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回転ニュース5月号_フルカイテン設立12周年記念🎉代表取締役CEO・瀬川インタビュー!Myデスク紹介、みんなのランチ、今月のお誕生日など

こんにちは!フルカイテン・広報の斉藤です。今回は弊社設立12周年のスペシャル号です。この記事のサムネイル画像は、弊社代表・瀬川が起業したきっかけになった風船をモチーフにしてみました🎈

この回転ニュースは「フルカイテンの”人”がわかる!」をテーマに運営しています。これから弊社は事業の成長に伴い、沢山の仲間が入社するだろうと思います。社員が増えれば、「どんな人なんだろう?」や「みんな何を考えているのかな?」などと思うことも増えるのではないでしょうか。どんな時でも目線を合わせやすいように、この社内報が一助になればと思います。それでは、スタート!


第29回_個人インタビュー「弊社代表・瀬川」

左:瀬川 右:筆者(斉藤)

今回の個人インタビューは、弊社代表の瀬川です。2024年5月7日に弊社は設立12年目を迎えます。今回は瀬川にこの12年間についてや社員に伝えたい思いなども聞きました。

瀬川が考える組織に関してや、社員に向けて「ハッスルして爆発してほしい!」と話す真意も分かる記事ですので、最後まで楽しんでいただけると嬉しいです。

四季の変化を五感で感じられる、長野県伊那市

【斉藤】今日はありがとうございます!5月号の社内報は、弊社の設立記念日に合わせて瀬川さんに取材を依頼すると決めていました。2022年10月に本社がある大阪から長野県伊那市に教育移住をされましたが、近況はいかがですか?

【瀬川】伊那市はとても暮らしやすいです!ここに住むと他へ引っ越ししようという気持ちにはなりづらいです。

瀬川の移住に関してはこちらからご覧になれます。

【斉藤】あみ(宮本 ※弊社社員で瀬川の妻)さんのX(旧Twitter)を見ると、伊那の自然豊かな写真が投稿されていて、あの景色を日常的に見られるのは大きな価値だと思いました。

【瀬川】そうですね!4月中旬に桜が満開だったので、社内に「伊那に来ませんか?」と連絡をして集まった数人がワーケーションに来てくれました。

ワーケーションに来た面々
満開の桜の中で撮影!

今回は採用という観点で、弊社の良いところを深掘りするワークショップを行いました。「皆こんなことを思ってるんやな!」というのがあぶり出されてとても良い機会になりました。
私のような創業社長は自分しか理解できないプレッシャーを受けるので、孤独を感じる時も少なくありません。そんな中で、皆の思いをあの場で知ることができて勇気づけられましたし、私は良い仲間に恵まれたと思いました。 

ワークショップの様子。弊社伊那オフィスにて

【斉藤】良い時間を過ごせたのですね!私は取材で2回伊那市に出張したことがありますが、またワーケーションの機会があれば行ってみたいです。

【瀬川】次回は2024年6月に一泊二日で『ほたる祭り』をメインにしたワーケーションを企画しています。伊那には日本一の蛍の里があり、蛍との距離もとても近いです。
数万匹の蛍が舞う中を歩いた経験は、確実に死ぬまで記憶に残るだろうと思います。

伊那でのワーケーションは、普段都会で頑張ってくれている社員の皆に、都会ではできないようなことを体験してもらいたいと思っています。

ワーケーションでは『ノーアジェンダ』が大事です。普段の業務の中で、オンラインミーティングをする際は話し合うアジェンダ(議題)の整理や事前に議題の確認をすると思います。

そうすると、そのアジェンダを元にタスクベースの会話になるので相手がどのようなことを考えているかを感じられにくくなることがあります。

【斉藤】確かに、オンラインミーティングでは雑談はそぎ落とされる傾向がありますね。

【瀬川】はい。オンラインは極めて効率は良いですが、効率だけを重視してしまうと組織はもろくなります。もし、同じアジェンダを共有していてもお互いの意見が対立することが起こった時に、そのアジェンダ以外での結びつきがなかったら、2人はぶつかったまま終わってしまうかもしれません。ですのでノーアジェンダの時間を意図的に作ることは大事なことだと思っています。

