだ本番前                               の薄暗い時間帯でしたが既に多くに人が沿道に詰めかけて                               いました。パレードの最後に行われた大わらじの引き回し                               は大勢の男たちがわらじを担いで徐々にスピードを上げな                               がら回転しておりとても迫力がありました。

・18時35分 わらじ踊り第1部、大わらじパレード、創作わらじパレード
       多くの企業や団体、大学が参加しておりパレードの後半の10                           分間は今年初めて創作ダンスが取り入れられ、それぞれがオ                           リジナルの踊りを披露していました。
・19時5分  一部表彰式

・19時20分 わらじ踊り2部、大わらじパレード、創作わらじパレード
       第2部は参加する企業や団体や大学を入れ替えて行われた。                              第1部と同じように創作ダンスが行われました。
・19時50分 二部表彰式
・20時5分 終了

感想

わらじまつりは暁まいりに由来し、日本一の大わらじの伝統を守り、郷土意識の高揚と東北の短い夏を楽しみ、市民の憩いの場を提供する祭りです。およそ12mの大わらじを大勢の男たちが担いで練り歩き、さまざまな衣装に身を包んだ踊り手が「わっしょい!」の掛け声とともにわらじ踊りを披露する様子は圧巻でした。実際に訪れて、思っていたよりも大勢の人が訪れており非常に熱気がありました。地元の人々や観光客、海外からの観光客も訪れており地元の特産品を提供する屋台や出店も出店していました。わらじまつりは地元の方々の熱意やおもてなしの心を感じることができる素晴らしい祭りでした。来年も訪れてみたいと思いました。

最後に

皆さんはわらじまつりについてどのような印象を持ちましたか?実際に訪れて熱い熱気を感じてみてはいかがですか。

著者 ks


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