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鳥山明先生はドラゴンに乗って次のステージへ

漫画家の鳥山明先生がお亡くなりになられました。
急性硬膜下血腫のようで68歳という若さ。
時代がまた一つ幕を閉じていく様でなんとも言えない寂しさに襲われています。
そしてその訃報がネットに流れるや否や世界中からその早すぎる死を
惜しむ声がネット上を覆い、改めてその影響力を再認識。

ほよよなアラレちゃん

小学生だった頃にDrスランプアラレちゃんに出会い、
衝撃的なアニメに一気に引き込まれ
テレビでも漫画でも楽しんでいた事を思い出します。

アラレちゃんは今でいうところのAIの原型だなぁと思うのですが
天才というのは一度未来を見てきているのだろうかと思ってしまうくらい
一般人には想像出来ない世界を既に作り上げているのですよね。

鳥山先生の漫画はとにかく画力が素晴らしい。
繊細で丁寧に描かれているのに可愛らしく親しみやすいキャラクター設定が
とてもお上手でした。

アラレちゃんが大ヒットする中で
鳥山明=アラレちゃんかと思いきや
程なくしてドラゴンボールが発表され瞬く間に大ヒット。
あれだけの画力がありながらドラゴンボールでは街中での戦いを描くと
その街並みを描くのが面倒だからという理由で荒野にフューチャーした
場所を設定したという逸話が残っています。
なんだか人間味があっていいですよね(笑)

荒野の中の可愛い悟空

正直ドラゴンボールは途中で観るのを辞めてしまったのですが
それは自分が思春期に差し掛かったというのもあり、
アニメというものから遠ざかった事が理由のひとつだったように思います。

ただふと気がつくとドラゴンボールはどんどん映画化もされ
シリーズも沢山追加され気がつくと可愛らしかった悟空は
立派なお父さんになり、男らしく逞しい風貌に変化。

可愛らしかった悟空は男らしく逞しい青年へ成長

そしてその頃からでしょうか、海外でもドラゴンボールが大人気となったのです。

日本のアニメが注目されるきっかけとなったのが
ドラゴンボールでそれを皮切りに
日本のアニメが猛スピードで
世界に浸透していったと記憶しています。

ドラゴンクエストなどの
ゲームキャラクターのデザインも
手掛けられていた先生。
ドラクエは殆どやった経験もなく
アラレちゃんもドラゴンボールも
しっかり観てきたわけでもないのに
その偉大さはネットで検索するまでもなく
理解出来ているというのが
本当に偉大な人の特徴である様に思います。

日本のアニメ界のレジェンドとしてその名を轟かせた鳥山先生。

奇しくも辰年のこの年に逝ってしまわれました。
今頃、ドラゴンに乗って空を悠々と飛んでいるのでしょうか。

心よりご冥福をお祈りすると共に
感謝を込めてありがとうございましたと言わせて頂きます。

合掌

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