伊那市のあれだけの自然の中にポンと入ると、色々と考えてることが勝手に抜けていく『脳のデトックス』が起きます。
2024年4月にワーケーションに来てくれた社員の皆も、自然の中にポンと置かれると自然の雄大さに圧倒されて会話が無くなる瞬間がありました。これが脳のデトックスで、 その状態でふと会話が始まる瞬間があってそれがノーアジェンダなんです。

【斉藤】そういう時にその人が考えている事や、「こんなものの捉え方をするのだなぁ!」というのが垣間見えるのでしょうね。

【瀬川】そうです!普段アジェンダのある場とそうでない場でのその人の様子を、五感で感じられるような人間関係が生まれていきます。このような場が用意されていると組織は強くなると思っています。

これに関連する話ですが、リモートとオフラインはどちらがよいのかという二元論は良くないと思っています。大手企業が出社に切り替えたというニュースを目にしますが、それを真に受けるのではなく大事なのは『自分たちにとって何がよいのか』です。

【斉藤】リモートとオフラインは両方の良さがあるので、上手に使い分けをしたいですよね。弊社はコロナ渦をきっかけにリモートに切り替えましたが、リモートでの工夫のしどころはありますか?

【瀬川】ワーケーションではノーアジェンダが大事と言いましたが、リモートではいかに具体的なアジェンダを用意するかが最も重要な条件だと思っています。アジェンダが具体的なら五感で感じなくても、誰が何をいつまでにするかや結果を踏まえて次の打ち手も話し合うことができます。アジェンダの抽象度が高い状態でオンラインミーティングをすると、何を話して良いか分からなくなり効率も低下します。ですので、アジェンダの具体化は会議のオーナーに求められる能力です。

弊社は議事録文化が根付いているので、アジェンダの明確化は皆がきっちりと実践していると思います。だからリモートが成り立っています。

【斉藤】アジェンダの重要性は理解できました。同時に、リモートだからこそ、ノーアジェンダの場を意識的に設けることが大事ですよね?

【瀬川】そうです。アジェンダが具体的な場合に考え方の違いでぶつかる瞬間があること自体は悪いことではないと思います。なぜなら同じゴールを目指している中での衝突だからです。

ですが、アジェンダありきのやりとりしかしていない人同士がぶつかると、修復できなくなる可能性もあると思います。これは組織にとってマイナスです。アジェンダありきとノーアジェンダをうまくバランスさせるような経営ができる環境を作ることでリモートは成立します。

会社設立12年を振り返って「倒産危機は今も鮮明に覚えている。」

【斉藤】2024年5月7日で弊社は設立12年目になります。この12年間を振り返って特に印象に残っていることを教えてください。

【瀬川】この12年間で数度訪れた倒産危機が印象に残っています。現在のFULL KAITEN事業にピボットする前はベビー服EC事業をしていましたが、その際の3度の倒産危機はメディアでも多数取り上げて頂いています。ですが、FULL KAITEN事業にピボットしてからも開発の遅延などによる倒産危機(※)があったので、全ての危機を鮮明に覚えています。

(※)2017年に最初の「FULL KAITEN ver.1」をローンチしましたが、想定していた顧客層は月商数百万円の規模の小さな企業でした。しかしふたを開けてみると、大企業から7件も問い合わせをいただき、その7社が2ヶ月のうちに全社契約してくださいました。
ですが、規模の小さな企業向けに設計したシステムなのでビッグデータに耐えうる仕組みではなかったため、システムが重くて動かず、クリックしても15分ぐらい画面に何も表示されない状態になり沢山のお叱りを頂きました。
その後、2021年までこのありえないぐらいのデータの量をどう高速に捌きながらサーバーコストも抑え、SaaSの安価な料金体系でサービス提供するにはどうしたらよいのかという研究を続けてきました。

「ケリング・ジェネレーション・アワード」ローンチイベントnoteより

例えば、2019年12月27日、朝9時の預金残高が20万円だった時もありました。
2020年1月にはマーケティングチームにショーン(岸良)が入社することが決まっているにもかかわらずです。

幸いにも、2019年12月27日の午前中に資金調達による資金が振り込まれることは決まっていましたが、FULL KAITEN事業を始めてからもこれぐらいの過酷な戦いを何度もしてきました。

