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読書記録・3『営繕かるかや怪異譚』

お久しぶりぶりの読書記録です。今回からタイトルに読んだ本のタイトルも入れますね。分かりにくいものね、振悶亭です。

旧Twitterにてフォロワーさんにオススメ頂いた小説を読み終えました。一般小説を物凄く久しぶりに読んで、ちょっとだけ新鮮なきもち。
営繕かるかや怪異譚
角川文庫 著:小野不由美

古い城下町、家と怪異が共存するには?
という印象のオムニバス?というのかな?短編小説集。
怪異というからにはホラーなのかと言えば、そんなでもないかも知れない。人ならざる者、生きてはいないモノ達の中には現代の闇に葬られたようなモノも居たり居なかったり。
個人的には「異形のひと」は少ししんどい、僕自身も異形の人になり得るだろうし、もうやめたげてよー!「檻の外」は、あーいるいるこういう女……この人まだマシな部類よな、という気持ちになりました。
全体的に緩やかな空気感と救いのあるお話なので、読み終わった後はほんの少しだけ優しい気持ちになれます。電車乗る直前辺りにSuica落としたのか、無くしたのかした振悶亭も読み終わったらほんの少し落ち着きました。

人ならざるモノの出てくる不思議なお話、好きだなぁ。なおこれ続きもありまして、これから読んでいこうと思います。

それでは、また!
令和5年10月4日 振悶亭めこ

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