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やろうと思っていることがなかなかできない人へ

頭では「こうなったら良いな」とか「こうなりたいな」と考えていても、なかなかそれができない・・・。誰でもそんな経験があると思います。

そういう経験が何度も重なると「思ってもどうせ叶わない」と考えてしまいがちですが、そうなってしまうと負のスパイラルに陥ってしまい、ますます上手くいかない方向に進んでしまいます。こういう時に大切なのは「やろうと思えばできる!」ということを理解し、自分自身の持っている力を信じることです。

自分自身を信じるためのコツ

すべての人は、自分では信じられないような大きな力を秘めています。それが潜在能力です。一般的に、能力があると言われている人とそうでない人の違いは、その人が持っている能力の大きさの違いではなく、その能力をどの程度使いこなせているかです。

その「使いこなせる割合」を決めているのがあなた自身の意識。人は自分の過去の経験からできる・できないを判断するので、それまでに全く経験していないことや、経験はしているけど、それよりも大きな目標を立てようとすると「自分にはできない」と思ってしまいがちです。

ビジネスで成功したい、何かを達成したいと思った時、最も大切なことのひとつが「自分はそれを達成できる」と信じること。そうは言っても、やったことがない事を「できる!」と思うのはなかなか難しいものです。そこで、そんな時に使えるちょっとしたコツをお伝えしましょう。

A:やりたいけどできていない事をイメージする

まず「達成したいけどできていないこと」をイメージします。やればできるかもしれないけど、いままでなかなかできなかったようなことです。

例:あと10kgダイエットしたい

B:できたら良いけど、自分ではどうにもならないこと

次に「それができたら嬉しいな」と思うことをイメージします。今の自分にはどうしようもないことで、もしも目の前に神様が来て「おまえの夢をひとつだけ叶えてやろう」と言ったらお願いしたいようなことです。

例:豪華客船で世界一周の旅がしたい

こんな感じです。

あなたはそれを達成する能力を既に持っている

さて、それでは質問です。もしも目の前に神様・・・でなくてもいいです、だれかお金持ちの人が現れてこう言ったらどうしますか?

「今から3ヶ月で10kgダイエットできたら、豪華客船で世界一周の旅をプレゼントしよう!」

私なら間違いなくやります(笑)。期限が3ヶ月ではなく、1ヶ月でも絶対やります。間違いありません。
あなたも、上の例の自分のことに置き換えてみてください。どうですか?絶対にできると思いませんか?

ここでわかって欲しいことは、「10kgのダイエット」は今の自分でも充分達成できることだということです。要するに「できなかった」のではなく「やらなかった」だけなのです。達成するだけの実力はあります。

そもそも、自分に不可能なことは「やりたい」とは思えないものです。例えば「オリンピックに出て金メダルが取りたい!」とか心の底から思えますか?思えませんよね?イメージできたということは、少なくとも達成できる可能性があるということです。

「できない」という言葉を使わないようにする

「できない」と「やらない」は、結果は同じですが、意味するところは全然違います。

・やらない:やろうと思えばできるけれど、自分の意思でやらないことを選択する。
・できない:本当はやりたいけれど、能力がないなどの理由でできない。

本当に「やりたくてもできない」こともあります。それ対して「できない」という言葉を使うのはOKです。でも、本当はやろうと思えばできるけど(10kgのダイエットもそうです)、面倒だとか、時間がないとか、大変そうだとか、なんだかんだ理由をつけて「やらない」ことを「できない」と言うのは問題です。

自分で選択しているにも関わらず、なにかのせいにする。それを続けていると、できることも次第にやらなくなり、最後にはやりいこともできなくなってしまいます。「できるけど、今はやらないことを選択する」ということを自分自身で認識することが大切です。

言葉は、その裏側にある本当の意味を正しく理解して使うことが大切です。そうすることによって、会話を通じて自分自身の持っている能力を引き出すことができて、目標の達成が早まります。私の経験上、その効果は絶大です。ぜひ今日からやってみてください。

読んでいただいてありがとうございます。何かを感じてもらえたら嬉しいです。これまでの経験について本にしようと考えています。よろしければポチッと・・・。