【斉藤】預金残高が20万円の状況は考えただけでも血の気が引きました。大手企業から多数の引き合いを頂いたことは光栄ですが、この時は話題が先行してしまい思わぬ落とし穴があったのですね。

【瀬川】はい。契約はどんどん増えていきましたが、大手企業のデータ量に対応しきれず重くて画面が動かないので、使い始める前に解約されてしまうことが沢山ありました。この状況が2018年から2020年の3年ほど続きました。

お客様の役に立ちたくて始めた事業なのに重くて動かないから逆に迷惑をかけているわけです。
だからマーケティングと営業をストップして、ビッグデータを安価なサーバーコストで高速処理するための研究開発に調達した資金をフルベットする必要がありました。

この時期は本当に苦しくて、取締役のすぐる(加藤)さんと手分けして全国を謝罪で走り回る毎日でした。
怒鳴られましたし、使い始める前の解約もすごく多かったのですが、今その時代に解約したお客様が何社も契約して下さっています。
感謝しかないですよ。

こうして振り返ると、嬉しかったことももちろんありますが、大変なことをより鮮明に覚えているのだと思いました。そういう意味では、経営者として過ごしてきた時間はハッピーなことは多くなかったんだろうと思いますが、経営者はそれが普通なのではないかなと思います。

しんどいことの中に、ごく稀に死ぬほど嬉しいことがあるから経営者をしていられるというのが、本当の姿なのだろうなと思います。

【斉藤】それはチャレンジをしているということの裏返しでもありますね。瀬川さんが死ぬほど嬉しいと感じるのは、例えばどんなことですか?

【瀬川】お客様がFULL KAITENを活用して成果を創出したときです。「そういう支援ができるレベルの会社になったんやな!」と心から喜びを感じます。

最近、一番嬉しかったこと

【斉藤】前章で、お客様の成果創出が嬉しいと仰っていましたが、社内で嬉しいと感じたことはありますか?

【瀬川】じわじわと嬉しさを感じることがあります。それは、どんどん優秀な人が入社してくるようになっていることです。入社してくれた社員の活躍を耳にしながら毎月嬉しさを噛みしめています。嬉しさのサブスクとでも言うんでしょうかね。

ちなみに2023年に最も嬉しかったのは、元フィールドセールスの『ゴリ(河村)』復帰です。
ゴリは重い病気を患ったのですが、長い入院を経て会社に復帰してくれて、今はカスタマーサクセスとして活躍しています。ゴリ本人は恐らく「もっと働きたい!」と思っているはずですが、まだ体力面の課題があるのでもどかしさを感じているのではないかなと思います。
でも生きていることが全てですから、今のゴリにできるベストなパフォーマンスを出してくれればそれで良いと思っています。

ゴリ(河村)のインタビュー記事はこちらからご覧になれます。

数年後はベビー服ECじゃなくてIT業界に戻っているから、よろしく!

【斉藤】FULL KAITENを事業化する前のベビー服EC時代は、在庫が原因の3度の倒産危機を経験し、FULL KAITENにピボットしてからは開発の遅延による倒産危機がありました。想像を絶する苦しさと戦っておられたと思いますが、当時の自分に声をかけるとしたら何と言いますか?

【瀬川】えーっ!そうやねぇ…(笑)ベビー服時代の自分に声をかけるなら、「数年後にまたITやってるからよろしく!今の苦しさが数年後に繋がってるで。」と言うやろうね。

FULL KAITEN事業にピボットしてからのことは色々な事があるのですが、弊社のリードインベスターで社外取締役でもある高原さんに言われた言葉があります。

左:瀬川 右:高原さん 

高原さんには普段からありとあらゆることを相談していて、高原さん本人曰く「自分は高性能なサンドバックなんで!」と言っていて、高性能なサンドバックをよく使わせて貰っています。冗談はさておき、高原さんからはいつもこんな風に声をかけてもらっています。

言うても3年後、瀬川さん笑ってますから。

高原さんのいう通り、3年後には今の苦悩は笑い話になっているかもしれません。
本当にそうなっていたいですね。

【斉藤】そういえば、あみ(宮本 ※弊社社員で瀬川の妻)さんも、ベビー服時代に経験した倒産危機で以下のようなことを瀬川さんに言い続けていましたよね。

今は苦しいけど今後、「あの時チャレンジしていてよかった。」って絶対に言っていると思うよ!

