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読書記録・4『営繕かるかや怪異譚その弐』

外でバイクか何かがブォンブォン荒ぶった音を立てているのが怖いなーと思ってしまう、振悶亭です。こんばんは、の始まりのお時間。

今回ですね、前回読みました本の続巻読みましたよーって記事です。感想苦手、ネタバレしない方向で考えてってなると難易度高すぎて語彙力が1/3も残らないヤツですがお付き合い下さい。

営繕かるかや怪異譚その弐
角川文庫 著:小野不由美

営繕やさんがお住まいと怪異の折り合いを付けるお話の続編。短編が連なるスタイルは変わらないので、ぶっちゃけどの巻から読んでも大丈夫!ですよー。
今回はですね、怪異に魅入られちゃうお話の空気感がエロティックだったり、そりゃー怒るわって怪異サイドに感情移入してしまうようなお話があったり。怪異の幅も、人の考えも多様化してますねぇ、という印象。多様化と言っても、あり得る範囲なので「そっかそっかー、そういう事もあるよね。うんうん」と、不思議と受け入れているような、そんな感覚でした。
人ならざるモノ、人だったモノとの共存は、ちょっぴり不気味で不思議で時々せつなくて、稀に危うい事もある。それ、人と人でも同じよね?他者と交わる事ってたぶんこういう事だろな。という感覚に訴えてくるものがありました。
短編オムニバス形式で、振悶亭は個人的に「芙蓉忌」と「まさくに」がお気に入りのお話でした。

だいたいこんな感じで、次回は……官能小説以外で何か読んだら書きます。今は官能小説読んでおりますので、次の次の次ぐらいに読み終わったら、読書の事をー!それでは、また次回!
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令和5年10月13日 振悶亭めこ


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