いつも思う

月明かり色に染まる雪を
小瓶に入れて持ち帰り
飾ったら…
月のかけらを
手にできるのかなと。

凛と冷えた月夜
見上げる鼓星。
赤と白の源平星が輝く。

独り
囁く声の
その白い息が
夜空に吸い込まれ
いつか
雨や雪となり
届くのだろうか

まるで
恋文の様です。
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