あみさん

高原さんとあみさんが瀬川さんに対して伝えていることは似ていると思いました。

【瀬川】そうなんです!2人とも私に『投資』してくれています。高原さんはVCとしてお金を投資してくださっていて、あみさんは妻として私に投資してくれています。あみさんはママ友から「(起業家の妻みたいな大変なことを)なぜそんなに頑張れるのか?」と聞かれた時に、「大変なんじゃなくて、夫への投資」とリアルに答えたんですよ。
器がデカすぎるなと、自分の妻ながら思いますね。

いずれにしてもそうやって投資してくれている人たちが、「数年後、瀬川さんは笑っているから!」と思ってくれるのは、誇れることです。

【斉藤】また数年後、瀬川さんにこのようなインタビューをした時に「当時はあんなに大変だったけど、社員みんなで乗り越えられた。」と笑って話したいです。

【瀬川】そうやね。他方で、スタートアップの経営者はオンもオフもないので、ずっと会社の事を考えています。就寝中に夢で「明日のミーティングであれを聞かなあかんな。」と整理していることもしばしばあります。意識的にオンとオフを切り替えられないからこそ、長野県伊那市への移住は意味のあるものだったと思います。

移住目的は子供の教育移住でしたが、これだけ圧倒的な自然が目の前にあると否応なしに脳がデトックスされるんですよ。
分からないかもしれないけど、ものすごいストレスとプレッシャーの中にいるとこの環境のありがたさが骨身に染みるんです。苦しくても「まだまだやれるな」と思えてくるので。

自分の中に毒を持て

【斉藤】2024年3月下旬に、瀬川さんがXで以下のようにつぶやいているのを拝見しました。

この時のことを教えてください。

【瀬川】この時は色々な課題を抱えていたんですよ。人は何か物事がうまくいかない時やボトルネックにぶつかっている時に、どうしても周りの何かや他の誰かのせいにしてしまうことがありますよね。私は基本的にあらゆる矢印を自分に向けるタイプの人間なのですが、この時は悩みすぎて周りや他の誰かのせいだなと99%思っていたんです。だけど別の視点を持ちたいと思い、私の愛読書である岡本太郎大先生の『自分の中に毒を持て』という本を何となくペラペラとめくりました。

その中で一番好きなフレーズがあります。

いのちを賭けて運命と対決するのだ。そのとき、切実にぶつかるのは己自身だ。己が最大の味方であり、また敵なのである。

私は命を懸けて会社を経営していますが、切実にぶつかるのは己自身だと改めて痛感しました。つまり、上手くいかない時に周りのせいだと思ってしまうのは、己という敵に負けてる状態です。

岡本太郎大先生は『周りのせいにするくらいならまだまだ自分と向き合える!そして爆発しろ!』と言っているのだと解釈しました。

目指す組織像が言語化できた

【斉藤】2024年4月の全体朝会(全社員が参加する会議)では、経営や組織に関する大きな発表がありました。瀬川さんからは「社員を中心に置いた経営(カスケード型の組織運営)を目指す理由のお話がありましたが、方針を明確に示したのは何故ですか?

【瀬川】社員中心というのは、どのような経営者でも言いそうなフレーズだと思います。ですが、なぜそのような経営が大事かに触れる経営者は、そんなにいないのではないでしょうか。

私も心の中ではずっと社員中心の経営をすると決めて経営をしてきたのですが、なぜ社員中心なのかの言語化があまりできてなかったと気が付きました。熟考の末、社員中心の経営に関する言語化ができたので、皆が集まる朝会で話す事にしました。

社員中心経営をする理由に関する図

一般的な経営は、経営チームが目的を果たすために手段を用意し、社員は上に言われた手段をこなします。「社員は手段に従う」みたいな言い方もありますが、それです。すると社員は手段をこなすだけになり、私はこれを手段の目的化と呼んでいます。次第に手段は形骸化し目的は未達になり、経営や組織への信頼が失われていってしまいます。

