満月カルテット

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lifelog 2024-spring

2024年の晩冬から春にかけて、27枚撮りのインスタントカメラ(写ルンです)を順番にまわして、メンバーそれぞれのライフログを記録しました。 撮った写真が現像するまで見れないので、暗かったり意図した通りの画角でなかったりもしましたが、その分「正直なログ」になったのではないかと思います。 Yuki Horisaka2023年2月から1年間続けた吉祥寺ブックマンションの棚主、最後の店番の日でした。たった1年だけ、しかもお店番は数回だったはずなのに、こうして写真で見ると、懐かしさ

    • 2023.12.20『7.48』 - プログラムノート

      2023年、最後の満月カルテットの公演にお越しいただき誠にありがとうございます。あっという間に気づけば年の瀬、みなさまにとってどんな一年になりましたか。世間ではコロナが5類に移行し、すっかり日常を取り戻したように感じます。会場でお配りするZINEにも書きましたが、私たちにとって今年は活動を「深める」一年となりました。その締めくくりの公演として、タップダンサーの村田正樹さんをゲストにお迎えします。 公演の前半は、3つのテーマに沿ってそれぞれ10分くらいのパフォーマンスを行いま

      • 2023.05.04 『花月の旅の演奏会』 - プログラムノート

        はじめまして、満月カルテットです。 私たちは東京を中心に活動している、音楽と身体表現による4人組です。今年で活動3年目になります。 私たちは主に即興で舞台を作り上げるのですが、みんなで即興をするにあたり、しばしばテーマを設定します。それはクジラやペチカのような具体的な物事から、冬銀河といった抽象的なイメージ、あるいは絵画や文学作品を取り上げることもあります。 普段はプログラムノートに取り組むテーマの説明や、選んだ背景などを書いているのですが、本公演は画家の若林哲博さんと

        • 2023.4.30『10.20』 - プログラムノート

          はじめまして、満月カルテットの田中慎太郎です。まだまだ実験段階ですが、公演のプログラムノートをnoteに公開してみようと思います。今回はプログラムノートと言っても、曲目を順に書くのではなく、取り上げるテーマとそれを選んだ背景についてざっくり書いてみようと思います。私たちの作る舞台のイメージの手引きとして読んでいただけると幸いです。 今回の公演にあたり、満月カルテットは和歌集・詩文集から歌を持ち寄りテーマとすることにしました。そもそも、ゲストとして一緒に演奏していただく石川高