【振り返り】4月6日のヤクルト戦について
今シーズン、1軍での初登板となった昨日のヤクルト戦について振り返りたいと思います。
同じ内容を音声でも配信しているので、読むのがメンドウな人は聞き流しも試してみてください。
初登板という感覚がなかった
本格的に先発に転向して4シーズン目を迎えました。
どのシーズンでも、初登板では「今年の始まりだから」とか「しっかりアピールしないと」とか、いつも以上に緊張感がありました。
でも今回は違ったんです。
あまり緊張しませんでした。
頭に「あれ?これ初登板なんだよな?」と浮かぶくらいです。
「緊張したらアドレナリンが出て、いつも以上にパワーを発揮できる」と思っているので、緊張感の少なさに逆に不安になりました。
立ち上がりは普通に入れたので、その不安は杞憂に過ぎなかったですね。
5回まで自分に腹が立っていた
相手先発の高梨くんが素晴らしいリズムで投げていたので、守備のリズムが攻撃に繋がっている感じでした。
自分のしたいことをそのままされてしまいましたね。
お手本にしたいくらいナイスピッチングでした。
一方の僕は5回まで毎回ランナーを出し、なんとか粘るという感じで、攻撃のリズムを作れなかったです。
粘れたのは良かったんですけどね。
松本くんにホームランを許した以外は、ゼロで終われているのに、なんか自分にイライラしてました。
投げているときにイライラすることはあまりないので、なぜイライラしたのかは気になりましたが、そのときは「なんかイライラしちゃってるなー」くらいで流してました。
負けの悔しさは過去トップクラスかも
結果そのまま負けてしまったわけですが、いつも以上に悔しかったです。
これまでたくさんの敗戦を経験してきましたが、そのなかでもトップクラスかもしれません。
「なんでこんなに悔しいんだろう?」
と自分に聞いたとき、出てきた答えの1つが「もっとできると思ってたのに…」でした。
そう考えると試合中にイライラしてしまったのにも納得できます。
「調子が良いのにどうして毎回ランナーを出してリズムをつくれないんだ」みたいな感じですかね。
そのときの自分に聞いてみないとわかりませんけど。
もしかしたら他にも原因があるかもしれません。
ですが、もし「もっとできると思っていた」ならプラスに考えれそうです。
僕は自分に自信があるほうじゃないので。
まったくボール見えなかった
今年はじめてピッチャーのボールを見ましたが、目がまったく追いつきませんでした。
高梨くんが素晴らしい球を投げていたのもありますが、めちゃめちゃ速く見えました。
バッティングも楽しみにしているのですが、もうちょっと時間かかりそうですね。
練習しなきゃ。目って大事。
僕らピッチャーは、バッターの目や脳をダマすためにいろんなことをします。
バッター目線で考えるってことは僕にとって大切な考えかたのひとつなので、もっと打席に立って吸収していきたいですね。
おわりに:「無」をめざす
東京に移動してから、本を1冊買いました。
サイエンスライターの鈴木祐さんが書かれた「無(最高の状態)」です。
これまで野球をプレーしてきて「無心」ほど良い精神状態はないと思っている僕にはピッタリの本だと思ったから買いました。
まだ途中ですが、とてもおもしろいです。
「無我を目指す、つまり自己をなくしたいんだけど、そもそも自己ってなに?」というところから始まってます。
鈴木祐さんの本はすこし言葉がむずかしいのでちゃんと理解できてるか不安になりますが、じっくり読み込んで自分の一部にしていきたいと思います。
行動あるのみ。
つぎも頑張ります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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