正直言って、弊社もこのスタイルでやってきてしまった部分は少なからずあると思います。なのに私はもっと社員中心の経営をしたいと思っていて、行動と自分の思いのズレを感じました。このズレは特にボードメンバーを混乱させる原因になっていました。先ほど話した悩みの話はまさにこれなんですよ。

それで岡本太郎大先生のフレーズをきっかけに「誰のせいでもない。俺のせいや。」と思い至ったんです。

自分と向き合ったことで、なぜ自分が一般的な経営をしたくないと思っているか言語化ができました。

【斉藤】社員を中心に置いた経営について詳しく教えてください。

【瀬川】経営チームは目的を社員に理解してもらい、社員は目的を果たす手段を考え、たくさんの手段の中から筋が良い手段を選択します。すると、社員は手段を手段としてこなすようになるので社員の主体性が引き出されます。
次第に成功体験が生まれると働きがいに変わり、それがモチベーションに繋がります。

モチベーションというのは成功体験を積む結果として生まれるものであって、モチベーションがあるから成功できるわけではないんです。

これはよく勘違いされるところだと思っていて、チームワークの良いチームを作れば結果が出るのではなく、結果を出したからチームワークが生まれて、そういうチームだからまた結果が生まれるんです。

少し話がそれましたが、目的を達成するための手段を自分で考え選択し、主体的に動いて結果を出せるようになれば、間違いなくモチベーションが高まりますし、もっとやってやろうという人が増えて良いチームになりますよね。

私はカスケード型の組織はそれを実現できると考えています。

【斉藤】 瀬川さんが仰るズレに気がつけたこと自体が大きな前進だと思います。これも岡本太郎先生のおかげですか?

【瀬川】そうです!きっかけは岡本太郎大先生なので、本当に偉大な方だと思います。

「みんなでハッスルして爆発しよう!」その真意は?

【斉藤】今社員に伝えたいことはありますか?

【瀬川】前章でも話しましたが、私は社員中心の経営をこの会社の経営の仕組みとして浸透させたいと思っています。なので社員の皆には横のすり合わせをもっともっと増やして欲しいと言いたいです。

実は本当に言いたかったことは『爆発しよう』です。

【斉藤】もしかして、岡本太郎大先生の『芸術は爆発だ。』が由来していますか?

【瀬川】そうです!ですが、爆発という言葉は抽象度が高いので、ちょっと説明します。フルカイテンにとっての目的とはミッション、すなわち「世界の大量廃棄問題を解決する」です。ちょうど今フルカイテンのボードチームでは、目的に到達するための重要指標を決めるところまで出来たところです。この重要指標は、それを達成するための手段であればどんな手段を講じても良い(非合法は除く)という、いわば走っても良い道幅のようなものです。

その道幅の範囲内で自由に手段を講じて欲しいと言うのが爆発の意味なのですが、爆発という表現を使っているのは、チームや入社年次や役職の違いみたいな小さな話は何一つ気にしなくて良いので思い切り戦って欲しいという意味を込めているからなんです。カスケード型の組織らしく横のすり合わせを増やして目的に向けてみんなで爆発しようぜ!という思いを込めています。

『爆発』は岡本太郎大先生の語録なので、私流に言い換えると『ハッスル』ですかね。

ミッションに到達するため、重要指標の改善にみんなでハッスルしたいです!

設立12年目を迎えて、「会社を作って良かったですか」

【斉藤】弊社の創業ストーリーで、保証協会審査官の方が瀬川さんに「社長、会社を作って良かったですか?」と聞きましたよね。あれから十数年経ちますが、今はどう思いますか?

【瀬川】命を懸けられる事業に出会えて良かったと思います。50人を超える仲間と課題に悪戦苦闘するのは、会社員を続けていたら経験できないことですし、良い人生です。

でも、もっともっともっともっと、家族を幸せにできる父親でありたいです。

皆で悪戦苦闘しながらも、螺旋階段を上るがごとく一歩ずつ前に進めていることが楽しいので、会社を作ってよかったと思います。今、私が抱えている葛藤は、自分がしたい戦いによって家族は多少なりとも疲弊しているのではないかということです。スタートアップの経営者が言うべき事なのか複雑な思いはありますが、もっと家族を大事にしたいという思いは正直言って強いです。

【斉藤】瀬川さんの思いはきっとご家族に届いていると思います。

りふれっ趣 プライベートの過ごし方

今住んでいる長野県伊那市では、お花見し放題です。

毎週おでかけしても追いつかない、伊那市の絶景

お花見の穴場も沢山あって、どこに行っても程よい混雑加減でストレスも無いです。

先日、思い立って「今日キャンプに行こう!」と決めて星降る村で有名な阿智村に行ってきました。

キャンプ場でテントを立てているところ

今年は7月まで毎月キャンプの予定が入っています!

