これまでいくつものメンヘラちゃん救済記事を書いてきた私。
私自身が若い頃酷いメンヘラで告白されては振られ、メンヘラになるという
ルーティーンを繰り返してきたからこそこれらの記事を書いてきた。

そしてその度にまずは自立をしなくては行けないとか
彼とのお別れを覚悟しなくちゃいけないとか色々言ってきた。

でもきっとこれを読んでいる皆様は

「別れなくちゃいけないことは
　わかっているけど別れられないから悩んでいる」

というだろう。

では何故別れられないのか。

それはきっと今まで彼に使ってきた時間や労力、お金、
そして何より彼を選び、
信じてきた自分を否定することが怖いからなのだ。

それはもはや彼への愛ではなく「執着」にすぎない。

「いや、そんなことは分かってるけど
　彼と別れたら一生誰とも付き合えない」

と泣く方が沢山いらっしゃる。
かつて私もそうだった。
彼と別れたらもうこんなに好きな人は現れないと本気で思っていたし
人生終わったと茫然自失状態だった。

でもできるんです、確実に。

人は痛みを忘れる生き物。
忘れられるから生きていけるんです。

でもでも・・・・・
という声が聞こえて来そうなので今日は少し別の角度から
お話をしていこうと思う。

それはお別れまでの行動のテンプレ。

この恋愛に未来がないと思えたら
自分は大切にされていないと思えたら
もうそれは自分からお別れを告げなくてはならない。
そのことを許してしまうと
彼はどんどん貴女を雑に扱うし
現状悪化は避けられない。

でもなんだか悔しい・・・・

時間や
労力や
お金。
若くて綺麗な自分。

それを惜しみなく与えてきたのに
引き下がるようで
諦めるようで
負けた様な気持ちになって
手放せない。

でも違うんです。

貴女は負けたのでなく
新しいステージへ上がるんです。
むしろ勝ってます。

彼という呪縛を自分で解いて
アップグレードした自分になるために
不要なものを切り捨て
身軽になるんです。

山を登る時もできるだけ荷物が軽い方が
足取りも軽く登りやすいですよね？
それと同じで貴女を大切にしない彼がいては
前にも上にもいけないんです。

それでもどうしても彼から離れられないという貴女は
それはそれで仕方がありません。
それだけ貴女自身の意思が強いのなら
恐らくお友達の忠告も耳に入らないでしょうし
ましてや活字だけの私の言葉など入るはずもありませんから。
但し彼のそばを離れないと決めたのなら
もう彼に対する不満も文句もなしです。
だってそういう彼を選び、
その場所に留まると決めたのは貴女自身なのですから。

文句を言ったところで彼は変わりません。
変わるどころか貴女を鬱陶しいと思い
更に雑に扱うでしょう。
そんなことをされ続けたら自己肯定感はどんどん下がり
貴女の魅力は目減りしてしまいます。

若くて美しい時期は人生において
ほんの一瞬の幻の様なもの。

その時間をどう使うかは貴女次第で
大きく人生は変わっていくんです。

20代や30代の方々にとって50代や60代の人生なんて
全く想像つかないと思います。
おばさんでありおじさんであり
もしかしたらおばあちゃん扱いかもしれません（笑）

でもそんなズブズブのおばさんになってしまった私にも
若かった時代がありその頃は若さを当たり前だと思い
老いていく本当の恐ろしさを何も分かっていなかった。
30歳になったくらいで

「三十路になっちゃった〜〜〜」

と大騒ぎ。

今の私からすると失笑もの。

女の30代なんて1番の女盛りですよ。
最高に女性が輝く時期です。

でもあっという間に40歳になり50歳になり
気づけば還暦です。

10年というのは長くて短く
人生は一瞬です。
そうやって考えた時
自分のことを大切にしてくれない人の事で
悩んでいる時間は本当に惜しい。
勿体なさすぎるんです。

でも1度は大好きになった人。
大好きになってくれたであろう人。
楽しい時間を共有し
美味しいものを食べたり
笑ったり愛し合ったりした人。
沢山の思い出と
自分の全てを見せているような関係の中で
それを失うということがどれほどの痛みを伴うのか
私にはよくわかります。

だって経験してきましたから。

もうね、傷だらけですよ。

だったらせめてお別れを美しくして
彼に

「あ、勿体ないことしたかも」
「いい彼女だったかも」

と思わせてやりましょうよ。

この後の記事ではその具体的な方法について
お話をしています。