Report No.24 Mon 20th Nov – Fri 24 Nov 2023

まとめ 主要指数はTight Action から上にBreak out したが、週後半は連休により薄商いでほぼ動きがな かった。現在5dmaに沿って推移しているが、11/14のHVCラインに10dmaが追い付いており 来週にtestする優位性が高い。しかし上に動いたとしてもすぐに複数のレジスタンスが控えて おり、市場最高値を月足レベルで出来高を伴なってBreak outするまでは油断禁物である。短期 的には10dmaまたは21dmaへのPull backからの上昇優位性が高い。この調整期間中に10dma へのFirst test を完了させ上昇再開する先導株候補に注目したい。 オイル関連を中心とした資源Groupからの資金流出は継続しており、続いて農作物関連(DBA)か ら明確に大きな資金流出が生じた。市場は景気後退を織り込んだ動きをしている。一方でLNG 船舶関連は未だに高値圏を維持しており急騰していることに注意したい。 フォロースルーからの資金のローテーションの流れをおさらいすると、 オイル関連からの資金流出とSoftwareを中心とした一部の若い中小型株への大きな資金流入か らはじまり、続いて大型株への資金流入、農作物関連からの資金流出が生じた。出遅れている Russel2000 が Tight Action から 200dma を Upper cut して次のステージへ進むにはテクノロジー以 外のより幅広い中小型への資金流入がキーポイントである。 個別株のベースBreak outは機能しており、AI関連のSoftwareとCHIPSのみではなく幅を拡大し ている。現在はBreak outの初期段階であり、焦ることなく規律を守りEdgeが整ったらルール に沿って購入していく。また、現在の上昇サイクルにおいてNVDAの動きが市場に与える影響 は金曜日の動きをみても明らかであるため注視したい。 メディアや一般大衆の間では景気後退による暴落系のワードが見られるようになったが、テー プの声に従うのみ。今月足が失速しないか確認することは重要であり、市場を先導している Technology ETF(XLK)の月足が市場最高値の Pivot level を出来高を伴なって終値でBreak out できる のか注目している。出来高を伴なわずにPivot 上で引けた場合レジサポ転換を試しにくるのが自 然であろう。しかし、これらすべての予測は推測にすぎない、何が起きてもおかしくないとい うことを肝に銘じて来週も楽しもう。

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※DV Score順、全てRSzoneとアキュムレーションをクリアしている。

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