伊那市にいると、季節の移り変わりを草木や空気、匂い、うちの家族の憩いの場であるグリーンファーム(農産物をたくさん売っている道の駅のようなところ)に並んでいる野菜や果物などからも五感で感じられます。

自宅の前につくしが大量に生えていたり、野生の水仙もそこらじゅうに生えていたりするので、春の訪れを実感しました。

野生の水仙

最近のちょっとした自慢を教えてください

車いじりが好きなので、愛車の78プラドをDIYしています。
何と30年も前の車で、既に25万キロ走っています。

瀬川の愛車

5月に天井をウッド加工にします!
これまでの実績という意味では、センターコンソール(運転席と助手席の間にある小物入れのようなもの)をウッド化して、その後、運転席と助手席の内張りもウッド加工しました。

取材後記

今回は会社設立12年目に合わせて、代表の瀬川を取材しました。
弊社は『在庫を分析する』という新しい価値を提供しており、まだまだ市場の創造や啓蒙など道半ばかもしれません。

新しい価値観を知っていただくにあたり、私が広報として欠けていたかもしれないと思ったことがありました。それは、このサービスがあることで、小売業の皆さんにどんな変化があるのか?という点です。

眉毛サロンに行くのも、サロンに行く前と後では『眉毛が綺麗に整うことで顔の印象が良くなる』というビフォーアフターが明確にあります。

在庫分析の市場創造と共に、FULL KAITENを使うと、小売業の皆さんの日々がどう変化するのかをもっとリアルに知っていただくため、ハッスルしようと思った取材でした。


New Face

「New Face」では、最近入社した社員を紹介します。今月はUIUXデザイナー・サブちゃん(北島)です。パーソナルなことを知るコーナーです。

UIUXデザイナー・サブちゃん(北島)
【出身地】
京都生まれ京都育ち。結婚後大阪で暮らしています

【どんな学生時代を過ごしたか】
クラシックピアノを習っていたので、帰宅部でピアノ練習に励んでいました

【好きな食べ物】
お菓子全般(和菓子、洋菓子、スナック菓子、駄菓子など何でも)
京都市北区紫野にある今宮神社のあぶり餅は、祖父母の家の近くだったので幼少のときよく食べていました!久々に食べたくなっていってきました

サブちゃん(北島)。あぶり餅の店先にて
あぶり餅

【好きな場所】
関西近郊の観光地、動物園・サファリパーク、水族館、プチ登山(六甲山・金剛山)
去年の秋に久々に姫セン(サファリリゾート姫路セントラルパーク)に行ってめちゃめちゃ楽しかったです!
動物がご飯を食べる様子を見るのが好きです

キリンに人参をあげているところ

【苦手なもの・こと】
家事全般苦手というか好きではないです

【休日の過ごし方】

  • 娘たちとお出かけ(ショッピング、遠足、旅行)

  • 韓国ドラマの一気見

  • 家事

【入社後、フルカイテンの印象】
専門性が高く優秀な方が集まっていらっしゃる上に、FULL KAITENを良いプロダクトにしたいという情熱がすごい!

【仕事で大切にしていること】
スペシャリストとして専門性を高めつつ他の分野にも興味を持って探究心旺盛に仕事に取り組むこと。そして、一緒に仕事をして良かったと思ってもらえるような人になりたいです。

【意気込み】
「世界の大量廃棄問題を解決」を目指して、自身のスキルを活かしてプロダクトの成長に貢献したいです!まだまだ、プロダクトのこと、業界のことを勉強中ですが、どうぞよろしくお願いします。


みんなのランチ

新コーナーです!弊社はリモートワークなので、みんなが平日にどのようなランチを食べているのか気になりました。
平日によく作るメニューや、時短で作れるおすすめメニュー、おすすめ食品などをカスタマーサクセスリーダー・あかねぇ(杉山)に聞きました🍳

あかねぇ(杉山)

平日に食べているランチを紹介します!

丸大食品のスンドゥブチゲのレトルトのスープに卵、ご飯orうどん、豆腐、大阪王将のぷるもち水餃子を2、3個入れて食べるのがおすすめです。

10分ほどで完成し、腹持ちも良くカロリーも低いのでダイエット中にも適しています!

スンドゥブチゲの素を色々と試しましたが、丸大食品が一番手に入れやすく安くて良いです。

私は歯応えがある方が好きなので、うどんはカトキチの冷凍うどん、豆腐は木綿豆腐を入れています。
豆腐は包丁で切るのではなくスプーンですくって入れると断面積が増えるので味が染みやすくなって余計な洗い物も出なくて良いですよ♪

時間がない平日でもパパっと作ることができるので、皆さんも試してみてください!


Myデスク紹介

弊社はフルリモートで運営しており、拠点によって出社日がありますが、基本的には在宅で仕事をしています。このコーナーでは、自分のデスクのこだわりやお気に入りポイントなども写真を交え紹介します。今回は、フロントエンドエンジニア・でぐっちゃん(出口)です。

でぐっちゃん(出口)

<デスク全体>
デスクの上にものを置かないように、できる限り気をつけています。
整理整頓が苦手ですぐに汚してしまうからです…。
また、朝から気分よく仕事できるよう毎日仕事に入る前にデスク周りを掃除しています。
最近キーボード周りの掃除のためにハンディクリーナーを買いました。

でぐっちゃんのデスク

<キーボード>
HHKB Professional HYBRID Type-S を使ってます。
記事を書く前に改めて皆さんのデスク紹介を見直してたら、データサイエンティスト・サニー(井上)さんと全く同じものでした。

キーボードにしては結構なお値段するのですが、フルリモートで仕事をするようになってから奮発して買いました!
打鍵感もよくタイピング音が静かで、お気に入りです。
個人的にキーボード叩いたときのカチャカチャ音があまり好きではないので、うるさくないところが一番好きです。
Type-S は Silent の S という意味もあるんですが、キーボードに吸振シートを貼ってさらに静かになるようにしています。

<パームレスト>(※パソコンのキーボードを使用するときに手首を乗せることで、手首の疲労軽減に繋がる)
購入したものではなく、前職の同僚に木工が得意な方がいて「こういうのが欲しい!」と発注して作っていただきました。
UAMOU (https://www.instagram.com/uamou/) というキャラクターが好きなんですが、それを中央に彫ってもらっています。
キーボードの高さを計算して作ってもらったので、手首も疲れず、可愛くて見るたびテンションあがるので、一番お気に入りです!

愛用しているパームレスト

回転書店

自分が好きな本や、最近読んで面白かった本を紹介するコーナーです。
今回はバックエンドエンジニア・北斗(齊藤)が伊藤計劃著『ハーモニー』を紹介します。

『WatchMe』と呼ばれるシステムとナノマシンによってほぼ国民全員の健康が管理されており、
アルコールや煙草などの「有害物質」はもちろん、怪我や病気も過剰に排斥された近未来の地球。
そんな世界で突如全世界で同時に集団自殺が発生する、という物騒な話です。
とても豊かなはずなのに漂うディストピア感、随所に差し込まれるHTMLのようなタグ、登場人物の名前の異質さなど、読んでいてワクワクするポイントが盛りだくさんです。

とても"健康的な"世界ですが行き過ぎた利便性と幸福度は結び付かないのだろうなと思います。
少なくとも私は24時間ナノマシンに健康状態をチェックされていたら、ストレスでそれこそ体調を崩しそうです。
ラーメンを食べて替え玉するだけで怒られそうですし、夜にコンビニに行ってアイスを食べても怒られそうです。自由が一番ですね!

話は逸れましたが、本作は『虐殺器官』、そして『屍者の帝国』を合わせた3部作となっています。
良ければ是非読んでみてください。


CEO瀬川一家の長野移住日記

2022年10月末に弊社CEO瀬川一家が、本社を構える大阪市から長野県伊那市に移住しました。毎月、日記形式でその様子をお届けします。執筆は瀬川の妻でフルカイテン社員のあみ(宮本)さんが担当しています。

先日、斑尾高原キャンプ場へ家族で2泊3日のキャンプへ行ってきました!
小6の長女と人生初のジップラインに挑戦。140メートルの距離を飛びました。

冬季はゲレンデとして利用している山の中、飛ぶのはとても爽快感がありクセになりそうでした!そして標高1000メートル越えの山の中、日陰も無くて火傷並みに日焼けしました。

写真左があみ(宮本)

夕食は子供達がメニューを考えて買い出しからお任せしたハンバーガー。
とても美味しかったです。キャンプを始めて5年になりますが、設営や撤収でも戦力になり、キャンプの度に子供の成長を感じられます。

手作りのハンバーガー

子供が楽しんでくれるうちは、いつまでも家族キャンプに行きたいなぁと思います。
長野にはステキなキャンプ場が数えきれないほどあるので、まだまだ楽しめそうです!

キャンプ場で撮影した夕日

今月のお誕生日

今月は6名います!それぞれコメントをいただきました。

きりちゃん(岡崎)_マーケティング
最近ついに、若い子たちの流行についていけなくなってきました。
健康第一で、仕事もプライベートも色々チャレンジする1年にしたいと思います!

きりちゃん(岡崎)

サニー(井上)_データサイエンティスト
33歳になりました。
よく実年齢より年上に見られるのですが、30歳を超えてからやっと顔と実年齢が一致してきた感じがします。
最近自動昇降デスクを購入したので、より一層生産性を上げて行きたいと思います。
今年もよろしくお願いします。

サニー(井上)

すぐる(加藤)_取締役CPO
今年の私のテーマは、「感謝力」。
去年のテーマの「ごきげん力」に加え、感謝の気持ちいっぱいで過ごしていこうと思います!
うまくいっていないなぁという状態を振り返ってみると大概の場合、感謝が足りていないんですよね。私の場合。
裏返すと感謝を忘れないようにすれば、すべてがうまくいくという単純な発想です!
感謝いっぱいの良い一年にします!

すぐる(加藤)

ちなっちゃん(太田)_カスタマーサクセス
今月で30代に突入しました!(まだ20代だったの?の声が聞こえそうですが…)
去年はフルカイテンへの入社という大きな転機がありましたが、皆様のおかげで充実した日々を過ごせました!
欲しいものはマイホーム🏡です笑
週末に物件見学に行ったりしています!

ちなっちゃん(太田)

Y(横井)_運用グループマネージャー
運用グループとしては去年から今年にかけて開発環境の改善やコスト削減に取り組んできて成果が出せたかなと思っています。来るべきIPOに向けて取り組みを進めていきますね。
去年の抱負?通りに車を買い替えましたのでドライブ三昧にしたいと思います。

Y(横井)

ひろし(粂)_フロントエンドエンジニア
1年前、技術面での抱負とボクシングによる体力向上の抱負を書きました。
どちらも螺旋階段的に継続中です。
最近は自分なりの理解の型や言語化力をどう引き上げていくか、をテーマに感じています。
プライベートでは試合に出たことで、経験しないと分からない発見が色々とありました。物事はとっとと打席に立つ、に限りますね。
それもあり、今年はもっと「行動力」を発揮する1年にしていきたいです。

ひろし(粂)

編集後記

先日、高校生の姪っ子から「あっちゃん(筆者)、TWICEのライブ行こう!」と誘われたので、張り切ってTWICEのファンクラブに入会しました!

今年の夏に横浜や東京、大阪でも『TWICE 5TH WORLD TOUR ‘READY TO BE’ 』を開催するので、何としても参戦したいのですが、もの凄い倍率です…😭

抽選に当たるかは神頼みですが、今回一番驚いたのはペンライトの進化です。
なんと、運営側が遠隔操作で光る色などを制御する機能があるそうです!

私は初めて知ったのですが、皆さんご存じでしたか?
演出に合わせて皆が同じ色で光ったら凄い景色になるだろうなとワクワクしました。

新しいことを始めると、今まで知らなかったことに出会えて良いなと思います。

ここまで読んで下さりありがとうございます。
今までの社内報はこちらでご覧になれます。


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